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Office 365 のセキュリティとコンプライアンスを強化する最新の技術革新

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対象: 新Office365 Office 365 EnterpriseOffice 365 BusinessOffice 365 Education

 

(この記事は 2014 年 10 月 28 日に Office Blogs に投稿された記事 Office 365—Our latest innovations in security and compliance の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

 

今回は、Office 365 チームのシニア プロダクト マネージャーを務める Vijay Kumar の記事をご紹介します。

 本日 TechEd Europe において、Office 365 のモバイル デバイス管理機能、データ損失防止 (DLP) テクノロジの拡張、生産性サービスにおけるファイル単位の暗号化機能など、Office 365 のセキュリティ、プライバシー、コンプライアンスに関する新たな技術革新が発表されました。

Office は世界で最も広く利用されている生産性スイートであり、その Office をはじめとした生産性サービスをグローバルに提供しているマイクロソフトでは、お客様からの信頼を得て維持し続けるためにデータ セキュリティの確保が必要不可欠であると考え、サービス運用やデータ保護の方法、そして情報を管理および保護するための統制についてスピーディな技術革新を促進するために日々取り組んでいます。

 

Office 365 のモバイルデバイス管理

業務に複数のデバイスを利用する従業員が増加する中で、企業データのセキュリティ確保は最優先の課題となっています。今回、この課題に対処するために、新しいモバイル デバイス管理 (MDM) 機能を Office 365 に直接組み込みました。2015 年第 1 四半期にロールアウトされる予定で、この新機能を利用すると、iOS、Android、Windows Phone デバイスなど、さまざまなスマートフォンやタブレット上で Office 365 のデータを管理できます。

IT 管理者は、デバイスの PIN ロックやジェイルブレイク (脱獄) の検出などのモバイル デバイス ポリシーを Office 365 管理ポータルで直接設定して管理できるようになります。Office 365 の MDM では、従業員の離職時に選択的なワイプを実行して、個人データに影響を与えずに Office 365 の企業データのみをデバイスから消去することも可能です。また、企業のメール、予定表、ドキュメントを生産性アプリではなく制約の多いオールインワン アプリで扱わなければならないような MDM ソリューションとは異なり、Office 365 の MDM は従業員が使い慣れた生産性アプリに直接組み込まれているため、ユーザー エクスペリエンスや生産性を犠牲にすることなく、ポリシーを適用して企業データのセキュリティを確保できます。

Office 365 の MDM の詳細については、こちらのブログ記事と動画 (英語)をご覧ください。

 

Office 365 やその他のアプリケーションへの DLP の拡張

Office 365 のメールにはかなり前から、機密情報を保護し、従業員が IT ポリシーの範囲内で業務を行うようにするための強力なコントロールを備えた DLP 機能が採用されていました。今回、メール以外の Office 365 サービスやその他の Office アプリケーションにも DLP 機能が拡張され、メール、OneDrive for Business、SharePoint Online、Windows ファイル サーバー、ファイル内など、Office 365 内のどの場所に保存、共有されているかにかかわらず、コンテンツを保護できるようになりました。

2015 年第 1 四半期以降、IT 管理者はあらゆるサービスやアプリケーションに対して Office 365 のコンプライアンス センターから一元的に DLP ポリシーを適用、管理できるようになります。そのため、エンド ユーザーはリアルタイムに表示されるポリシー ヒントを通じて状況を確認できます。まず年内に SharePoint Online と OneDrive for Business へのポリシー アクションの適用とトレーニングの利用が可能になり、来年早々にはさらに充実したコントロールが提供される予定です。

Office 全体だけでなく、より広範なマイクロソフトのエコシステムへの DLP 拡張を目指すマイクロソフトのビジョンの詳細については、こちらのブログ記事と動画 (英語)をご覧ください。

 

ファイル単位の暗号化を利用した保存データの高度な暗号化

今春、マイクロソフトは SharePoint と OneDrive for Business のファイル暗号化機能をさらに充実させる予定があると発表しました。そして今回、SharePoint Online と OneDrive for Business に、保存データの高度な暗号化機能としてファイル単位の暗号化機能がロールアウトされました。ファイル単位の暗号化では、固有キーを利用して、SharePoint Online や OneDrive for Business に保存されている個々のファイルをすべて暗号化します。また、以降に更新されたファイルも、それぞれ追加の固有キーを利用して暗号化されます。このきめ細かい暗号化により、コンテンツへの不正アクセスのリスクが大幅に低減されます。

 

業界標準および規制による信頼性とコンプライアンスの確保

MDM や DLP によるセキュリティの強化と制御性の向上以外に、マイクロソフトでは Office 365 が最も厳格な業界標準および規制に適合するための取り組みも継続的に進めています。Office 365 は ISO 27001 などの主要な国際標準および認定に準拠し、SOC 1 および SOC 2 報告書を作成して定期的な SSAE 16 監査を受けているほか、お客様と EU モデル契約条項を締結しています。また、CJIS や最近では IRS 1075 (英語)を順守しなければならない政府機関のお客様などのために、特定の業界標準および規制へのコンプライアンスにも対応しています。

 

プライバシー保護の取り組み

プライバシーに関する取り組みも前進を続けています。Office 365 は、国際的なデータ転送に関して欧州連合 (EU) のデータ保護当局の厳格な標準に準拠していることが第 29 条作業部会によって認められた最初の、そして現時点で唯一のクラウド サービス プロバイダーです。そして現在は、プライバシー保護の統制を確立する国際標準である ISO 27018 への準拠を進めています。

 

Office 365 セキュリティセンター

セキュリティやコンプライアンスは、任意で利用しなかったり、後から付け加えたりできるものであってはいけません。企業のお客様が日々利用しているサービスやソリューションに直接組み込む必要���あります。セキュリティやコンプライアンスは Office 365 に不可欠な要素であるため、企業の生産性向上に役立つ新たなアプリやユーザー エクスペリエンスの技術開発を進める際には、業界トップクラスのサービス機能に加えて、企業固有のセキュリティ要件およびコンプライアンス要件に対応できるように構成可能な組み込みのコントロールを提供することに重点を置いています。

この重要なトピックに関する情報は、Office 365 セキュリティ センターで公開しています。

今回ご紹介した取り組みは、まだ終わりではありません。マイクロソフトの企業文化に基づいて、今後も Office 365 の技術革新を推し進め、セキュリティ、プライバシー、コンプライアンスの機能を追加してまいります。その取り組みについては、Office 365 セキュリティ センターのコンテンツや「クラウドの内部からの話題 (英語)」のビデオ シリーズを通じてお知らせする予定です。

—Vijay Kumar


【重要】SSL 3.0 の脆弱性への対策

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(この記事は 2014 年 10 月 29 日に Office Blogs に投稿された記事 Protecting you against the SSL 3.0 vulnerabilityの翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

 

28 日の記事 でもお伝えしたように、Office 365 においてセキュリティ機能にまつわる技術革新を推し進めることは最優先課題となっています。マイクロソフトでは、データ保護の重要性を深く認識すると共に、この課題に関する対応策について、これからも皆様に広く発信していきたいと考えています。こうした取り組みの一環として、本日は、セキュリティ アドバイザリ 3009008の詳細についてお知らせいたします。このアドバイザリでは、Secure Sockets Layer (SSL) 3.0 の脆弱性によって情報漏えいが発生するおそれがある問題について解説しています。これは、業界全体にかかわる脆弱性であり、プロトコルそのものに影響を及ぼすおそれがあります。マイクロソフトの製品実装に固有のものではありません。マイクロソフトではお客様へのさらなる保護対策として、今後数か月以内に、IE における SSL 3.0 へのフォールバックを無効化すると共に、IE およびマイクロソフトのオンライン サービス全般において既定で SSL 3.0 を無効化する予定です。

2014 年 12 月 1 日より、Office 365 では SSL 3.0 のサポートが無効になります。そのため、2014 年 12 月 1 日以降に Office 365 サービスに問題なく接続するためには、すべてのクライアントとブラウザーの組み合わせにおいて TLS 1.0 以上を使用する必要があります。これに伴い、クライアントとブラウザーの組み合わせによっては、更新が必要になる場合があります。

マイクロソフトのオンライン サービスへの接続状況を分析した結果、現在も SSL 3.0 の利用を継続しているお客様はごく少数であることが判明していますが、マイクロソフトでは今回の変更についてさらなる周知を図り、SSL 3.0 が無効化される前に該当クライアントを確実に更新していただけるよう努めてまいります。

お客様および管理者の皆様には、次に挙げるような対策を講じて、クライアントでの TLS 1.0 以上の使用を徹底していただきますよう、また、SSL 3.0 を事前に無効にしていただきますよう、よろしくお願いいたします。

  • 個人のお客様は、Fix itをご利用いただけます。このツールは、サポートされているすべてのバージョンの IE に対応しており、ブラウザーで SSL 3.0 を無効化することで、今回の脆弱性からお客様を確実に保護します。
  • 管理されたデスクトップ環境をご利用のお客様向けには、こちらの TechNet 記事で、環境内に SSL 3.0 で接続しているユーザーがいないかどうかを確認する方法をご説明しています。SSL 3.0 を使用しているユーザーが見つかった場合は、セキュリティ アドバイザリ 3009008で、グループ ポリシーを適用して設定を更新する方法をご確認ください。
  • Azure をご利用のお客様は、Azure ブログでも詳細を公開していますので、ぜひご確認ください。

マイクロソフトのセキュリティへのアプローチについて、全般的な情報に関しては、Office 365 セキュリティ センターをご覧ください。

Office 365 ガレージ シリーズ: PowerShell を活用した Office 365 の管理に関する短期集中コース

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(この記事は 2014 年 10 月 22 日に Office Blogs に投稿された記事 The Garage Series for Office 365: Crash course in PowerShell for managing Office 365 の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

 

今回は Jeremy Chapman が、再び Scripting Guy の Greg Stemp をゲストに迎え、Office 365 で PowerShell を使用して実用的なタスクを実行する方法についてご紹介します。また、PowerShell を使用して、一括処理タスクを自動化する方法、サービス内のデータに対して高度なクエリを作成する方法、他のプロセスで使用するために結果をファイルに保存する方法、およびユーザー インターフェイスで実行できないいくつかの操作のデモを Greg がお見せします。これまで PowerShell による Office 365 環境の管理について学習する機会がなかった方には、シリーズ第 2 回のこの記事をきっかけとしていただければ幸いです。

(Please visit the site to view this video)

先週は全 2 回シリーズの第 1 回として、Office 365 の管理に PowerShell を使用して時間を節約する方法をご紹介しました。今週もスクリプト作成の第一人者である Greg Stemp と共に、理論を実際の場面に応用し、PowerShell を使用する必要がある一般的なタスクを実行するようすをほぼ全編にわたってお送りいたします。具体的には、次のデモをご覧に入れます。

  1. 一括処理タスクを自動化する

  2. 複数のフィルターや事前定義済みのレポートを使用して必要な情報を取得する

  3. クエリされたリストやレポート データをファイルに保存する

  4. ブラウザー ベースのユーザー インターフェイスでは表示されない操作を実行する

    今回のデモでは、複数のフィルターを使用して特定のユーザー (リモートでアクセスしているプロジェクト マネージャー) を検索し、その結果のリストをファイルに保存して購買チームに提供するという例を取り上げます。その後、購買チームが編集した最終版のユーザー リストに沿って、Project Online のプロビジョニングを行います。おわかりのとおり非常に一般的なシナリオですが、2 人以上のユーザーに対してクエリを実行する場合、PowerShell を活用することで大幅に時間を節約できます。時間の節約こそ、スクリプト作成の重要な意義であり、このシナリオでも例外ではありません。

    ビデオの最後では、PowerShell でしか実施できない、非アクティブなメールボックスの所有者の詳細なリストの管理について説明します。PowerShell からのみ実行できる操作は、Office 365 Message Encryption の設定など、多数存在します。しかし、PowerShell のみで実行可能なコマンドが一般化しているため、Office 365 エンジニアリング チームはこのようなコマンドをユーザー インターフェイスでも使用できるように徐々に変更しています。

    PowerShell を活用するようすを実際に見て学習を始めようとお考えの方は、ぜひこのビデオをご覧ください。来週のガレージ シリーズは、TechEd Barcelona からライブ ショーを配信します。TechEd にご参加の方は、ぜひお立ち寄りのうえ、ライブ ショーをご覧いただけますと幸いです。
    来週の記事にもどうぞご期待ください。

    Jeremy Chapman

    参考情報

    Windows PowerShell による Office 365 の管理 (TechNet)

    ガレージ シリーズのビデオ チャンネル (英語)

    ガレージ シリーズ第 1 期のブログ記事のアーカイブ (英語)

    Twitter で @OfficeGarage をフォローする

    Windows Phone用および Windows 8用 Office 365 ガレージ シリーズ アプリ

ガレージシリーズの司会者について

Jeremy Chapman はマイクロソフトの社員で、今後の Office のクライアントおよびサービス配信の最適化を担当するシニア開発リードを務めています。Chapman はアプリケーションの互換性、およびデプロイ自動化ツールとインフラストラクチャの参照アーキテクチャの構築に携わってきており、こうした経験が、最新のクイック実行インストールなど、Office の新しいエンタープライズ機能における優先順位決定の基礎となっています。プライベートでは、自動車改造マニアであると同時に、さまざまな言語に通じています。Greg Stemp は太平洋岸北西部の出身で、スクリプト作成の豊富な経験を持ち、TechNet のスクリプト センターの解説に携わった実績があります。これまでに TechNet で多数の PowerShell 関連の記事や技術的なドキュメントを執筆しており、また主要なテクニカル イベントやカンファレンスで積極的に講演や指導を行っています。

Office 365 ガレージ シリーズ: PowerShell を活用した Office 365 の管理に関する短期集中コース

Mac および iOS 向けの OneNote がさらに便利に

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(この記事は 2014 年 10 月 28 日に Office Blogs に投稿された記事 OneNote gets even better on Mac and iOS の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

今回は、OneNote チームのプログラム マネージャーを務める Omeed Chandra の記事をご紹介します。

2014/11/5 注記:
今回の OneNote for iOS/Mac の更新について、Office 365 における SharePoint や OneDrive for Business へのアクセスについて読者からお問い合わせをいただきましたので、「SharePoint Server のノートブックを Mac で開く」セクションの内容をアップデートしました。

秋の深まりと共に、日一日と日が短くなるのを実感する今日この頃です (少なくとも北半球では、ですが)。つまり、この時期、日差しを惜しんで少しでも長く屋外での時間を楽しみたいと思うなら、これまで以上に仕事を手早く終わらせなければならないというわけです。そんな思いにお応えすべく、iPhoneiPadMac 向けの OneNote の更新版が本日公開されました。今回のリリースでは、さまざまな情報の整理や作業効率の向上に役立つ、いくつもの新機能が用意されています。

 

ご利用のクラウド ストレージ サービスから iPhone  iPad  OneNote にファイルを追加

OneNote は、プロジェクトや授業、先々の旅行などについて、PDF や Office ファイルを含め、忘れてはならないさまざまな情報を保存するのに最適です。今回、新しい iOS 8 の機能を利用することで、クラウドに格納してある添付ファイルや印刷イメージを、OneNote から切り替えることなく簡単に挿入できるようになりました。

この機能を利用するには、iOS 8 をインストールし、クラウド ストレージを利用している必要があります。OneNote for iPad の場合は、[Insert] をタップしてから、[File] または [PDF Printout] のいずれかを選択します。OneNote for iPhone の場合は、ページの任意の場所をタップしてキーボードを立ち上げ、キーボード上部のコマンド バーにある紙クリップのアイコンをタップします。ここで、ご利用のクラウド ストレージ サービスを選択すると (一覧に表示されない場合は [Location] をタップします)、ファイルをノートに挿入することができます。

 

セクションのパスワード管理と Touch ID によるロック解除

OneNote for Windows では、プライベートな情報が他人の目に触れないように、ノートブックのセクションをパスワードで保護できる機能が以前から提供されています。OneNote for iPhone、OneNote for iPad、および OneNote for Mac については、先日、パスワード保護された既存のセクションのロック解除が行えるようになりましたが、新たにパスワード保護されたセクションを作成したり、パスワードを変更、削除したりするには、Windows PC で作業しなければなりませんでした。しかし今回、こうした作業がすべて Apple デバイスから直接実行できるようになりました。たとえば、クリスマスの買い物リストを Mac で作成したら、プレゼントの中身を好奇心旺盛な友人や家族に知られないようにパスワードで保護しておき、買い物に行った先で iPhone からリストを確認することができます。

 

iOS 8 を実行しており、かつ Touch ID 対応のデバイスを利用している場合は、もう 1 つの便利な機能が利用できます。パスワード保護されたセクションを指紋認証でロック解除できるようになったのです。セクションのロックを解除するためにパスワードを入力する際、Touch ID のスイッチをオンにすれば、それ以降は指紋認証を利用してセクションのロックを解除できるようになります (ただし、パスワードを忘れないようにしてください。パスワードを変更、削除するとき、または別のデバイスからセクションのロックを解除するときには、パスワードが必要になります)。

iPhone でのページの移動と並び替え

これまでマイクロソフトには、外出先でもノートを自由に整理できるように iPhone 向けの強力な整理機能を求める声が数多く寄せられていたため、今回そうしたご要望にお応えしました。任意のセクションでページ一覧をプルダウンすると、最終の同期時刻と [Edit] ボタンが表示されます。[Edit] をタップすると、ページを並べ替えたり、別のセクションにページを移動したり、サブページを作成したりすることができるので、ノートをよりわかりやすい形で整理できるようになります。たとえば、クイック ノート機能でアイデアを書き留めたり、興味のある Web ページをクリップしたりしておいて、後で別のセクションに加えるような場合に、特に便利な機能です。

 

SharePoint Server のノートブックを Mac で開く

先ごろ、OneNote for Mac では、Office 365 のビジネス ユーザーが SharePoint Online または OneDrive for Business 上に保存されているノートブックを開けるようになりました。しかし、一部の企業では、今でも SharePoint Server をオンプレミスで利用しており、これらのサーバーに保存されているノートブックを開けるようにしてほしいとのご要望が数多く寄せられていました。今回のリリースでは、対象となる Office 365 サブスクリプションをご利用の場合に、OneNote for Mac、OneNote for iPhone、および OneNote for iPad で SharePoint Server のノートブックが開けるようになりました。

2014/11/5 注記:
SharePoint Server、SharePoint Online、OneDrive for Business 上のノートブックへのアクセスには Office 365 サブスクリプションの要件があります。所定の Office 365 サブスクリプションをお持ちのお客様は SharePoint Server、SharePoint Online、OneDrive for Business 上のノートブックにアクセスできます。所定の Office 365 サブスクリプションをお持ちでないお客様は OneNonte Online を利用してブラウザーからノートブックを閲覧および編集できます。

2014/11/5 訳注:
「所定の Office 365 サブスクリプション」とは、Office クライアント利用権を含む Office 365 ライセンスのことです。(例: Office 365 E3/E4、Office 365 ProPlus、Office 365 Business/Business Premium)

今回の更新版では、これまでご紹介してきた新機能のほか、既存の機能についても改善が行われており、ユーザーの皆様からお寄せいただいた問題点に対処しています。たとえば、先月リリースされた iOS 8 向け共有拡張機能についてはいくつものバグが修正されているほか、iPhone 6 や 6 Plus といった大きめの画面で OneNote がより見やすく表示されるように改善が施されています。

今回私たちが自信を持ってお届けする更新機能が、皆様のお役に立てることを心より願っています。また、いつものお願いではありますが、マイクロソフトでは皆様からのご意見・ご感想をお待ちしています。OneNote のさらなる機能向上に向けてご協力くださいますよう、よろしくお願いいたします。たくさんのご意見をお待ちしています。

 

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SharePoint Online、OneDrive for Business、Windows ファイル共有、Office アプリケーションにデータ損失防止 (DLP) を拡張

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(この記事は 2014 年 10 月 28 日に Office Blogs に投稿された記事Expanding data loss prevention (DLP) to SharePoint Online, OneDrive for Business, Windows File Share and Office applicationsの翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

今回は、Office 365 チームのテクニカル プロダクト マネージャーを務める Shobhit Sahay と主任プログラム マネージャーを務める Jack Kabat の記事をご紹介します。

マイクロソフトが Office 365 のセキュリティ確保を実現するために重視していることの 1 つに、お客様企業固有のセキュリティ ニーズおよびコンプライアンス ニーズにお応えする適切なツールやサービスの提供があります。データ損失防止 (DLP) は、Office 365 に直接組み込まれているセキュリティ機能の中でも重要な要素です。DLPは、まず Exchange と Outlook に導入され、その後 Outlook Web App (OWA) に拡張されました。その過程で、ドキュメント フィンガープリントや OWA のポリシー ヒントといった新機能も追加されています。

しかし、ユーザーはメール以外にもさまざまな方法で、機密情報を共同作業に活用したり共有したりしています。たとえば、機密コンテンツが含まれる Word ドキュメントや Excel スプレッドシートをクライアント アプリケーションで作成してから、そうしたドキュメントを SharePoint や OneDrive for Business で他のユーザーと共有する場合もあります。また、マイクロソフトでは、Office 365 内での共同作業支援機能を強化するにあたり、データの管理やリアルタイムでの活用を簡単に行えるようにしたいとも考えています。これを受けて、マイクロソフトではこのたび、Office 365 とその他のアプリケーションにわたる DLP の拡張を発表しました。

(Please visit the site to view this video)

SharePoint Online OneDrive for Business DLP 機能

ここ数か月間で、SharePoint Online と OneDrive for Business における DLP 機能が新しく導入され、電子情報開示機能によって機密コンテンツを検索できるようになりました。また、現在 SharePoint Online と OneDrive for Business では、アクセスを制限またはブロックするためのポリシー アクションや、メール通知によるユーザー トレーニングなど、機密データに関するアクティブなポリシーを評価および適用する機能の提供が開始されています。これらの機能は、今後数か月にわたり、対象となる世界中のテナントに対して順次適用される予定です。さらに、2015 年第 1 四半期には Information Rights Management などの新しいポリシー アクションやポリシー制御もリリースを控えています。

Office 365 DLP 機能: Windows で分類されたコンテンツの保護

Windows ファイル サーバーには、かねてからファイル分類インフラストラクチャ (FCI、英語)が用意されていますが、2015 年第 1 四半期以降、Exchange Online、SharePoint Online、OneDrive for Business の Office ドキュメントに対して、Windows FCI によるコンテンツ分類の検出が可能になる予定です。コンテンツへのタグ付けが自動または手動のどちらで行われたかを問わず、すべての FCI コンテンツ分類が検出対象に含まれます。たとえば、FCI によって保護対象の医療情報として分類された Office ドキュメントを検出する Exchange のトランスポート ルールを作成できるので、適切な措置をとって情報流出を防ぐことができます。この機能は今後も、ポリシーの通知によってユーザーをリアルタイムで指導したり、Office 365 コンプライアンス センターで一元管理したりできるように拡張される予定です。

Office アプリケーションの DLP 機能

来年初め、ユーザーにとって非常に馴染みのあるマイクロソフト製アプリケーションでも、DLP 機能がネイティブに実装されます。これによって、コンテンツ作成時にコンテンツの作成権限や共有権限に関するポリシーを適用できるほか、ユーザーが機密コンテンツを共有しようとした場合には Outlook や OWA と同様にポリシー ヒントが表示されるようになります。この機能は最初に Excel に導入され、その後 2015 年後半には Word と PowerPoint でも同様の機能が提供される予定です。

こうした新しい DLP 機能を活用すれば、ほぼ完全な制御が実現され、企業内のどこに保存されている機密情報であっても保護できるようになります。つまり、機密情報がメール、ドキュメント ライブラリ、OneDrive for Business のフォルダー、実際の Office ファイル自体のどれに含まれていても、Office 365 の DLP 機能によってその情報を特定、モニタリングして事前に保護できるため、ユーザーはどのように行動すれば安全か、適切な情報に基づいて判断することができるのです。

ご不明な点について: YamJam への参加と質問

Office 365 テクニカル ネットワークは、11 月 6 日 (木) 午前 9 ~ 10 時 (太平洋夏時間) / 11 月 7 日 (金) 午前 1 ~ 2 時 (日本時間) に DLP YamJam を開催し、この記事でも取り上げた Office 365 への DLP の拡張についてのディスカッションを行います。YamJam をあまりご存知ない方は、Twitter の "TweetJam" や Reddit の "Ask Me Anything (AMA)" の Yammer 版とお考えください。コミュニティ内で質問を投げかけたり、マイクロソフトのエキスパートと特定のトピックについて直接ディスカッションをしたりすることができます。

次の手順で参加できます。

  1. Office 365 テクニカル ネットワークへのアクセス権を要求します (英語)。すべての要求は速やかに承認されます。
  2. Security & Compliance グループに参加します。このグループは、グループ参照機能や検索バーを使用して見つけることができます。
  3. 11 月 6 日 (木) 午前 9 ~ 10 時 (太平洋夏時間) にログインすると、質問したり、製品を開発したマイクロソフトのチームから回答や今後の展望を聞いたりすることができます。今回は、ハッシュタグ「#dlp」を使用します。

—Shobhit Sahay & Jack Kabat

Office 365 への接続に関するパフォーマンスのチューニングと最適化

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対象: 新Office365 Office 365 EnterpriseOffice 365 BusinessOffice 365 Education

  

(この記事は 2014 年 10 月 29 日に Office Blogs に投稿された記事 Tune and optimize performance of your Office 365 connectionの翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

マイクロソフトではこのたび、Office 365 をご利用のお客様に Office 365 への接続時のパフォーマンスを最適化していただくための新しいリソースを公開しました。Office 365 はサービスとしてのソフトウェア (SaaS) であるため、マイクロソフトが管理するサーバー群とエンド ユーザーの間にはいくつもの層があります。

マイクロソフトは世界中のデータセンターで Office 365 を運用しています。これらのデータセンターは、インターネット上の 50 か所を超えるネットワーク ピアリング ポイントで 1,500 以上のインターネット サービス プロバイダー (ISP) に接続されており、ネットワークを形成しています。世界で 3 本の指に入る規模を誇るこのネットワークによって、Office 365 のお客様に大きなメリットがもたらされているのです。マイクロソフトのインフラストラクチャとエンド ユーザーの間には、パブリック インターネット、お客様側のオンプレミス ネットワークとインターネット接続、そしてクライアント アプリケーションの重要な構成手順という要素があります。私たちはこれまで、新たに以下の 2 つの分野のコンテンツに力を注いできました。

  1. Office 365 へのネットワーク接続に関する容量などの計画
  2. Office 365 への接続に関するパフォーマンス チューニングとパフォーマンス上の問題のトラブルシューティング

そしてこのたび、TechNet 上にネットワーク計画およびパフォーマンス チューニングに関するランディング ページ (英語)を立ち上げました。このページには、SharePoint Online でのページのカスタマイズによって生じるパフォーマンス上の問題のトラブルシューティングに関して、新しいコンテンツが公開されています。また、SharePoint Online 向けの新しいインターネット帯域幅計画ツールも用意されています。

さらに、Microsoft Virtual Academy では、Office 365 Performance Management (英語)という新しいコースも公開しました。このコースは、以下の 11 のモジュールから構成され、計画とトラブルシューティングについて幅広く取り上げています。

  1. Office 365 Performance Management コースの概要
  2. Office 365 のデータセンターとネットワーク
  3. Office 365 のインターネット帯域幅容量の計画 - Exchange Online
  4. Office 365 のインターネット帯域幅容量の計画 - Lync Online
  5. Office 365 のインターネット帯域幅容量の計画 - SharePoint Online
  6. インターネット帯域幅容量の計画におけるベースライン設定モデル
  7. インターネット帯域幅容量の計画に関するベスト プラクティスと実際のお客様事例
  8. Office 365 で使用するファイアウォールのホワイトリスト登録の計画
  9. パフォーマンス関連のトラブルシューティングに使用するプロセスとツール
  10. パフォーマンス関連のトラブルシューティングで実施するテスト
  11. SharePoint Online でのカスタマイズに関するトラブルシューティング

マイクロソフトでは、パフォーマンス向上に重点的に取り組むために、専門の Office 365 エンジニアリング チームを設けており、これがすべてのユーザーにとってのパフォーマンス向上につながっています。マイクロソフトの Global Network Services チームは、ISP の拡大によってネットワーク ピアリングのさらなる改善を目指すと共に、データセンターと ISP の間のグローバル ネットワークを管理、強化するために引き続き取り組んでまいります。

今後数か月のうちに、Office 365 のパフォーマンス チューニングに関するベスト プラクティスやガイダンスといったコンテンツも TechNet リソースに追加される予定です。ぜひご活用ください。

Office 365 レポート Web サービス用クライアント ライブラリが利用可能に

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対象: 新Office365 Office 365 EnterpriseOffice 365 BusinessOffice 365 Education

 

(この記事は 2014 年 10 月 29 日に Office Blogs に投稿された記事 Client library for Office 365 admin reporting web service now availableの翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

 

今回は、中国・北京で Office ビッグ データ チームのプログラム マネージャーを務める Julien Pierre とソフトウェア エンジニアを務める Toney Sui の記事をご紹介します。

Office 365 を既に導入し、複数の IT サービスの正常性を 1 か所で常に確認できる一元的な監視ソリューション (ヘルプ デスクやレポート ダッシュボードなど) も利用しているお客様に、嬉しいお知らせがあります。このような一元的な監視ソリューションを扱う開発者や独立系ソフトウェア ベンダー (ISV) の皆様には、そのソリューションで OData API を使用して、他の IT サービスと共に Office 365 を監視していただけるようになりました。この Office 365 Reporting Web Service Client Library という新しいクライアント ライブラリは、.NET で提供されており、これによってレポート データを簡単にエクスポートできます。

このライブラリは nuget.org (英語)で入手可能です。

 

API へのアクセスを簡素化するクライアントライブラリ

開発者は、Office 365 で提供されている REST ベースの API を使用して、OneDrive for Business でのユーザー アクティビティのログや Exchange および Lync 関連のさまざまなレポートなど、テナント管理者向けレポートのデータにアクセスできます。REST API を直接使用するコードを作成して、データをフェッチしたり簡単なクエリを実行したりすることが可能です。ただし、特定のレポートで何十万件にもなる可能性のあるレコードを処理しつつ、適切な URL を作成し、対象のストア上でデータの整合性を維持したい場合などに、完全なデータ セットを適切にフェッチするには、特別なロジックが必要になります。そこで、このクライアント ライブラリを使用すれば、Office 365 レポート Web サービスにアクセスする際、従来の方法で API にアクセスする場合よりもシンプルなコードで実行できます。このライブラリは、.NET でのみ提供されています。

このクライアント ライブラリを利用すると、以下のことを実現できます。

  • レポートからのデータをフェッチする
  • クエリの対象となる期間を指定する
  • データを続けてエクスポートする場合、最後にフェッチしたレコードを記憶する
  • 独自のレコードおよびトレース ロガー プロセッサを実装する

例として、メールボックスの使用状況に関する詳細レポートをフェッチするための .NET 向け C# コードを以下にご紹介します。

期間の開始日時と終了日時を指定しない場合、1 回目のクエリでは最も古い上位 1,000 件のレコードがフェッチされ、すべてのデータが 1,000 件ごとに段階的にフェッチされます。

上記のコード サンプルを Visual Studio 2013 で実行した例

クライアント ライブラリでは、API によって取得する各レコードについて VisitReport メソッドが使用されます。このメソッドでは、.csv ファイル、サード パーティ製ビジネス インテリジェンス ソフトウェア、SQL Server データベースに保存するなど、レコードをご要件に応じた方法で処理することが可能です。

Visual Studio 2013 でレコードのプロパティを参照した例

現時点でクライアントライブラリがサポートしているレポート

現時点でサポートされているレポートは、以下のとおりです。

  • GroupActivity
  • GroupActivityDaily
  • GroupActivityMonthly
  • GroupActivityWeekly
  • GroupActivityYearly
  • MailboxActivity
  • MailboxActivityDaily
  • MailboxActivityMonthly
  • MailboxActivityWeekly
  • MailboxActivityYearly
  • MailboxUsage
  • MailboxUsageDetail
  • StaleMailbox
  • StaleMailboxDetail

管理者が利用できるすべてのレポートの詳細については、「Office 365 レポート Web サービス」を参照してください。

:ご利用いただいている Office 365 サブスクリプションによっては、上記のうち一部のレポートが含まれていない場合があります。サブスクリプションで提供されているレポートを確認するには、Office 365 管理センターでOffice 365 のレポート セクションを確認してください。

 

お問い合わせ先

ご不明な点については、StackOverflow (英語)で [O365RwsClient] のタグを付けてお問い合わせください。

Yammer の Office 365 テクニカル ネットワーク (英語)でも Office 365 チームに問い合わせることができます。

このライブラリに関する貴重なご意見、ご感想 (英語)をお待ちしております。

—Julien Pierre

Office 365 が 140 の市場で購入可能になりました

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対象: 新Office365 Office 365 EnterpriseOffice 365 BusinessOffice 365 Education

 

(この記事は 2014 年 11 月 3 日に Office Blogs に投稿された記事 Office 365—now available in 140 markets の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

 

2010 年、Office 365 は単純なアイディアから生まれました。Office、SharePoint Online、Exchange Online、Lync Online を含むマイクロソフトの生産性向上アプリケーションを一緒にして、常に最新のものが使えるクラウドサービスとして提供し、予測可能な月額課金の形で提供するのはどうかと。

 

過去 5 年の間、このビジョンは地球中に拡張されました。2011 年には 40 の市場 (英語) で、2012 年には 88 の市場で、2013 年には 127 の市場で購入が可能になりました。そして、本日この数字が 140 となりました。Office 365 が下記の 9 つの市場でお客様が購入可能になったことを発表します。

  • アフガニスタン
  • ボツワナ
  • エチオピア
  • ナミビア
  • ネパール
  • タジキスタン
  • タンザニア
  • ウガンダ
  • ザンビア

加えて、Office 365 は非営利団体向け (直販のみ) で以下の市場にも提供が開始されます。

  • キプロス
  • エストニア
  • パラグアイ

Office 365 をご利用可能なすべての市場のリストはこちらをご参照ください。

Office 365 はあなたが必要とする時と場所で利用できます。あらゆる場所、あらゆる時間にあらゆるデバイスで仕事ができます。Office 365 があなたの準備ができていればいつでも利用できます。


Office 365 でのモバイル デバイス管理機能の概要

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(この記事は 2014 年 10 月 28 日に Office Blogs に投稿された記事 Introducing built-in mobile device management for Office 365 の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

今回は、Office 365 チームのシニア プロダクト マネージャーを務める Zohaib Haider Ali の記事をご紹介します。

スマートフォンやタブレットといった個人所有デバイスの業務利用 (BYOD) を導入する企業が増加する中で、モバイル デバイス上の企業データのセキュリティ確保は最優先の課題となっています。最も高度なセキュリティおよびコンプライアンス機能を備えたビジネス生産性サービス スイートとして Office 365 を構築するための一環として、今回、新しいモバイル デバイス管理 (MDM) 機能を Office 365 に組み込みました。この機能により、企業データのセキュリティ確保に関する課題に対処することが可能です。

この新しい MDM 機能は、2015 年第 1 四半期にロールアウトされる予定で、iOS、Android、Windows Phone デバイスなど、さまざまなスマートフォンやタブレット上で Office 365 のデータへのアクセスを以下のように管理できます。

    • 企業リソースのセキュリティ確保と管理: Office 365 に接続するデバイスにセキュリティ ポリシーを適用して、Office 365 上にある企業のメールやドキュメントが、企業で管理されているスマートフォンやタブレットのみに同期されるように設定できます。
    • モバイルデバイス設定の適用: デバイス単位の PIN ロックやデバイスのジェイルブレイク (脱獄) の検出などのセキュリティ ポリシーを設定して管理することで、デバイスの紛失や盗難が発生した場合にも、承認されていないユーザーによる企業のメールやデータへのアクセスを防止できます。
    • Office 365 データの選択的ワイプの実行: 従業員の離職時、個人のデータ、写真、アプリには影響を与えずに、Office 365 の企業データのみをデバイスから消去できます。
    • Office 365 による生産性の維持: 企業のメール、予定表、ドキュメントを生産性アプリではなく制約の多いオールインワン アプリで扱わなければならないようなサードパーティ製の MDM ソリューションとは異なり、Office 365 の MDM は従業員が使い慣れた生産性アプリに直接組み込まれているため、従業員の生産性を維持したまま、アクセス ポリシーを適用して企業データのセキュリティを確保できます。
    • 容易なポリシー管理: 使いやすいインターフェイスやウィザード形式のセットアップを利用して、Office 365 管理ポータルでモバイル デバイス ポリシーを直接管理できます。また、レポートによって Office 365 に接続しているデバイスを確認し、ポリシー違反が原因でブロックされているデバイスを特定できます。

上記の機能は、Business、Enterprise、教育機関向け、政府機関向けの各プランなど、Office 365 のすべての商用サブスクリプションに含まれます。

Microsoft Intune によるモバイルデバイスおよびアプリの高度な管理

Office 365 に組み込まれているこれらの MDM 機能では、スマートフォン、タブレット、PC 用の包括的なデバイス管理およびアプリ管理ソリューションである Microsoft Intune を利用しています。Office 365 で提供されているものよりもさらに高度な保護機能が必要なお客様は、Intune のサブスクリプションを契約していただくと、デバイスおよびアプリを管理する以下のような機能を追加で利用することができます。

    • モバイルアプリの管理: 従業員が Office Mobile アプリを利用して企業の情報に安全にアクセスできるようにすると同時に、管理対象のアプリ エコシステム内でのコピー、切り取り、貼り付け、保存などの操作を制限することで、企業のデータを保護します。また、Intune のアプリ ラッパーを利用して既存の LOB アプリにもこれらの機能を拡張し、Managed Browser、PDF Viewer、AV Player、Image Viewer といったアプリを利用してコンテンツを安全に閲覧できます。
    • クラウドからのデバイス管理、またはオンプレミスの既存の System Center Configuration Manager との統合: Intune では、インフラストラクチャを用意しなくても、クラウドからデバイスを管理できます。また、System Center 2012 Configuration Manager に接続して、単一の管理コンソールから PC、Mac、Unix/Linux サーバー、モバイル デバイスなど、すべてのデバイスを一元管理することもできます。
    • 包括的なモバイルデバイス管理: デバイスが登録されると、証明書、Wi-Fi、VPN、メールのプロファイルを自動的に展開し、ユーザーが適切なセキュリティ設定を利用して企業リソースにアクセスできるようにします。また、企業のデバイスを一括で登録して、ポリシーの設定やアプリの展開を大規模に行い、ユーザーには、各個人のデバイスの登録や企業アプリのインストールを実行できるセルフサービス型の社内ポータルを提供することも可能です。

今回発表された Office 365 サービスの組み込み MDM 機能と、Microsoft Intune によって提供される高度な保護機能は、企業のニーズに応じて、どちらかをお選びいただくか、または両者を組み合わせて最適な形でご利用いただくことができます。

モバイル コンピューティングによってこの世界は変わりつつあります。マイクロソフトでは、世界で最高かつ最も安全なモバイル生産性エクスペリエンスを実現することを目指して、今日のモバイル プラットフォームに幅広く対応する優れた Office 機能の構築や、企業のデータおよびアプリのセキュリティ確保に役立つツールの提供などに取り組んでいます。

Office 365 の MDM の詳細については、Jeremy Chapman が司会を務める今週のガレージ シリーズをご覧ください。

(Please visit the site to view this video)

— Zohaib Haider Ali

Web 開発者向けの新しい Windows、iOS、Android 用 Office 365 拡張機能

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(この記事は 2014 年 10 月 28 日に Office Blogs に投稿された記事 New Office 365 extensibility for Windows, iOS, Android and web developers の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

今日、人々は複数のデバイスや多数のアプリを駆使して作業を進めています。この現状を踏まえ、今回、Office 365 プラットフォーム上で構築され、Office 365 プラットフォームに安全にアクセスできるアプリケーションの新たな開発方法が発表されました。Office 365 は何百万というお客様にご利用いただいており、Fortune 500 企業のうち 70% 以上で導入されています。今回の発表内容により、開発者は、単に膨大な数のユーザーというだけでなく、日々 Office を長時間利用している関連性の高いユーザーに、アプリケーションを提供できる機会がもたらされます。

本日 TechEd Europe において、開発者向けの 3 つの新機能が発表されました。

    • メール、ファイル、予定表、連絡先用の新しい Office 365 API の一般提供
    • ネイティブ アプリ開発用の新しいモバイル SDK
    • 開発したアプリの可視性を向上する新しい Office 365 アプリ起動ツール

モバイルに新しい可能性をもたらす Office 365 API の一般提供

先日の Gartner Symposium において、マイクロソフトの CEO、Satya Nadella は、Office 365 はマイクロソフトにとって最も戦略的な API であると述べました。今回、その Office 365 において開発者にさらなる可能性をもたらすために、メール、ファイル、予定表、連絡先用の新しい API が公開されました。この堅牢な REST ベースの新しい API では、任意のアプリケーションで 400 PB 以上のデータ (2014 年 3 月時点) と Office 365 の人気の高いさまざまなサービスを利用することができます。Office 365 の予定表や連絡先にアクセスする旅行予約アプリから、Office 365 のメールやファイルと完全に連携する営業支援アプリまで、Office 365 の可能性は無限大です。

新しい API は、Office デベロッパー センターの Getting Started ページ (英語)から利用を開始できます。

パートナー各社のサービスに新しい Office 365 API が活用されており、IFTTT (英語)もその 1 つです。さまざまなクラウド サービスを結びつけるこの画期的なサービスでは、新しい Office 365 API を利用して、130 以上のサービスから Office 365 のメール、連絡先、予定表、ファイルにアクセスすることができます。IFTTT では、今後数週間以内に Office 365 のチャンネルがリリースされ、Office 365 をご利用のすべてのお客様に公開される予定です。API を使用すると、たとえば、Satya からメールを受信したときにテキスト メッセージで通知するという IFTTT レシピを作成することができます (下図参照)。

今後、タスク、Yammer、Office Graph など、さらに多くの Office 365 API が提供される予定です。

Office 365 の新しい AndroidiOSVisual Studio SDK

モバイル開発者が Office 365 API を可能な限りシームレスかつ簡単に利用できるようにするための共同の取り組みの一環として、Microsoft Open Technologies 社より、iOS SDK と新しいバージョンの Android SDK がリリースされました。これらの SDK は、開発者向けの既存の Visual Studio SDK を補完するものです。iOS SDK では現在 Objective-C をサポートし、近日中に Swift もサポートされる予定です。

詳細については、Microsoft Open Technologies 社の最新の発表記事 (英語)または Office デベロッパー センター (英語)iOS (英語)および Android (英語)開発者のページをご覧ください。

 

Office 365 アプリ起動ツールによるアプリの可視性の向上

Office 365 のリリース以来、Office と SharePoint は 340 万人の開発者ネットワークによってすばらしい形で拡張を続けてきました。PayPal (英語)では、Excel だけを利用して本格的な請求書を数分で作成し、共有することができます。Poll Everywhereでは、オーディエンスのフィードバックを視覚的要素によってリアルタイムに表示して、魅力的な PowerPoint プレゼンテーションを実現できます。また、Outlook 用 DocuSignでは、ドキュメントに簡単にデジタル署名を付与して送信することができます。Office ストアでは、このようなアプリが 1,200 以上公開されています。また、非公開のアプリ カタログを通じて、さらに何万ものアプリケーションを展開することが可能です。

Office 365 アプリ起動ツールが拡張され、アプリの可視性が向上しました。Office 365 アプリ起動ツールをカスタマイズすると、日常的に利用するアプリに Office 365 から一元的にアクセスできるようになります。開発したアプリも Outlook、Yammer、OneDrive などと並べて表示できます。

マイクロソフトでは、SmartSheet (英語)Xero.com (英語)DocuSign (英語)K2 (英語)Nintex (英語)をはじめ、数々の緊密なパートナーと連携して、Office 365 アプリ起動ツールにパートナーのアプリを表示できるように取り組んできました。新しい Office 365 アプリ起動ツールは数か月以内のロールアウトを予定しておりますので、今後公開されるお客様やパートナー製のアプリについても、ぜひ Office 365 アプリ起動ツールへの統合をご検討ください。

次のステップ

    • サインアップ。Office デベロッパー センター (英語)で手順に従って Office 365 の開発者アカウントにサインアップして、ソリューションの構築を開始するために必要なツールを入手します。

Office がすべてのデバイスで利用可能に

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対象: 新Office365 Office 365 EnterpriseOffice 365 BusinessOffice 365 Education

 

(この記事は 2014 年 11 月 6 日に Office Blogs に投稿された記事 Bringing Office to everyone の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

 

本日、マイクロソフトは、Officeをすべての方が、すべてのデバイスで使えるようになるための大きな第一歩を踏み出しました。本日より、日本でも iPad 向け Office の提供を開始し、既に提供している iPhone 向けの Office を刷新、また新たに Android タブレット向け Office のプレビュー版を提供開始します。

詳細は、米国の Microsoft 公式 Blog (英語) をご確認いただきたいと思いますが、我々はすべての方がどこへいても Office を使うことができる環境を実現するために、 長い間尽力してまいりました。是非、下記のリンクより、プレビュー版および各アプリをダウンロードして、使ってみてください。

そして今後本件に関する情報のアップデートがあった場合は、本ブログにて引き続き情報を公開していきます。

Office for iPad

本日より、日本市場にて Office for iPad の提供を開始します。お使いの iPad から、こちらにアクセスし、Word、Excel、PowerPoint のアプリをダウンロードしてご利用ください。

< PowerPoint for iPad でプレゼン資料を作成・編集>

< Excel for iPad で表を挿入・カスタマイズ>

Office for iPhone

iPhone向けの Office が新しく生まれ変わりました。Word、 Excel 、 PowerPoint は iPad 向けの Office と同様のエクスペリエンスを搭載し、なおかつ iPhone 向けに最適化されています。

新しいアプリを本日より提供していますので、是非活用してみてください。

<Word for iPhone でドキュメントを閲覧>

<Excel for iPhone で表とグラフを利用>

<PowerPoint for iPhone で発表者ツールを利用>

Office for Android tablet

本日より、新たに Android タブレット向け に Word、Excel、PowerPoint のプレビュー版を提供します。ご利用になりたい方は、こちらから申し込みを行ってください。

製品の提供開始は、2015年初期を予定しています。

< PowerPoint for Android tablet Preview で画面切り替え効果を設定>

< Word for Android tablet Preview でドキュメントを閲覧・編集>

< Excel for Android tablet Preview で表とグラフの挿入・編集>

タッチに最適化した Windows 向け Office アプリ

我々は Windows 10 のリリースと共に、タッチに最適化した Windows 向けの Office アプリを提供する予定です。詳細は後日発表させていただきますが、少しだけお見せしたいと思います。

<PowerPoint for Windows 10>

OneDrive for Business の同期の仕組み

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対象: 新Office365 Office 365 EnterpriseOffice 365 BusinessOffice 365 Education

 

今回の記事では、大容量のクラウドストレージである OneDrive for Business がどのようにクラウド上のファイルとデバイス上のファイルを同期しているのかについて、その仕組みを紐解いてみたいと思います。OneDrive for Business は常に新規の、もしくは変更されたファイルを監視していて、見つけると同期をかけます。クライアント PC に新しいファイルができるなど変更が確認されると、クライアント同期ツールが同期に使うテクノロジーを決定します。クライアント PC と Office 365 上のファイルの差分を同期するには Web サービスが利用されます。

同期には以下のような Web サービスが使われます。

  • Cellstorage.svc:ファイルの同期に使われます。
  • Sites.asmx:サイトコレクションの情報を返します。
  • Webs.asmx:サイトとWebと連携するのに使います。
  • Lists,asmx: リストとリストデータと連携するのに使います。
  • Version.asmx:ファイルのバージョン管理と連携するのに使います。

同期のためのフローは以下の通りです。

  1. OneDrive for Business クライアントが SharePoint Online に新規/変更のファイルがないかチェックします。
  2. クライアントに新しいファイルがあり OneDrive for Business と同期する必要があると判定されます。
  3. OneDrive for Business は新しいファイルを MSOSync キューに追加します。MSOSync は IRM がかかっていない場合キューのファイルを同期します。この場合 WebDAV プロトコルで同期されます。
  4. IRM のかかっていないファイルは「かたまり」にされ同期されます。
  5. Office 365 データベースは Microsoft Azure へのメタデータ ポインタを持ちます。
  6. ファイルのかたまりは Azure の複数のコンテナにわたり保管されます。各々のファイルのかたまりはユニークなキーで暗号化されます。ファイルを組み立てるにはすべてのキーが必要となります。
  7. ファイルのかたまりを暗号化するのに使われたそれぞれのユニークなキーは、データが保管される前にマスターキーにより暗号化されます。これにより保護がさらに強固となります。

 

図表をクリックすると拡大することができます。

この図表は PDF 形式でもダウンロードできます。(英語)

また、関連して、OneDrive for Business に必要なネットワーク帯域幅を計算してくれる Excel シートもダウンロードできますので、あわせてご利用ください。

Office 365 の新機能まとめ 2014 年 10 月

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対象: 新Office365 Office 365 EnterpriseOffice 365 BusinessOffice 365 Education, Office 365 Solo

 

(この記事は 2014 年 11 月 6 日に Office Blogs に投稿された記事 What’s new: October 2014 の翻訳をもとに作成しています。)

 

10 月の機能更新は Office 365 のすべてのサービスにわたるものでした。最初に Office Sway (英語) のサービス開始がありました。これはこの 10 年間では初の、まったく新しい Office エクスペリエンスを提供するものとなります。学生や教職員の皆様は、OneNote の更新、学級向けの新しいノートブック アプリ、Office Mix などをご利用できるようになりました。また、日本でもついに一般消費者向けの Office 365 である Office Premium プラス Office 365 サービス、および Office 365 Solo の提供が開始されました。Office 365 Small Business と Midsize Business のお客様はには新しいサブスクリプション オプションが提供され、セキュリティと保護に関するサービスでは、今から 2015 年前半にかけてたくさんの新しい革新的機能を提供する計画を公開しました。そして、Mac OS X 上のコミュニケーションが新しい Outlook for Mac アプリやLync for Mac の更新で改善されます。ご興味のある新機能について、ぜひ皆様のコメントをお寄せください。 先月の新機能に関する記事をまだお読みでない方は、「Office 365 の新機能まとめ 2014 年 9 月」をご覧ください。

 

一般消費者向け Office 365 Solo の更新情報

Office Premium プラス Office 365 サービスおよび Office 365 Solo の提供開始 - そのデバイスを使っている限りいつでも最新バージョンの Office が利用できる Office Premium プリインストール PC と、2 台までの PC/Mac に Office Professional 相当の最新の Office をインストールできる Office 365 Solo の提供が開始されました。どちらも日本市場独自の仕様となっており、他国と違い商用利用権がついています。クラウドサービスについても一般消費者向け OneDrive が 1TB 容量で利用でき、Skype 60 分通話が毎月ついてきます。ただし、クラウドサービスの部分は一般消費者向けのクラウドになりますので、仕事に使う場合はクラウド部分は法人・団体向けの Office 365 のものをご利用ください。

Office Sway (英語) – Office ポートフォリオにおける全く新しい製品です。ようこそ、Sway! Sway は全く新しい方法で自己表現をしたりアイディアを生活にもたらします。アイディアが生まれたら、どこにいてもあらゆるデバイスですぐに簡単に探索して、可視化して、共有できます。あなたはアイディアを他の人に理解してほしいと思うでしょう。Sway はそれをすることをお手伝いします。それは、電話やブラウザーを使って、あなたのアイディアを綺麗に、インタラクティブに Web ベースの表現で形にする新しい方法です。

OneNote + Chegg Study– Q&A の隣に新しい「Clip It」 ボタンが実装され、すべての回答を OneNote に保存します。そこから学生は OneNote を使って学習ガイドを作成し、友達と一緒に勉強、ノートをとることができます。

OneNote の学級向けノートブック -The アプリ creates OneNote class notebook, which is organized into three areas: Student notebooks: Private notebooks that are shared between the teacher and each individual student. Teachers can access these notebooks at any time, but students cannot see each other’s notebooks; Content library: A place where teachers can handout course materials to students; Collaboration space: A space for anyone in the class to share, organize and collaborate.

PowerPoint Online スペルチェックの改善 (英語) – スペルミスのないプレゼンテーションをするために、PowerPoint Online 編集画面でスペルチェックを追加しました。前はブラウザーのスペルチェック機能を PowerPoint Online で利用できましたが、Office の高品質のスペルチェッカーに移行しました。PowerPoint Online でテキストを編集中は、スペルミスのある単語が赤い下線でハイライトされます。

Outlook.com が巨大な OneDrive ファイルの共有をサポート (英語) – OneDrive が単一のファイルサイズを 10 GB までサポートしました。Outlook.com により巨大なファイルを OneDrive 機能を使って共有できるようになりました。

Office Mix の更新 – Three new features have been added based on customer feedback. First you can now record an Office Mix “Live” as you’re presenting. Second, we’ve improved Office Mix editing to make it easier for you to record yourself by enabling pause and resume so you can take breaks while recording. Third, we added search to the Office Mix Gallery to help you find mixes in an ever-growing gallery of community content.

Office Online アプリ起動ツール – We’re starting to roll out the new app launcher for our consumer services—namely Office Online, Outlook.com and OneDrive. Outlook.com users have been switching apps this way for quite some time, so today’s change represents a small visual change. However, the exciting news is that now launching apps is the same whether you’re working or tending to your personal life.

Office 365 利用者用の OneDrive 容量が無制限になりました – Office 365 Solo、Office Premium プラス Office 365 サービスをご利用のお客様の容量が無制限となります。

Mac OS X と iOS 用の OneNote の更新 – iPhone と iPad 上であなたのお気に入りのクラウドストレージサービスから OneNote にファイルを追加することができます。あらゆる Apple デバイスを使ってセクション パスワードを追加/変更/削除する機能のサポートを追加しました。iPhone では、ページの再構成が可能です。OneNote for Mac では、SharePoint Server 上のノートブックを開いたり同期したりすることが可能です。

 

企業向け Office 365 の更新情報*

Office 365 Business、Business Essentials および Business Premium– 3 つの新しいサブスクリプションプランが中堅中小規模のお客様にご利用可能になりました。新しいプランは Office 365 のプランと一緒に一貫性をもって利用できるよう、より柔軟性がある作りとなっており、それぞれ 300 ユーザーまでサポートされています。

Office 365 Message Encryption のワンタイム パスコード – いままでは Office 365 Message Encryption で暗号化されたメッセージを受信した場合、暗号化されたメッセージを Microsoft アカウントを使ってみることしかできませんでした。これからは、ワンタイム パスコード機能が追加され、暗号化されたメッセージを見るのに Microsoft アカウントにサインインする必要がなくなりました。Microsoft アカウントをお持ちの場合は、暗号化されたメッセージを見る場合に、再任する代わりにワンタイム パスコードを選択することができます。

OneDrive for Business のファイルを Outlook Web App で共有 – Two new ways help you share files with OWA. First, when you send an email in OWA, you can easily insert a link to a file on your OneDrive for Business cloud drive instead of attaching the file itself. Second, when you send an attachment from your computer or device you can now automatically upload the file to your OneDrive for Business cloud drive and share the file as a link to that location.

PowerPoint Online スペルチェックの改善 (英語) – スペルミスのないプレゼンテーションをするために、PowerPoint Online 編集画面でスペルチェックを追加しました。前はブラウザーのスペルチェック機能を PowerPoint Online で利用できましたが、Office の高品質のスペルチェッカーに移行しました。PowerPoint Online でテキストを編集中は、スペルミスのある単語が赤い下線でハイライトされます。

Outlook Web App オプションと設定の改善 – 歯車アイコンのオプションをクリックすると、新しいインターフェイスが表示され、すべてのオプションと設定が左側の単一の整理されたナビゲーションツリーで表示されるようになります。

Lync 2013 におけるインスタントメッセージ オプション – Lync オプションダイアログの新しい IM タブにより IM の中で画像を隠すことができます。

Office 365 アプリ起動ツール – アプリ起動ツールにより毎日使うアプリケーションをカスタマイズして配置し単一の場所から利用することができます。左上のアプリ起動ツールアイコンをクリックして、アプリ起動ツールを表示してください。ここから文書やプレゼンテーションを作成したり、Yammer を起動して同僚からの最新情報を入手したりできます。アプリ起動ツールはピン止め、ピン止め解除の機能によりあなたが必要な重要なツールを配置しておくことを可能にします。

Lync Online クライアント デバイス レポート – A new Lync Online client devices report, which tells you how many users in your organization have used one specific type of device to take part in peer-to-peer or conference in a specified month. The metrics in this report are available through PowerShell Cmdlet: Get-CsClientDeviceReport, RESTFul WebService API: CsClientDeviceMonthly as well as a graphical report in Office 365 admin center for client devices.

Project Online のパフォーマンス改善 – We have started to roll out performance enhancements to Project Online tenants worldwide, a few common things that will feel much snappier as a result of these investments are: navigating to a specific project from Project Center, interacting with projects on the web, creating and publishing a project, and submitting timesheets. We are also providing new levers to Project Online administrators to further enhance the value for their organizations. These are designed to improve performance when creating projects, working with Project Detail Pages and publishing projects including the option to turn off the creation of Enterprise Project sites and the option to turn off the Task List Sync. We also successfully addressed a few key customer requirements around improved scale by increasing Projects limit per PWA instance to 5,000.

Office 365 で米国政府のお客様に IRS 1075 準拠を提供 (英語) – Office 365 Government が IRS 1075 準拠をサポートしました。IRS 1075 は 関係官庁のポリシー、プラクティス、制御、セーフガードにより連邦税情報 (FTI) と関連する財務情報を普通に保護します。IRS 1075 では、従業員の活動、データセンターの業務委託、入出制限、IRS セーフガードレビューなどのセキュリティの観点も強化されます。

Office 365 でのよりスマートなスプレッドシートの検索 (英語) – You can now gain better visibility into your spreadsheets in Office 365. We integrated the spreadsheet risk assessment concepts directly into the enterprise search capability that’s already crawling your document libraries and cataloging your spreadsheets. This means that you can quickly search for spreadsheets based on properties that help you understand their complexity and business impact.

Lync for Mac の更新 – この更新でメディア復元モードと会話履歴の保存、Apple OS X Yosemite サポートが行われました。

SSL 3.0 の脆弱性への対応 – 2014 年 12 月 1 日より、Office 365 は SSL 3.0 のサポートを無効にします。これにより、2014 年 12 月 1 日以降に問題なく Office 365 に接続するためには、はクライアント/ブラウザーは TLS 1.0 以降を使う必要があります。これによりクライアント/ブラウザーのバージョンアップが必要になる場合があります。

Mac OS X と iOS 用の OneNote の更新 – iPhone と iPad 上であなたのお気に入りのクラウドストレージサービスから OneNote にファイルを追加することができます。あらゆる Apple デバイスを使ってセクション パスワードを追加/変更/削除する機能のサポートを追加しました。iPhone では、ページの再構成が可能です。OneNote for Mac では、SharePoint Server 上のノートブックを開いたり同期したりすることが可能です。

Office 365 ネットワークとパフォーマンスの最適化 – マイクロソフトのインフラとエンドユーザーの間には公開インターネット、お客様所有のネットワーク、そしてインターネット接続、そして重要なクライアントアプリケーションの構成手順があります。The two new content areas we have focused on are: capacity and other planning for network connectivity to Office 365 and tuning and troubleshooting performance issues connecting to Office 365.

ファイル単位の暗号化による高度で安心の暗号化– SharePoint Online と OneDrive for Business に対してファイル毎の暗号化と呼ばれる高度で安心な暗号化技術を導入しました。ファイル毎の暗号化技術により、SharePoint Online と OneDrive for Business 上の各々のファイルは固有のユニークなキーで暗号化され、ファイルが更新されると追加のユニークなキーで暗号化されます。この柔軟な暗号化によりコンテンツに権限なくアクセスされる危険性を劇的に減らします。

Office 365 のデータ損失防止 – Exchange Online と SharePoint Online で DLP 機能を構築するにあたり、アクセス制限/拒否の新しいオプション、電子メール経由のユーザーポリシー教育、そして Information Rights Management  オプションが次の数か月でご利用できるようになります。く加えて、2015 年に FCI コンテンツ分類サポートが追加されます。Office アプリにおける DLP 通知の改善も 2015 年に行われます。

Outlook for Mac for Office 365– 新しい Outlook for Mac には、新しいスレッドモデルとデータベースの改善により改善されたパフォーマンスと信頼性、スクロールやリボンタブを切り替えたときの俊敏性が改善された新しいモダン ユーザーインターフェイス、Exchange (オンラインおよびオンプレミス) のアーカイブ メールを検索するためのオンラインアーカイブ サポート、分類項目マスターのサポートと、分類項目 (名前および色) へのアクセスを可能にして Mac、Windows、および OWA クライアントとの間の同期、 Office 365 の電子メールプッシュ配信をサポートすることによりリアルタイムでの電子メール配信、初期設定および、改善された Exchange Web Services 同期により電子メールダウンロードの高速化の改善が行われました。

 

開発者向けの Office 365 の更新情報

Office 365 レポート Web サービス クライアント ライブラリ – このクライアント ライブラリで、レポートからデータの取得、クエリのデータ範囲の指定、連続的なデータエクスポートのために取得した最後のレポートの記憶、独自のレコードとログ トレース処理の実装を行うことができます。

Apps for Outlook.com (英語) – 来春、Outlook.com はユーザーがいままでよりもより効率を高められる他社製のアプリをサポートし、開発者が 4 億人のアクティブ ユーザーとアプリを共有できるようにします。あなたは Outlook Web App のアプリをいますぐ作成し始めることができます。このアプリは 2014 年春に Outlook.com でも動作するようになります。

Web 開発者向けの新しい Windows、iOS、Android 用 Office 365 拡張機能 – 開発者向けの機能を 3 つ発表しました。新しい Office 365 API がメール、ファイル、予定、連絡先について一般提供を開始しました。新しいモバイル SDK でネイティブ アプリの開発が可能になりました。また、新しい Office 365 アプリ起動ツールで開発者のアプリを表示します。

 

機能更新はグローバルに行われるため、お客様の Office 365 アカウントでこれらの更新機能をご利用いただけるようになるまでには時間がかかる場合があります。あらかじめご了承ください。

– Andy O’Donald @andyodonald

 

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*注意: すべての更新が全 Office 365 プランに適用されるわけではありません。詳しい情報については、個別のブログ記事をご確認ください。

 

Office 365 サービスの説明が更新されています。

Office 365 プラットフォーム サービスの説明 UPDATED

Exchange Online サービスの説明 UPDATED

  • メッセージ ポリシーと準拠」の「インプレース保持と訴訟ホールド」について、Exchange Online プラン 1 の表の脚注に以下の記述が追加されました。「Exchange Online プラン 1 ではメールボックスとアーカイブのサイズが制限されています。Exchange Online Archiving for Exchange Online アドオンは、クラウド ベースの無制限のアーカイブとインプレース保持を追加します。」
  • クライアントとモバイル デバイス」の Outlook Web App について、アクティビティ ベースのタイムアウトの既定値が次のように変更されました。「Outlook Web App: Outlook Web App の標準バージョンで、Outlook に一番近いメッセージング エクスペリエンスを提供します。最新の Web ブラウザーをサポートしており、タブレットやスマートフォンだけでなく、デスクトップやノート PC での利用にも最適化されています。メッセージの送受信、連絡先の整理、予定と会議のスケジュールを実行できます。アクティビティ ベースのタイムアウトの既定値は 6 時間ですが、5 分から 8 時間までの範囲で管理者が Windows PowerShell で構成できます。」
  • 受信者」の「電子メール」に、以下のメモが追加されました。「キャッチオール アドレスは、Exchange Online ではサポートされていません。スパムの可能性があるメッセージから保護するために受信者フィルターを設定しているため、Office 365 テナントに存在しない電子メール アドレスは拒否されます。」

Office Online サービスの説明 UPDATED

  • Excel Online」の「Excel Online でサポートされるファイルの種類」の表について、次の脚注が変更されました。「1 マクロの実行または変更はできません。」

SharePoint Online サービスの説明 UPDATED

  • SharePoint Foundation 2013 の「ハイブリッド検索」の行の値が、「×」に修正されました。
  • SharePoint Foundation 2013 の「BCS: Secure Store Service」の行の値が、「×」に修正されました。

Office アプリケーション サービスの説明 UPDATED

  • 企業価値」に、共有コンピューターのライセンス認証という新しい機能が、以下のように追加されました。「共有コンピューターのライセンス認証を使用すると、複数のユーザーが共有する組織内のコンピューターに Office 365 ProPlus を展開できます。たとえば、リモート デスクトップ サービス (RDS) を使用してユーザーがリモートで接続する共有デスクトップを提供する場合は、共有コンピューターのライセンス認証を使用する必要があります。共有コンピューターのライセンス認証を使用するには、Office 展開ツールを使用して Office 365 ProPlus を展開する必要があります。詳細については、「共有コンピューターのライセンス認証の概要」を参照してください。」

Lync Online サービスの詳細 UPDATED

  • インスタント メッセージング、プレゼンス、および連絡先」の「連絡先リストの構成」が、次のように変更されました。「すべての Lync Online ユーザーの連絡先の永続リストを作成すると、ユーザーが必要とする連絡先情報をすぐに提供できます。他のユーザーを連絡先リストに追加し、整理して、これらの連絡先をさまざまな方法でグループ化できます (部署ごとなど)。また、これらのユーザーの会社のアドレス帳を検索して他のユーザーを探すこともできるため、プレゼンスを検出したりインスタント メッセージを送信したりするために、他のユーザーを連絡先リストに追加する必要はありません。重要: ユーザーは、最大 250 の連絡先を Lync 連絡先リストに追加できます。各ユーザーには、合計 200 の同時プレゼンス サブスクリプションがあります。この制限に達すると、インスタント メッセージの送受信および連絡先リストへのユーザーの追加はできますが、追加のプレゼンス情報は表示されず、ユーザーのプレゼンスを表示しようとすると「フォロワーが最大数に達しました」というメッセージが表示されます。」
  • Lync 会議」の「Lync Web App での参加者の匿名参加」機能が次のように更新され、名称が「Lync Web App での Lync 会議へのゲスト アクセス」に変更されました。「Lync Online は、認証済みおよび認証されていない Lync Web App 出席者をどちらもサポートするようになりました。Lync 会議出席依頼を受け取ったユーザーは、組織のアカウントを持っていない場合でも、Lync Web App を使用してゲスト アカウントでサインインすれば会議に出席できます。」

Lync 会議」の「クライアント側の記録と再生」機能について、Lync Online プラン 2 と Lync Online プラン 3 に次のように脚注 2 が追加されました。「2 これらのサブスクリプションのオプションで Lync 2013 クライアントを使用することはサポートされていますが、Lync 2013 クライアントは含まれていません。例外として Office 365 Education A2 があり、これには Lync 2013 クライアントが含まれています。マルチパーティ ビデオ (ギャラリー ビュー)、OneNote の会議メモ、記録、およびカレンダー委任機能にアクセスするには、ユーザーが Lync 2013 クライアントの完全な権限を持っている必要があります。Office 2013 Professional Plus を購入すると、完全な Lync 2013 クライアントを取得することができます。」

クラウドの内部からの話題: セキュリティ上の新たな脅威に対してマイクロソフトが Office 365 で実施している対策

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(この記事は 2014 年 11 月 5 日に Office Blogs に投稿された記事 From Inside the Cloud: What does Microsoft do to prepare for emerging security threats to Office 365?の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

 

今回は、Office 365 のセキュリティ担当グループ エンジニアリング マネージャーを務める Chang Kawaguchi、Office 365 のリード セキュリティ ソフトウェア エンジニアを務める Travis Rhodes、および Office 365 のシニア プロダクト マネージャーを務める Vijay Kumar の記事をご紹介します。

 

過去の「クラウドの内部からの話題 (英語)」シリーズを既にご覧いただいている方はご存知のとおり、Office 365 チームでは、サービス運営に携わる担当者から直接話を聞く形で、Office 365 サービスのセキュリティ、プライバシー、コンプライアンスを確保するために、マイクロソフトがどのように運用し、管理しているのかを内部の視点から定期的にお伝えしています。

 

最近、脆弱性やその悪用などのサイバー セキュリティに関して、ニュース記事で数多く報道されています。クラウドはデータのリスクを増大させるのではないかとお考えのお客様がいらっしゃいましたら、今回の記事にぜひご注目ください。マイクロソフトのエンジニアリング チームがセキュリティ上の新たな脅威に対して Office 365 サービスでどのような対策を実施しているかについてご紹介します。

(Please visit the site to view this video)

この短編ビデオでご紹介しているとおり、マイクロソフトでは、完全に安全なコンピューター システムは存在し得ないという考えに基づき、セキュリティ侵害を想定したアプローチを実施するために大きな力を注いでいます。

 

私の同僚である Vivek Sharma は、「格納中のデータは安全か (英語)」のビデオの中で、侵害を想定したアプローチの一環として行っている侵入テストにおいて、赤チームと青チームにどのような役割が与えられているのかについて説明しました。

 

そして今回のビデオでは、コア ストラテジストとして Office 365 のこのアプローチに携わっている私が、赤チームの役割についてさらに詳しくご説明しています。赤チームは、「ホワイト ハット」として善意でハッキングを行う内部専門チームです。さまざまな技術産業や防衛および政府関係などの広範な業界の経歴を持つハッカーで構成され、マイクロソフトのシステムで侵入テストを実施します。

 

赤チームでは、続々と登場する新たな脅威とその傾向についての最新の調査結果から得られた戦術、技術、および手順 (TTP) を活かし、独創的な視点から現実世界の攻撃者の攻撃を予想、シミュレートします。その後、「予備調査」と呼ばれる段階で脆弱性を事前に探り、「攻撃」と呼ばれる段階で保護機能の回避に使用される可能性のある方法を試して、最後にデータへの「アクセス」を図ります。ビデオでもご紹介しているように、チームでは多数の取り組みを実施しています。

 

もちろん、システムのテストにおいては、お客様のデータを攻撃目標にしない、サービスの可用性に影響を与えない、既に実施されているセキュリティ対策を損なわないなどの明確なルールを設けています。

 

赤チームに対抗する青チームには、システム内のアクティビティを監視し、変則的な動作を検出して対策をとるという役割が課せられています。赤チームが全力を挙げて脆弱性を探り攻撃するのと同様に、青チームでは全力でセキュリティ イベントを検出し、調査してその影響を軽減します。

 

サービスを修正、強化する作業は、両チームが協力して行います。青チームの役割については、次回の Office ブログでリード エンジニアの Matt Swann がさらに詳しく説明します。この回では侵入検知の舞台裏などをご紹介する予定です。

 

両チームの取り組みの結果は、変則的なアクティビティを検出する機械学習アルゴリズムの改良など、検出技術の強化に活用され、また、インシデント対応の改善にも役立ちます。

 

以上の説明で、増大しつつあるセキュリティ上の脅威に対してマイクロソフトがどのように準備、計画し、お客様のデータの安全性を維持しているか、その概要をご理解いただけたかと思います。

 

このシリーズで取り扱ってほしいテーマについて、皆様からのご意見をお待ちしております。また、ご質問もお気軽にお寄せください。Office 365 セキュリティ センターでも情報を公開しておりますので、ご覧いただけますと幸いです。

Office for Mac/iPad/iPhone/iPod Touch でシングルサインオン (SSO) または Active Directory フェデレーション サービス (AD FS) を利用する際の問題のトラブルシューティング

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(この記事は 2014 年 11 月 10 日に Office Deployment Support Team Blog に掲載された記事 Troubleshooting Sign in issues with Office apps for Mac, iPad, iPhone, or iPod Touch when using single sign-on (SSO) or Active Directory Federation Services (AD FS) の翻訳です。最新情報は翻訳元の記事をご参照ください。)

 

以下に提供されている記事は、Office for Mac / iPad / iPhone / iPod Touch でシングルサインオン (SSO) でサインインする際の問題をトラブルシュートする方法が記載されています。また、この記事には IT 管理者が Office for iOS / mac プラットフォームにおける Active Directory フェデレーション サービス (AD FS) の固有の問題に関するレポートにどう対応するかについても記載されています。

 

サポート技術情報: 3015526: シングル サインオンを利用して Mac、iPad、iPhone、iPod Touch 用 Office アプリケーションにサインインした際に発生する問題のトラブルシューティング方法
http://support.microsoft.com/kb/3015526/ja 


Skype for Business のご紹介

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(この記事は 2014 年 11 月 11 日に Office Blogs に投稿された記事 Introducing Skype for Businessの翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

 

今回は、Skype 担当コーポレート バイス プレジデントを務める Gurdeep Pall の記事をご紹介します。

マイクロソフトでは 10 日 (英語)、 生産性に改革をもたらすことを目指し、その方法についてグローバルかつ全社的な話し合いを始動させました。この目的は、人々が時間を真に有効活用し、より 充実した日々を過ごせるような世界を作り上げることにあります。私たちは人生のあらゆる瞬間において、話し、共有し、協力して、他のだれかとつながってお り、これこそが一瞬一瞬を有意義なものとするために最も重要なことです。マイクロソフトでは、自社だけでなく企業のお客様にもつながりあう世界を実現して いただくために、ユーザーの皆様が慣れ親しんでいる Skype と、エンタープライズ クラスのセキュリティ、コンプライアンス、制御性を備えた Lync を統合し、最も魅力的で信頼性の高いコミュニケーション プラットフォームの構築に取り組んでいます。

10 年前、Skype が世界中の人々をつなぐツールとして登場し、遠く離れている相手とのコミュニケーションに障壁がなくなりました。それ以来、大切な瞬間を祝ったり、特別な 絆を育んだり、友人や家族とつながって人生を共に過ごすための手段は、大きく変化したのです。そして今日、Skype はそれをはるかに超える価値をもたらしており、3 億人以上のユーザーが Skype 上でメッセージング、通話、共有を行っています。相手が 1 人でも複数でも、自分と異なるプラットフォームを利用していても、瞬時につながって楽しい時間を過ごしたり、業務を進めたりすることができます。デスク トップからモバイル、テレビに至るまで、日々のコミュニケーションに利用されています。Skype は、世界共通の「つながり」のシンボルです。

こ の 10 年間、マイクロソフトはビジネスの変革に取り組んできました。業務上のコミュニケーションに使用されていたさまざまなツールを統合し、簡素化する中で Lync を構築し、それまでの現状を打破しました。人々が簡単につながり、業務を遂行できるように、Lync は Office の中心製品に据えられました。Lync を使用すれば、どこからでも自在に仕事を進められます。世界中のどこにいても、相手の肩を叩いて「話をしよう」と声をかけるかのように簡単に会話を始めら れるのです。すぐに同僚とのミーティングを開いてすばやく意思決定を下すことができますし、IT 担当者は、自身が管理および制御する安全なプラットフォームによってエンドユーザーが保護されているという安心感を得ることができます。現在では、何千に ものぼる大小さまざまな企業が、音声通話、ビデオ通話、会議に Lync を活用しています。

2015 年前半、Lync の新バージョンとして「Skype for Business」が公開されます。これに伴い、新しいクライアント エクスペリエンスと最新バージョンのサーバーがリリースされ、Office 365 のサービスが更新されます。マイクロソフトは、Skype for Business によって企業のお客様を何億もの Skype ユーザーとつなぐことができ、またしても人々のコミュニケーション方法を変革できるものと考えています。

それでは、Skype for Business で提供される機能の一部をご紹介しましょう。

(Please visit the site to view this video)

特に注目すべきポイントは、Skype for Business が Skype と Lync の両方のメリットを取り入れていることです。たとえば、スクリーンショットにあるように、通話、ビデオ通話、通話終了には見慣れた Skype アイコンが採用されています。また、Skype の通話モニターが追加され、ユーザーが別のアプリケーションに移動した場合にも、実行中の通話が小さなウィンドウに表示されます。

同時に、Skype for Business には、コンテンツ共有やテレフォニーといった Lync のすべての機能を残し、さらに強化しています。たとえば、通話の転送を行う場合、Lync では 3 回のタッチまたはクリック操作が必要でしたが、Skype for Business では 1 回の操作で実行できます。

また、あらゆる場所にいる人々とつながることも、さらに簡単になります。Lync では、既に Skype ユーザーとのインスタント メッセージングや音声通話をサポートしていますが、Skype for Business では、ビデオ通話が追加されるほか、Skype ユーザー ディレクトリによって、あらゆるデバイスから Skype ユーザーへの通話を行うことができます。

現在 Lync Server をご利用のお客様は、データセンターで Lync Server 2013 から新しい Skype for Business Server に更新することで、これらの機能をご活用いただけるようになります。新しいハードウェアを用意する必要はありません。Office 365 をご利用のお客様の場合は、必要な更新作業をマイクロソフトが実施しますので、さらに簡単です。また、コミュニケーションはミッション クリティカルなものであるため、Skype for Business は信頼性とパフォーマンスに関する新たな基準に適合するように設計されています。

マイクロソフトは、コミュニケーション市場におけるリーダーの地位を確立しています。マイクロソフトのように人々をつなぐことができる企業は、世界に 2 つとないはずです。Skype for Business の最新情報について、また人々がコミュニケーションに利用するテクノロジを刷新していくマイクロソフトの足取りについて、引き続きお知らせしてまいります のでご期待ください。既存のお客様は、Skype for Business について、マイクロソフトの販売スペシャリストまたはパートナーまでお問い合わせください。また、ソーシャル チャネル (Facebook (英語) | Twitter (英語) | LinkedIn (英語)) をフォローすると、最新情報をご確認いただけます。

—Gurdeep Pall

Office 365 とDynamics CRM を日本データセンターから提供

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クラウドプラットフォームからビジネスアプリケーションに至るまで、マイクロソフトのクラウドは企業を対象にグローバルなスケールで構築されており、世界中のお客様やパートナー様に向けてより効率的で信頼性が高い基盤を提供しています。

 

先月発表された拡張によりMicrosoft Azureは世界の19地域で提供されるようになりました。本日は、マイクロソフトのクラウドのグローバルな拡張を示すニュースのひとつとして、統合型情報共有クラウドサービスOffice 365と統合型CRMアプリケーションサービスMicrosoft Dynamics CRM Online について、日本国内のデータセンターから間もなく日本のお客様にサービスが提供できることを発表でき、嬉しく思っています。Office 365は今年末までに、CRM Onlineは2015年第1四半期末 までに利用可能になります。

 

日本におけるOffice 365とDynamics CRMのニーズは高まっており、マイクロソフトは日本でも最善のサービスを提供することを約束します。Office 365は、過去12カ月間に150を越える新機能を提供し、ユビキタスなコラボレーション、パーソナライズされた洞察提供力、人間中心型のコンプライアンス機能をお客様に提供します。Dynamics CRMは、複数のモバイル機器上でOfficeそしてPower BIとシームレスに連携し、営業担当者の生産性を向上し、スマートなマーケティング機能を提供し、お客様のロイヤリティを獲得します。また、Dynamicsは、あらゆる規模の組織向けに、セールス、マーケティング、お客様のケア、コマース、財務管理、業務管理にわたるマイクロソフトのクラウド上の中核的ビジネスアプリケーションを提供します。

 

お客様は、自社のデータを日本国内で保管することでさらに高い信頼性と柔軟性を得られるようになります。これは、規制準拠のためにデータを国内に保持する必要があるヘルスケア、金融サービス、政府機関などの組織にとってとりわけ重要です。日本の既存のOffice 365のお客様についてはデータをアジア・太平洋地域のサーバーから日本へ移動します。この点についての詳細は利用開始時期が近づいた段階で発表します。

 

本日の発表はマイクロソフトのクラウドへの道のり、すなわち、日本そして世界中のお客様へさらに優れたサービスを提供するという道のりにおける重要なステップです。Office 365とDynamics CRMのサービスが日本国内のデータセンターから提供されることで、国内特有の規制準拠を維持しつつ、高いパフォーマンスを提供し、お客様をより効果的にサポートできるようになります。追加情報については公式のプレスリリースをご参照ください。

 

特設サイトはこちら!

注:この発表は法人向けサービスのみに適用されます。一般消費者向けサービスには適用されません。

Office 365 の認証情報でYammerにログインする事が可能になりました

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(この記事は 2014 年 11 月 12日に Office Blogs に投稿された記事Use your Office 365 credentials to sign in to Yammer の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

本日は、Office 365 の認証情報を使ってYammerにログインする事ができるようになり、より簡単に Office 365の各サービスをシームレスにご利用頂けるようになりましたのでご案内をさせて頂きます。

 

 

動作する仕組み

ユーザーがYammerにログインをする際、ユーザーが所属する組織専用のOffice 365 ログインページへとリダイレクトされるようになります。メールアドレスとパスワードを入力した後、以下の画像のようにOffice 365 のナビゲーションバーが上部に表示されている事に気づくでしょう。これをご利用頂く事で、ユーザーはYammer, Outlook, OneDrive, SharePoint, その他のサービスにワンクリックで行き来する事ができるようになります。

この新しい機能は、ユーザーにとって管理すべきパスワードを1つ減らすと共に、全ての Office 365 アプリケーションに対する一つのエントリーポイントを提供します。

 

この機能を利用できるユーザー

Yammer 向け Office 365サインインは、2014年12月から2015年3月までの段階的なリリーススケジュールを予定しており、以下の要件を満たす Office 365 のお客様に提供されます。

1. Office 365 の管理センターにて、Yammer Enterprise のアクティベーションが完了している事

2. Yammer シングルサインオン(SSO)が有効になっていない事

 

全てのお客様において、Yammer をデフォルトのソーシャルネットワークにして頂く事をお勧め致します。それにより、Office 365 のナビゲーションバーから簡単にYammerにログインができるようになります。本機能の更なる詳細については、こちらの管理者向けドキュメント(英語)をご覧ください。

Yammer 向け Office 365サインインはエンタープライズソーシャルの効能を皆様が日常的にお使いになるツールに持ち込むための最新のステップです。今後のアップデートにつきましては Office 365 ロードマップ(英語)およびOffice 365 テクニカルネットワーク(英語)をご覧ください。 ネットワークのように全ての社員が繋がって働けるように、よりお客様にとって価値の高いアップデートを行ってまいります。

 

- Jay Sethna

Lync for Mac の新バージョン: メディア復元機能と会話履歴の追加、OS X Yosemite のサポート

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(この記事は 2014 年 10 月 29 日に Office Blogs に投稿された記事 New Lync for Mac adds Media Resiliency, Conversation History and OS X Yosemite support の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

  

今回は、Lync チームのプロダクト マネージャーを務める Barak Manor の記事をご紹介します。

このたび、Lync for Mac の最新バージョンがリリースされ、Microsoft サポート (機械翻訳) からダウンロードしていただけるようになりました。今回のバージョンでは、メディア復元と会話履歴という 2 つの新機能、そして Apple OS X Yosemite のサポートが追加されています。

 

メディア復元機能

当然ながら、完璧なネットワークというものは存在しません。そのため、一時的に問題が発生してしまった場合にも可能な限り優れたエクスペリエンスが提供されることをだれもが望んでいます。今回の更新では、ピアツーピア通話と Lync 会議におけるメディア復元機能が追加されました。この機能によって 2 つの重要なメリットがもたらされます。1 つ目のメリットは、ネットワーク接続が切断されてしまっても、30 秒以内に再び確立された場合には、会議への再参加やピアツーピア通話の再接続が自動的に行われることです。

(この処理はお客様ご自身でご確認いただけます。まず、ご利用の Mac 上で Lync ビデオ通話をセットアップします。次に、ネットワーク ケーブルの切断と再接続、��たはワイヤレス接続の無効化と再有効化をすばやく行います。ネットワークが切断されるとビデオはフリーズしますが、接続が再確立された後には通話が再開されるところをご覧いただけるはずです。)

2 つ目のメリットとして、Lync Server または Lync Online への接続が失われた場合でも、ピアツーピア通話のメディア接続が維持されるようになります。そのため、プレゼンス情報が利用できなくなったとしても、音声通話を続けることが可能です。

 

会話履歴

旧バージョンの Lync for Mac では、Lync の会話の記録がローカルの Mac 上には保存されますが、Exchange 上には保存されませんでした。今回の更新では、Mac ユーザーと企業の管理者を対象として、会話履歴を改良するための 2 つの機能が追加されています。具体的には、ローカルだけでなく Exchange 上に会話履歴を保存するオプションが選択できるようになり、また、Lync for Mac クライアントに会話の履歴を表示する [History] タブ (下図参照) が追加されました。Exchange に保存すれば、ユーザーの会話履歴を複数のデバイスに反映できます。たとえば、複数の Mac をお持ちのユーザーは、どの Mac を使用しているときにも、手元の Mac のローカルに保存されている会話だけでなく、すべての会話を見直せるようになります。さらに、Exchange 上でのアーカイブによって電子情報開示が容易になる (英語) ほか、管理者の皆様によるその他のコンプライアンス関連のタスクも簡素化されます。

 

OS X Yosemite のサポート

過去 2 年間で、Apple は Mountain Lion、Mavericks、そしてつい先日の Yosemite と、3 つのバージョンの OS X をリリースしました。マイクロソフトではそのたびに、新しい Lync for Mac クライアントをテスト、リリースしています。今回も同様に、最新バージョンのクライアントで新しい OS X Yosemite をサポートしました。

最新バージョンの詳細については、マイクロソフトのサポート技術情報 (機械翻訳) でご確認いただけます。今回のリリースは、過去 2 年間の 10 回にわたる Lync for Mac の更新を基にした累積的なリリースです。この間に、以下に挙げるような重要な機能が多数追加されています。

  • 通話中のビデオ カメラの動的な選択機能
  • USB 周辺機器のサポート (ヘッドセット、スピーカーフォン、カメラなど)
  • E911 機能と位置認識機能 (こちらのブログ記事を参照)
  • デスクトップ共有での圧縮率の向上 (最大 10 倍) による、帯域幅と待機時間の削減
  • 上司/管理者向けの委任の制御および管理の強化
  • 自動検出の構成、Lync 会議の参加者一覧で音声会議プロバイダーを使用する発信者を確認する機能といった、Office 365 との統合の強化
  • 各通話後、サーバーまたは Office 365 に記録される Quality of Experience (QoE) レポート
  • 上司/管理者向けの制御および管理の強化

こうした機能強化を行ってもなお、マイクロソフトでは、Mac ユーザーの皆様にご満足いただくためにはさらなる取り組みが必要だと認識しています。今後も Lync for Mac を定期的に更新していく予定ですので、皆様からのご意見をお待ちしております。ぜひ、たくさんのご意見をお寄せください。

—Barak Manor

組織内の別の SharePoint テナントにアクセスする際に必要なライセンス

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対象: 新Office365 Office 365 EnterpriseOffice 365 BusinessOffice 365 Education, Office 365 Midsize Business, Office 365 Small Business

 

SharePoint Online テナントを組織内、もしくは関連会社内で複数持っていることも最近は多くなってきました。たとえば、組織全体で全社ポータルの SharePoint Online を展開しており、一部門や関連会社で用途特化の SharePoint Online を持っている場合などです。オンプレミスの CAL の場合は、CAL を持っているユーザーは組織内、もしくは関連会社内の複数の SharePoint Server にひとつの CAL でアクセスできました。オンラインの場合も、似たような考え方が成り立ちますが、問題になるのは、SharePoint Online テナント側で作成されるユーザーはそれぞれのテナントで SID が異なり、技術的に別々のユーザーとなり別々のライセンス付与が必要になってしまう点です。このような場合には以下のように考えます。組織内にテナント A とテナント B の SharePoint Online があった場合の想定です。

  • テナント A の SharePoint Online ユーザーがテナント B に SharePoint Online のフル機能アクセス権が必要な場合、テナント A のユーザーはテナント B に別途ライセンスが必要になります。
  • テナント A の SharePoint Online ユーザーがテナント B に SharePoint Online の外部共有機能で付与されるアクセス権が必要な場合、テナント B から「メール招待状」をテナント A の SharePoint Online ユーザーに送付することで追加ライセンスなしで利用できます。ただし、テナント A のユーザーが SharePoint Online ライセンスを持っていない、もしくはどのテナントにも属していない (つまり SharePoint Online ライセンスも持っていない) 組織内/関連会社のユーザーにはメール招待状を送って招待することはできません。これらのユーザーはテナント B にSharePoint Online ライセンスが必要です。

※ 図中で緑色は追加のライセンスがいらないパターン、オレンジ色はライセンスが必要になるパターン

 

「メール招待状」機能は、もともと外部ユーザーに対して SharePoint Online にアクセスするための招待状を送るための機能です。外部ユーザーは自社または関連会社の従業員、請け負い業者、社内エージェントではないユーザーです。組織内/関連会社のユーザーは SharePoint Online にアクセスするためにはライセンスが必要になります。

外部ユーザーは、共同作業を行うために自分を招待した SharePoint Online 顧客の使用権限を継承します。つまり、組織が E3 Enterprise プランを購入し、エンタープライズ機能を使用するサイトを構築する場合、外部ユーザーには、自分が招待されているサイト コレクション内でエンタープライズ機能を使用または表示する権限が付与されます。外部ユーザーは、サイトの操作全般を実行する拡張プロジェクト メンバーとして招待できますが、組織内の有料のフルライセンスを持つユーザーとまったく同じ能力を持つわけではありません。外部ユーザーができることとできないことの詳細を参照してください。

 

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