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新たな OneDrive SDK として Android 向けファイル オープン ピッカーを発表

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対象: 新Office365 Office 365 Enterprise, Office 365 Small Business, Office 365 Midsize Business

 

(この記事は 2014 年 9 月 3 日に Office Blogs に投稿された記事 New OneDrive SDK: announcing the Android open file pickerの翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

 

OneDrive では、ファイルを開くという操作は非常に基本的なもので頻繁に行われます。しかし残念なことに、この単純な操作は、開発者にとってはそれほど単純なものではありませんでした。マイクロソフトではこの問題点を把握していて、今回、Android 向け OneDrive のファイル オープン ピッカーをリリースしました。これにより、開発者および OneDrive ユーザーにとって、ファイルを開くという一般的なタスクが簡単でシームレスなものになります。

 

これまで開発者は、ユーザーが OneDrive でファイル選択の操作を行えるようにするためにファイル オープン ピッカーの UI やその他すべてのコンポーネントを構築する必要があり、貴重な時間を浪費していました。このためマイクロソフトでは、開発者の時間節約を目指し、機能の開発を進めてきました。

 

従来ではファイルを開く操作が行えるようになるまで数日間を要していましたが、Android 向け OneDrive ピッカーを使用すると、わずか数分でできるようになります。このピッカーでは、ファイルのコンテンツを直接ダウンロードできるリンクを作成したり、リンクを表示して共有しやすくしたり、画像ファイルのサムネイルのセットを表示したりできます。

 

Android 向けファイル オープン ピッカーの操作の流れ

 

この機能を使用するには、SDK をダウンロード (または GitHub (英語)で内容を確認) して、ご利用の Android アプリに数行のコードを追加します。これで、Android 向け OneDrive アプリでネイティブにファイルを開けるようになり、OneDrive および OneDrive for Business に格納されている無数のファイルがいつでも利用できるようになります。このとき、OAuth を扱ったり、ファイル階層の走査や自作の UI を実装したりする必要はありません。

 

Android 向け OneDrive ピッカーは、Ice Cream Sandwich およびそれ以降にも対応しており、Android のいずれのバージョンでも同じように簡単かつスムーズにファイルを開くことができます。

Android 向け OneDriveピッカーの利用開始

SDK を使用して OneDrive からファイルを開けるようにするには、onClick() から OneDrive ピッカーを起動するクリック ハンドラーをセットアップします。次に示すスニペットは、LinkType.DownloadLink を使用してダウンロード リンクを要求するものです (Web プレビューのみが可能な共有リンクを要求する場合は、LinkType.WebViewLink に変更します)。

import com.microsoft.onedrivesdk.picker.*;private IPicker mPicker;private String ONEDRIVE_APP_ID = "<app_id>"; // 次の URL でアプリの ID を取得: https://account.live.com/developers/applications// OneDrive ピッカーを起動する onClickListenerprivatefinal OnClickListener mStartPickingListener = new OnClickListener() {@OverridepublicvoidonClick(final View v) {        mPicker = Picker.createPicker(ONEDRIVE_APP_ID)        mPicker.startPicking((Activity)v.getContext(), LinkType.DownloadLink);    }};

このコード スニペットでは、onClick() が呼び出されるとすぐに startPicking() メソッドが OneDrive ピッカーを起動します。

 

その後、ピッカーの結果を取得します。ユーザーがピッカーからファイルを開いたり、キャンセルしたりした場合は、その結果を処理するために onActivityResult() メソッドが呼び出されます。

protectedvoidonActivityResult(finalintrequestCode, finalint resultCode, final Intent data) {// ピッカーから結果を取得    IPickerResult result = mPicker.getPickerResult(requestCode, resultCode, data);// 結果が取得されなかった場合の処理    if (result != null) {// 取得されたファイルに対する処理        Log.d("main", "Link to file '" + result.getName() + ": " + result.getLink());        return;    }// OneDrive 以外のピッカーの要求の処理    super.onActivityResult(requestCode, resultCode, data);}

このコードでは、result.getName() により開かれたファイルのデータ (ファイル名など)、result.getLink() により要求されたファイルへのリンク、および result.getThumnailLinks() により作成された画像や動画のサムネイルが result で取得され、ユーザーがその内容にアクセスできます。

 

以上が、SDK をダウンロードしてから利用を開始するまでに必要な手順です。Android 向け OneDrive ピッカーの SDK の詳細については、OneDrive デベロッパー センター (英語)または GitHub の OneDrive ページ (英語)をご確認ください。

 

Android 向け OneDrive ピッカー (英語)を開発に活用していただければ幸いです。利用開始後にお問い合わせされる際には、Stack Overflow (英語、"onedrive" のタグを設定してください)GitHub (英語)をご利用ください。


Office ストア: ホーム ページの刷新、対応言語の追加、アプリ表示場所の拡大を発表

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対象: 新Office365 Office 365 Enterprise, Office 365 Small Business, Office 365 Midsize Business

 

(この記事は 2014 年 9 月 4 日に Office Blogs に投稿された記事 Office Store—new home page, new international storefronts and improved app visibilityの翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

 

本年は Office ストアにとって重要な予定が目白押しです。今回は、Office ストアの刷新、Office ストアの対応言語の追加、お客様と Office 販売/展開パートナー様に対するサードパーティ製ストア アプリの表示場所の拡大といった 3 点の更新が発表されました。

Office ストアの刷新

このたび、Office ストアのデザインが一新され、洗練された Web ページ (Store.Office.com) として新たに公開されました。次の画像は、このページのスクリーンショットです。

 

Office Store

 

お客様が必要なアプリをすばやく見つけられるように、新しいホーム ページでは、無駄のない最新型のインターフェイスを採用しました。目を引く大きなアプリ アイコンが表示され、画面左側ではカテゴリを選択できるなど、ユーザーにとって使いやすいデザインが施されています。また、フリー テキスト検索ツールも改良されました。

 

信頼性の高いランキング サービスを採用したおかげで、日々異なるアプリを紹介できるようになりました。繰り返しアクセスしていただくと、その時点で高評価のアプリや最新のアプリがホームページ上部に表示されます。

 

さらに、開発者の皆様のエクスペリエンスも向上しています。Office ストアでは既に 1,000 を超えるアプリが公開されていますが、新しいアプリを短期間で公開できるようになりました。また、10 月にリリースされるインタラクティブで更新頻度の高い分析ツールを使用すると、Office ストア内での自分のアプリに関する状況を評価することが可能になります。これらはアプリを提出するための販売者用ダッシュボードにおける機能強化であり、刷新された Office デベロッパー センター (英語)のリリース後、間もなく行われます。Office デベロッパー センターでは、Office ストアによる一般公開向け、および SharePoint のアプリ カタログによる非公開の配布向けにアプリ���作成、販売する方法をご確認いただけます。

Office ストアの対応言語を追加

2 つ目の発表として、3 つの言語 (オランダ語、イタリア語、ロシア語) のアプリが新たにサポートされるようになりました。続いて来月には、さらに 3 つの言語 (ポルトガル語 (ブラジル)、2 種類の中国語 (繁体字と簡体字)) がサポートされます。これらの言語が追加サポートされることで、ベルギーやオランダ、イタリア、ロシア向けにローカライズされたアプリや各言語版の Office ストアが利用できるようになります。そして、ブラジル、中国、台湾、香港向けにローカライズされたアプリや各言語版の Office ストアもその後間もなく利用可能になります。展開作業がすべて完了すると、アプリは合計 10 言語、Office ストアは合計 31 言語に対応することになります。また、その他多数の Office 販売地域についてもローカライズを進め、今後数か月以内に Office ストアでの対応言語をさらに追加する予定です。

 

Office Store Hong Kong

 

今回新たにサポートされる市場については、現在公開されているアプリの大半が既にローカライズされています。また、Office ストアでは、これらの新しい市場を主な対象とした新しいアプリも公開されます。たとえば、オランダのソフトウェア企業である Aia は、SharePoint 向けのコンテンツ管理アプリをリリースしました。このアプリでは、ユーザー自身の SharePoint ライブラリから Aia のクラウドベースのテンプレートにデータを簡単に挿入できるので、提案書や契約書といったドキュメントを、各企業のガイドラインに沿ってすばやく作成できます。この SharePoint Standard 向け ITP アプリの価格は月額 24.99 米ドルで、無償の試用版も公開されています。

 

Aia’s ITP for SharePoint Standard app

Aia が提供する SharePoint Standard 向け ITP アプリ

 

もう 1 つの例をご紹介しましょう。ロシア語版の Office ストアでは、言語関連ソフトウェアに精通したロシアの Informatic Ltd. が、Excel、PowerPoint、Word に対応した無償のロシア語文法チェック ツールをリリースしました。

 

Russian grammar checker

Informatic が提供するロシア語文法チェック ツール

 

上記の 2 つのアプリは共に英語でも利用可能ですが、複数の言語を使用する場合や、別の通貨でのご購入を検討している場合、または単に関心を持っているだけという場合にも、Office ストアのページ下部にある [Change Language]をクリックして市場を選択すると、対象言語の Office ストアをご確認いただけます。

Pinpoint パートナーポータルでもストアアプリを表示

3 つ目の更新点として、今月下旬より、刷新された Pinpoint パートナー ポータルでも Office ストア アプリが表示されるようになります。2014 年度には、このポータルに 630 万人がアクセスし、120 万件のパートナー紹介につながりました。Pinpoint では長期にわたり、パートナー様とお客様を対象にマイクロソフトのオンプレミス ソリューションの導入と構成に役立つ情報を提供してまいりました。そしてこのたび、このポータルにアクセスするパートナー様やお客様は、Office クラウド アプリの一覧を参照したり、必要なアプリをクリックして Office ストアにアクセスし、アプリのライセンスを購入したりしていただけるようになりました。開発者の皆様は、Office ストアの場合と同じ販売者用ダッシュボードを使用して Pinpoint 向けのアプリ一覧を作成できるほか、自分のアプリ一覧に関する状況を 1 か所で確認できます。詳細については、今月後半に発表する予定です。

 

Pinpoint パートナー ポータルでアプリを表示するようにした今回の取り組みは、Office アプリの表示場所を増やして認知度を高め、お客様のアプリ利用や開発を促すための長期計画における一歩にすぎません。

Office 用アプリとパートナー様向けの更新に関する今後の予定

今後数か月の間にも、開発者向けの新しい API の公開や、Office 製品内におけるアプリの表示方法の改善が予定されているなど、ストア アプリはさらに発展してまいります。どうぞ、引き続きご注目ください。本年は、Office ストアとマイクロソフトの開発パートナーの皆様にとって、常に動きがある活発な 1 年になりそうです。

Office 365 の新規導入時の特典を発表

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対象: 新Office365 Office 365 Enterprise

(この記事は 2014 年 9 月 3 日に Office Blogs に投稿された記事 Announcing Office 365 deployment benefits for new customersの翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

Office 365 は、従業員による共同作業、ビジネスに関する有用な情報の入手、ひいてはお客様の業務全体をご支援するための新しい手段を企業のお客様に提供し、クラウド上で最高の生産性を実現します。このサービスはクラウド ベースであるため、お客様には従来のオンプレミスのソリューションよりも短時間で Office 365 に移行していただけます。そしてマイクロソフトでは、このクラウドへの移行作業を可能な限りスピーディかつシームレスにすることに力を注いでいます。

Office 365 の導入プロセスに関する継続的な改善

その取り組みの一環として、昨年からマイクロソフトでは FastTrack を開始しました。これを通じて導入支援の手法、ツール、プロセスを幅広く提供し、導入作業の効率化を図っています。以来、何千ものお客様による Office 365 への移行を、そのパートナーの皆様と共に支援してまいりました。FastTrack はこれまで非常にご好評をいただいてはいるものの、マイクロソフトでは引き続きベスト プラクティスを模索しており、また、移行作業の重要なフェーズにおいて Office 365 サービス チームが直接ご支援することによって、導入期間を短縮できると考えています。その結果として設けられたのが、Office 365 FastTrack Onboarding Center (英語)です。

Office 365 FastTrack Onboarding Center を発表

Office 365 FastTrack Onboarding Center をご利用いただくと、お客様は迅速かつ予測可能な方法で Office 365 を利用開始、導入することが可能になります。Onboarding Center をご利用いただけるのは、お客様と、お客様が指定するパートナーです。この新しい特典は、対象となるライセンスを 150 シート以上ご購入いただいた新規のすべてのお客様に無償で提供されます。Microsoft Office 365 Onboarding Center はサービスの一部として含まれており、Exchange、SharePoint、Lync、Office 365 ProPlus、Yammer といった Office 365 関連サービスのプロビジョニングや構成をご支援します。マイクロソフトは、お客様環境で Office 365 サービスが確実にプロビジョニングされ、利用できる状態になるように準備を整えます。

Office 365 FastTrack Onboarding Center の主な特長を以下にご紹介します。

  • Office 365 の導入支援エキスパートが、重要な導入支援活動においてお客様やパートナー様と協力しながら、リモート アシスタンスを直接提供します。

  • 自動チェックおよび自動構成の強力なスイートを使用して、現在の状態の評価、ID 管理、ドメインの構成といったタスクを実施します。

  • 導入支援は、英語、中国語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、ポルトガル語 (ブラジル)、ポルトガル語、スペイン語の 9 か国語に対応しています。

  • 2014 年 9 月 1 日から世界各国で利用可能になります。

お客様環境の移行が完了したら、ユーザーが可能な限り速やかに利用開始できるようにする必要があります。また、Office 365 ワークロードによっては、電子メールやドキュメントの移行など、追加の作業が必要になる場合もあります。このフェーズにおいてお客様をご支援するために、マイクロソフトでは Office 365 Adoption Offer を開始しました。

期間限定の Office 365 Adoption Offer を発表

このキャンペーンは、2014 年 9 月 1 日から 2015 年 3 月 31 日までの期間中、対象となる Office 365 関連サービスを 150 シート以上新規にご購入いただいたすべてのお客様に提供されます。このキャンペーンでは、お客様は以下の特典のうちいずれかをお選びいただくことができます。

導入支援作業 - お客様が指定した Office 365 Cloud Deployment パートナーまたは Cloud Productivity Competency パートナーが提供します。

マイクロソフトは、お客様にお選びいただいたパートナーがお客様環境での Office 365 の導入作業を支援できるように、導入支援金 (制限あり) を提供します。お客様はこの導入支援金を活用して、ユーザーが利用を開始できるようにするために、パートナー様からさまざまな導入支援を受けることができます。

Office 365 Adoption Offer の参加資格に関する詳細な利用条件については、Office 365 Adoption Offer (英語)をご参照ください。

電子メール移行サービス - マイクロソフトがリモートで提供します。

マイクロソフトがお客様と協力して、以下の環境からすべてのご購入済みのメールボックスをリモートで移行します。

  • Exchange Server 2003 以上

  • Lotus Domino 7.0.3 以上

  • Google Gmail

  • IMAP でアクセス可能な環境

メール移行のサービスは、Adoption Offer の一環としてお客様およびパートナー様がご利用いただけます。この移行サービスでは、マイクロソフトのエキスパートがお客様と協力して、ユーザーのメールをシームレスに移行できるようにします。電子メール移行サービスの詳細な利用条件については、Email Migration (英語)をご参照ください。

お客様に自社環境で Office 365 の価値をすぐに実感いただけるようにすると同時に、ユーザーのスムーズな移行を実現することは、Office 365 チームの最優先事項です。Office 365 FastTrack Onboarding Center と Office 365 Adoption Offer は現在、対象となる新規のお客様にご利用いただけます。詳細については、Office 365 Deployment Center (英語)をご参照ください。

KMS のライセンス認証に関する問題について Ospp.vbs スクリプトの出力を改善

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対象: Office 2013

(この記事は 2014 年 9 月 9 日に Office Deployment Support Team Blog に投稿された記事 Improved output from the Ospp.vbs script available for KMS activation issuesの翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

数週間前、Ospp.vbs スクリプトの大幅な機能強化を含む更新プログラムがリリースされました。
2883036: Office 2013 KMS ライセンス認証コンポーネントの更新プログラム (2014 年 8 月 12 日) (機械翻訳)

そのため、更新プログラム適用後に KMS のライセンス認証に関する問題についてトラブルシューティングを実施し Ospp.vbs スクリプトを実行すると、以下の 2 つの項目が出力に追加されている点にお気付きいただけることと思います。

    • スクリプトによって生成されたエラー コードについて、関連するサポート技術情報記事が公開されている旨をお知らせする "NOTICE" 欄
    • 生成されたエラー コードについて、サポート技術情報記事 2870357 の関連セクションに直接アクセスできる URL

新たな 2 項目を含む出力のスクリーンショットを以下に示します。

上記のスクリーンショットにある URL から サポート技術情報記事 2870357 の該当セクション (機械翻訳)にアクセスすると、0xC004F038 エラーに関する詳細情報をご確認いただけます (下図参照)。

以前は、0xC004F038 エラーに関連するコンテンツを手動で検索し、ヒットしたすべてのページの中から適切な解決策を見つけ出す必要がありました。しかし、今回の更新プログラムをインストールすれば、Ospp.vbs の出力から URL をコピーしてブラウザーでサポート技術情報記事にアクセスし、そこに記載されている指示に従うだけでエラーに対処できるようになります。

 

Office 365 APIs Starter Project for Windows を公開

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対象: 新Office365 Office 365 Enterprise, Office 365 Small Business, Office 365 Midsize Business

(この記事は 2014 年 9 月 17 日に Office Blogs に投稿された記事 Office 365 APIs Starter Project for Windowsの翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

マイクロソフトでは、開発者の皆様に対象プラットフォーム上のさまざまな Office 365 クライアント ライブラリに慣れ親しんでいただけるように、一連のスターター プロジェクトを作成しています。各プロジェクトでは、クライアント ライブラリを使用して、アプリにユーザーの Office 365 データを統合するための方法をご紹介します。

Office 365 クライアント ライブラリを使用すれば、アプリのコーディングの際に Office 365 API を使用できるため、開発作業を大幅に簡略化することが可能です。その例をいくつかご紹介しましょう。

  • クライアント ライブラリの認証用ビジネス ロジックを使用して、クライアントのアクセス トークンを取得できます。これによって、OAuth に必要な認証、承認、同意のワークフローを開発者側で実装する必要がなくなります。

  • クライアント ライブラリを使用すれば、オブジェクトに対する JSON のシリアル化/逆シリアル化が不要です。このライブラリは、サービス メタデータの説明と整合性があります。また、このライブラリによって、クライアントのアクセス トークンが管理され、オブジェクト モデルが利用しやすくなります。

  • クライアント ライブラリを使用すれば、Office 365 サービスを利用して、ユーザーの予定表、メール、連絡先、ファイル、サイトなどにアクセスできます。

クライアント ライブラリを使用すれば、機能へのアクセス権とユーザー権限を分割できます。これによって、特定の機能へのアクセスを制限したり (連絡先にはアクセス可能でもメールにはアクセス不可など)、特定の操作を制限したり (読み取り専用アクセスなど) といった設定が可能です。

つい先日、最初のスターター プロジェクトである Office 365 APIs Starter Project for Windows (英語)が GitHub に公開されたばかりです。皆様のご意見やご感想をお待ちしております。このサンプルでは、Office 365 API クライアント ライブラリを使用して、Windows ストア アプリにユーザーの Office 365 データを統合するための方法をご紹介します。ぜひ今すぐダウンロードしてください。

また今後数か月の間に、ASP.NET MVC、Android (Eclipse を利用)、Android (Xamarin を利用)、Cordova など、各種プラットフォーム向けのスターター プロジェクトも提供していく予定です。このプロジェクトの最新情報と新しいスターター プロジェクトのリリースはこのブログで発表しますので、どうぞお見逃しなく。

Office 365 APIs Starter Project for Windows (英語)を使用すると、以下のことが可能です。

  • Office 365 API Toolsで提供されるクライアント ライブラリを使用して、Office 365 に保存されているデータに対して呼び出しを行う方法を確認できます。

  • ユーザーの Office 365 データを統合する機能を備えた Windows ストア アプリを構築できます。

  • Office 365 の予定表、ファイル、フォルダー、ユーザー情報などにアクセスする方法を確認できます。

それでは、Office 365 APIs Starter Project for Windows サンプルに含まれているコードについて説明していきましょう。まだサンプルをお持ちでない場合は、デスクトップにダウンロードまたは複製して、インストールしていただくことをお勧めします。Readme (英語)ファイルには、デモ テナントで実行できるようにサンプルをセットアップする手順が記載されています。

認証とユーザー情報の取得

サンプルを実行すると、以下の画面が表示されます。このページで特に重要なのは、利用可能な Office 365 サービスの一覧です。

MainPage.xaml (英語)から Office 365 に接続します。

このページから、Office 365 テナントに接続できます。[Sign In]ボタンを押すと、このアプリケーションによるサービスへの接続要求を許可することへの同意を求める Web ページが表示されます。同意すると、アプリケーションがサービスへの接続に使用するアクセス トークンが取得されます。Office 365 サービスへの接続に使用するコードは AuthenticationHelper.cs (英語)ファイル内にあります。アプリケーションによる Office 365 サービスへの接続を許可することにユーザーが同意すると、サインインしているユーザーの情報が Azure Active Directory から取得されます (ただし、今回のバージョンではサムネイル機能は利用できませんのでご注意ください)。この処理は UserOperations.cs (英語)ファイルで実行されます。

予定表 API: Office 365 の予定表のイベントの作成、読み取り、更新、削除

スタート ページ上の [Calendar]ボタンを選択すると、予定表 API のサンプル ページが表示されます (下図参照)。ここでは、Office 365 に保存されている予定表のイベントを操作できます。

Calendar.xaml (英語)から Office 365 のイベントにアクセスします。

このページでは、CalendarViewModel.cs (英語)ファイルと EventViewModel.cs (英語)ファイルを使用して、予定表に保存されている予定表情報にアクセスします。以下の操作を実行する方法については、CalendarOperations.cs (英語)でご確認いただけます。

  • 予定表のイベントの一覧を取得する

  • 新しいイベントを作成する

  • 既存のイベントを更新する

  • 予定表からイベントを削除する

ファイル API: SharePoint に保存されているファイルの作成、読み取り、更新、削除

スタート ページの [Files]ボタンを選択すると、Office 365 ファイル API のサンプル ページが表示されます (下図参照)。ここでは、Office 365 上のファイルやフォルダーにアクセスできます。

MyFiles.xaml (英語)から Office 365 のファイルやフォルダーにアクセスします。

このページでは、FilesViewModel.cs (英語)FileSystemItemViewModel.cs (英語)を使用して、SharePoint に保存されているファイルやフォルダーの情報にアクセスします。以下の処理のための呼び出しを行う方法については、FileOperations.cs (英語)をご確認ください。

  • 既定のドキュメント ディレクトリとサブディレクトリにある、すべてのファイルやフォルダーの一覧を取得する
  • シンプルなテキスト ファイルを作成する
  • ファイルを SharePoint にアップロードする
  • ファイルやフォルダーを削除する
  • テキスト ファイルの内容を読み取る
  • テキスト ファイルの内容を更新する
  • ファイルをダウンロードする (その後ファイルを開くためのコードは FilesViewModel.cs (英語)にあります)

ご質問やご意見について

最新情報や Office 365 の開発に関する情報については、このブログで随時お知らせしますので、引き続きご注目ください。また、今回のスターター プロジェクトについてもご意見やご感想をお寄せいただければ幸いです。

ご質問やご意見は、以下の方法でお寄せいただくことができます。

  • このブログ記事の下部にあるコメント欄に投稿する
  • 今回のプロジェクトの GitHub リポジトリの [Issues] セクション (英語)でイシューを作成する
  • StackOverflow (英語)で質問する (ご質問/ご意見には、必ず [Office365] タグと [API] タグを付けて投稿してください)

関連情報

GitHub 上の Office 365 APIs Starter Project for Windows (英語)リポジトリ

Office 365 API プレビューのドキュメント

Office 365 API プレビューのファイル REST API

Office 365 API プレビューの予定表 REST API

Office 365 API Tools for Visual Studio 2013 - 2014 年夏の更新版

Office デベロッパー センター (英語)

ガートナー、ソーシャル ソフトウェアのビジョンの完全性と実行能力において、マイクロソフトを最高評価の "リーダー" に認定

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対象: 新Office365 Office 365 Enterprise, Office 365 Small Business, Office 365 Midsize Business

(この記事は 2014 年 9 月 11 日に Office Blogs に投稿された記事 Gartner recognizes Microsoft as a Leader positioned highest in ability to execute and furthest in completeness of vision for social softwareの翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

このたびマイクロソフトは、ガートナー社が発表した「職場環境におけるソーシャル ソフトウェアのマジック クアドラント 2014 年版 (英語)」において "リーダー" に認定されました。このレポートは、ビジョンの完全性と実行能力という観点からベンダー各社を評価したもので、広く普及しているソーシャル ソフトウェアや共同作業支援ツールを提供する成熟したベンダーには "リーダー" の評価が与えられます。

この光栄な評価を糧に、マイクロソフトは Work like a network – ネットワークのようにつながり働くというエンタープライズ ソーシャルのビジョンをさらに推進してまいります。Office 365 に Yammer のコンポーネントを統合することで独自の価値をお客様にご提供していくと共に、ユーザーの皆様の生産性向上や共同作業の効率化を目指して優れた新製品を投入していきます。その一環としてリリースされた Office Delve (英語)は、仕事にかかわるすべてのものから、関連性が高い情報を見つけ出したり関係性を把握したりするための新しい手段です。この機能では、Office Graph を活用してユーザーが現在携わっている仕事や周囲のトレンド情報などのインサイトを引き出し、それに基づいて適切な情報を表示します。

今後も、ワークスタイルに変革をもたらす取り組みを継続すると共に、お客様がソーシャル活用において成功を収めることができるようにパートナーとしてご支援してまいります。既に多くの企業がネットワークのようにつながり働くことで高い成果を上げており (英語)、引き続きさらに意欲的に取り組んでいく所存です。

ガートナーの「職場環境におけるソーシャル ソフトウェアのマジック クアドラント 2014 年版」の全文は、こちらのページ (英語)でお読みいただけます。

ソーシャルによって生産性向上を図る Office 365 の機能については、こちらのページ (英語)をご覧ください。

このマジック クアドラントのグラフは、より大規模な調査ドキュメントの一部としてガートナーから発表されたものであり、そのドキュメント全体の文脈において解釈されるべきものです。ガートナーのドキュメントは、次のサイトから入手できます。
http://www.gartner.com/technology/reprints.do?id=1-20TBOV4&ct=140903&st=sb

ガートナーは、ガートナー・リサーチの発行物に掲載された特定のベンダー、製品またはサービスを推奨するものではありません。また、最高の評価を得たベンダーのみを選択するようテクノロジの利用者に助言するものではありません。ガートナー・リサーチの発行物は、ガートナー・リサーチの見解を表したものであり、事実を表現したものではありません。ガートナーは、明示または黙示を問わず、本リサーチの商品性や特定目的への適合性を含め、一切の保証を行うものではありません。

SharePoint や外部ニュースソースと連携して Yammer を活性化させよう

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対象: 新Office365 Office 365 Enterprise

 

 普段の仕事では、電子メールでのやり取りにあふれていてなかなか同報メールのすべてを見返す余裕がなかったり、同報メールが特定の人にのみ届いていて、その外の人には情報共有がされなかったりと、情報共有に苦労することが多いことと思います。また、メールが多くなってくると、メールを出すほうも遠慮をして「正式」で「形式ばった」メールのみを出して、まだ固まっていない情報やアイディアなどはなかなかメールで共有しなくなっていきます。そんなときに、アイディアや参考程度の「ゆるい」情報を社内でうまく共有する仕組みが「エンタープライズ ソーシャル」です。マイクロソフトでは Yammer というエンタープライズ ソーシャル サービスを提供しています。

 

Yammer は Fortune 500 企業の 85% 以上、40万社、800 万人以上が利用するエンタープライズ ソーシャルサービスです。非公式な情報を Yammer に投稿することで、雑談や井戸端会議のような形でオンライン上で情報を共有していくことが可能です。いわば、Twitter や Facebook でプライベートや一般のニュースを共有しているのと同じように仕事の情報を組織内に絞って共有することができるのです。

 

Yammer を使い始めるにあたっては、目的の共有、ルール決め、リーダー決め、コミュニティ活性化施策など、準備をしたうえで展開することをお勧めしています。しかし、これらの準備を入念にしたとしても、組織のメンバーに Yammer に情報を投稿してもらい定期的に Yammer を覗くようにしてもらうことはなかなか骨が折れる作業です。組織メンバーも、Yammer の中に有用な情報があると思わないとなかなか Yammer を覗いてくれません。 そんな時に、Twitter や Facebook でもあるあの仕組み、そう、ニュースなどの「外部情報の自動投稿」や、SharePoint に保存したファイルの「新着情報・更新情報」があると、組織メンバーも Yammer を見る理由が出てきます。

 

この記事では、「外部情報の自動投稿」や、効率的に「新着情報・更新情報」を投稿する仕組みをご紹介します。

 

1. Twitter や RSS フィードを利用しての自動投稿: IFTTT, RSS4Twitter を利用

まず、外部情報の自動投稿を行うには「IFTTT」という外部の無料サービスを利用すると便利です。IFTTT は、「if this then that」というように、「~なら~せよ」という単純な条件文に対して、トリガーと実行内容にいずれもクラウドサービスを利用でき、ブラウザーからクリックで指定していくだけで簡単にロジックを組めてしまうのが特徴です。

たとえば、自分が持っている Twitter アカウントで特定のタグを含むツイートが発生した時に Yammer の特定のグループに自動投稿するコマンド (IFTTT ではレシピと呼びます) は以下のようになっています。

「this」と「that」には、それぞれ 100 近くのクラウドサービスが利用できます。利用できるサービスは両者の間で微妙に異なります。この「that」にあたるサービスに Yammer も指定することができます。

また、他のユーザーが作成した一般的なレシピが多数共有されていますので、自分でレシピを作成できなくても、ギャラリーから既存のレシピを選択すれば、同じロジックですぐに使い始めることができます。

Twitter の RSS フィードから Yammer に情報を流す際に課題になるのが、Twitter が RSS フィードの配信を行っていないことです。これを回避するために RSS4Twitter という無料のサービスを使います。このサービスを使うと、任意の Twitter アカウントのツイート内容を RSS で取得することができます。

Office 365 JPN 公式ツイッターの RSS フィードもこの通り、生成してくれます。

 

これを使って Yammer に自動投稿すると、以下のようになります。(営業グル―プに投稿しています) IFTTT で Yammer に投稿するには、投稿するユーザーの認証情報を IFTTT に保存しておく必要があります。

 

注: IFTTT や RSS4Twitterはサードパーティの提供するサービスです。マイクロソフトがその品質や安全性を保証するものではありません。ご利用は自己責任においてお願いします。また、ご利用にあたっては自社のポリシーに反していないかどうかご確認することをお勧めします。

 

2. SharePoint に保存したファイルの新着情報・更新情報: 「投稿」コマンド

作成した仕事のドキュメントを組織や仕事仲間と共有するには、Yammer を使うと便利です。どちらかというと「これを知っておくと役立つことがあるかも」といった、比較的緩い目的で共有するのを得意としています。OneDrive for Business や SharePoint のドキュメントライブラリにアップロードされているファイルについて、[...] をクリックすると表示されるメニューの中に [投稿] というコマンドがあることが分かります。これを使うと、このファイルの URL を Yammer の中で簡単に共有することができます。

注:操作をスムーズにするには、ブラウザーであらかじめ Yammer にログインしておいてください。

 

[投稿] をクリックすると、別ウィンドウが表示され、Yammer への投稿画面が表示されます。メッセージを適宜記載して、投稿先を [会社全体] にするのか、特定の人やグループに限定するのかを選択してから [投稿] ボタンをクリックします。

 

投稿結果は以下の通りになります。Yammer にこのように投稿すれば、このグループのメンバーすべてに通知され、ドキュメントがアップデートされたことが分かります。

注:ファイルの共有設定は変更されません。必要な人に権限が設定されるように、共有権限の設定は別途行ってください。

 

また、もう一つの方法として、Office ファイルであれば Office Online でファイルを表示したときに右側に Yammer のペインが表示されますので、これを利用することもできます。

このペインをクリックすると、ペインの内容が表示されます。

 

前の例と同様に、コメントを書いて、投稿先のグループを選択して [投稿] ボタンをクリックします。すると、同様に Yammer に投稿することができます。

 

いかがでしたでしょうか。このように、外部のツールや SharePoint の Yammer 連携機能を利用して、Yammer を盛り上げましょう!

 

Excel Power Map に更新を実施 - 9 月

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対象: 新Office365 Office 365 Enterprise

(この記事は 2014 年 9 月 9 日に Office Blogs に投稿された記事 Excel Power Map September updateの翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

マイクロソフトでは毎月、ユーザーの皆様にさらにリッチで表現豊かなストーリーを作成いただけるよう、Excel Power Map の機能追加に取り組んでいます。今月は、Power Map のフィルタリング機能とカスタム マップという、2 つの重要な機能を順次リリースします。これにより、Power Map のエクスペリエンスがより簡単で楽しいものになります。

Office 365 サブスクリプションを所有しているお客様は、自動更新を有効にしている場合、近日この更新が適用されます。Excel で自動更新が有効になっていない場合は、[File]、[Account]、[Update Options]、[Update Now] の順に選択してください。

Power Map は、強力かつインタラクティブな Excel 内の視覚化機能です。この機能は、データから得た洞察を分析、視覚化し、共有するためのクラウドベース ソリューションである Power BI for Office 365 (英語)にて拡張されました。

Power Map のフィルタリング機能の強化

皆様からの強いご要望にお応えして、今回、Power Map ツアーを調整するためのフィルタリング機能が追加されました。フィルターを使用して、データ セットの各部分を個別に確認したり、さまざまな要因によるデータの変化を比較したりすることで、より詳しい分析が可能になります。

Power Map では、以下の 3 種類のオプションを使用してデータに対するフィルタリングを実行できます。

    • リスト フィルター: 個々のカテゴリを選択または除外することができます。データは英数字順に並べ替えられ、最初の 50 項目のみが表示されます。検索ボックスを使用すれば、結果を絞り込んで残りのデータを表示することができます。フィルターをすべて解除するには、[All]チェック ボックスを選択します。
    • 範囲フィルター: スライダーで最小値と最大値を指定して、数値フィールドにフィルターをかけることができます。最小値と最大値は共に指定範囲内に含まれます。
    • 高度なフィルター: 「1000 より大きい」や「2014 年 8 月 1 日以降」といった述語ステートメントを使用して、精度の高いフィルタリングを実行できます。

フィルターは、シーンやレイヤーごとに適用されるので、あるシーンに対して作成および設定したフィルターは、他のどのシーンにも影響しません (また、シーン内の各レイヤーについても同様です)。そのため、シーンごとに異なるフィルターをデータに適用したツアーを作成することができます。

また、フィルタリングで使用する集計方法を選択することで、フィルタリング コントロールをさらにカスタマイズすることが可能です。たとえば、数値のフィールドで範囲フィルター コントロールを使用したい場合、集計方法を変更すれば、マップ上のポイントごとに、合計値、平均値、データ個数、最小値、最大値のいずれかのフィルターを選択できます。

カスタム マップで任意のマップのデータを分析

マイクロソフトでは、カスタム マップの導入によって、まったく新しいレベルでデータを視覚化できるようになりました。これにより Power Map の既存の機能がすべて拡張され、いかなるマップでもリッチでインタラクティブなストーリーを作成することが可能になります。建物の平面図、公共交通機関の路線図、システム アーキテクチャ図といった画像を選択するだけで、そのデータはたちまち迫力のある動的な視覚的ストーリーに変わります。

実際のカスタム マップについては、次のビデオをご覧ください。

(Please visit the site to view this video)

Power Map は地理空間データに最適です。たとえば、東京やニューヨークでの売上を球状マップや平面マップにすばやく表示することは可能ですが、1 つの店舗内での売上は表示できるでしょうか。あるいは、カフェ店内を利用する顧客が具体的にどの位置を利用しているかを表示したいとしたらどうでしょう。今回、カスタム マップによってこうしたことが実現されました。

カスタム マップでは、データの x 座標と y 座標を利用して、任意の画像ファイルにデータをプロットします。また、カスタム マップのオプションを使用して、画像ファイルに合わせて思いどおりにデータを調整することも可能です。[Scale] オプションでは画像上のデータを拡大/縮小します。[Offset] オプションでは任意の方向へデータを移動します。データと画像の位置を合わせた後は、複数のシーンやツアーにも使用することができます。

カスタム マップは、標準の Power Map による視覚化と同様に動的なデータ分析を実施できるほか、棒グラフ、円グラフ、ヒート マップを使用してデータ ポイントの状況を表したりするなど、多くの使用法が考えられます。また、凡例や注釈、さらには時間のパラメーターを追加できるので、ストーリーが生き生きとしたものになります。ビデオを作成して、同僚、同級生、友人などとツアーを共有することも可能です。

今回ご紹介した新機能をお試しいただき、ご意見やご感想をお聞かせください。コメント欄にお寄せいただくか、Excel の Power Map ツアーにある  ([Send a Smile]) ボタンをクリックしていただければ幸いです。詳細については、Power Map の詳細情報 (英語)Power BI for Office 365 (英語)をご覧ください。

 

—シニア プログラム マネージャー Igor Peev、プログラム マネージャー Jim Sun、Power Map チーム (執筆協力)


Office 365 にデータを保持する意義と Office 365 を使用して組織のデータの可視性および制御のレベルを引き上げる方法について

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対象: 新Office365 Office 365 Enterprise, Office 365 Small Business, Office 365 Midsize Business

(この記事は 2014 年 9 月 16 日に Office Blogs に投稿された記事 What does it mean to own your data in Office 365? How we aim to raise the bar on visibility and control of your organization’s data with Office 365の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

今回は、Office 365 情報保護チームの主任プログラム マネージャーを務める Kamal Janardhan の記事をご紹介します。

これまで「クラウドの内部からの話題」シリーズでは、マイクロソフトのリード エンジニアである Perry Clarke、Vivek Sharma、Shawn Veney が社内担当者の視点から、格納中のデータを保護する方法 (英語)Office 365 内のお客様データにアクセスできるユーザー (英語)、Office 365 で継続的なコンプライアンスを実現する方法についてご紹介し、データのセキュリティ確保やアクセス制御、お客様による規制や企業ポリシーへの準拠を支援するためのさまざまな対応策を取り上げてきました。

これらのビデオは、Office 365 エンジニアリングの責任者を務める Rajesh Jha が、Office 365 が信頼できる理由 (英語)の概要と、お客様が Office 365 サービスのデータの全所有権を維持できるしくみについて説明したビデオに続く内容となっています。今回はこのテーマをさらに掘り下げ、Office 365 の機能強化に関する取り組みにどのように反映されているのかをお伝えしたいと思います。

Office 365 サービスを使用して組織のデータの可視性および制御のレベルを引き上げる方法

クラウドに移行する際、所有権に関して重要となるのは、データに対する可視性および制御のレベルです。今回ご紹介する「クラウドの内部からの話題」シリーズのビデオでは、現在お使いのオンプレミス環境よりも大幅にデータの可視性および制御のレベルを引き上げる方法について、3 分間で概要をご紹介します。

(Please visit the site to view this video)

この所有権に関するビジョンを実現するにはどうすればよいのでしょうか。マイクロソフトは、可視性と制御には 3 つの意味があると考えます。それは、(1) データを表示できること、(2) そのデータに対して操作を実行できること、(3) 実行された操作を常に把握できることです。

現在、多くのオンプレミス環境では、このレベルの可視性と制御を実現することが、クラウド環境の場合よりも難しくなっています。すべてのサービス間で一貫性のある構成と、適切なデータへのアクセス、配布ポリシーを定義および実装する作業は、お客様側で実施しなければなりません。このプロセスにはコストがかかり、通常はコンプライアンスおよび IT 管理専門の担当者が必要です。一方 Office 365 には、この企業サービスに対する可視性を実現する機能が直接統合されています。

Office 365 では、サービスのデータ ストアにアーカイブ機能および電子情報開示機能が直接組み込まれているため、保管、削除、監査、データ損失防止といった操作を実行できます。また、電子情報開示ツールを使用して、ユーザー、期間、キーワードなどの多様な条件に基づいて企業内検索を実行することも可能です。サービスにおいては常に最新バージョンのデータに基づいて操作を実行できるため、ユーザーの IM の会話、メールボックス、サイト ライブラリを検索し、必要に応じて保管または削除することができます。

データの表示やその他の操作には権限が必要となります。Office 365 では、特定のユーザーのグループに対して、これらの権限を付与した役割を定義することができます。これらの役割の範囲はお客様によって定義可能です。マイクロソフトでは、これらの権限が付与された役割に対するすべての変更をお客様が追跡できるようにすることを目指しています。また、コンプライアンス責任者がユーザーの生産性を妨げることなく、企業の安全性を確保できるようにしたいとも考えています。これを踏まえ、電子情報開示ツールでクエリを実行する場合に、インフォメーション ワーカーに影響を与えずにデータの保管、エクスポート、プレビュー、コピーを行えるようにしました。長期的には、自社の各ユーザーがデータに対して実行したすべての操作の履歴を、企業全体で簡単に確認できるようにすることが目標です。この履歴は、事前にコンプライアンス統制を実施したり、リスクの軽減を目的とした事後対策を実行したりするうえでの判断材料として役立ちます。

Office 365 に関するご意見がございましたら、ぜひお知らせください。お約束したビジョンを実現するため、これまでにさまざまな取り組みを行ってきましたが、まだ先は長いと感じています。今後も取り組みを進めていくために、お客様にもご協力いただければ幸いです。

Office 365 の内容の詳細については、Office 365 セキュリティ センターで公開されているホワイトペーパー「Office 365 の情報保護を実現するためのお客様による統制 (英語)」をご覧ください。

 

—Kamal Janardhan

OneNote の iOS 8 向け共有拡張機能を発表

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対象: 新Office365 Office 365 Enterprise, Office 365 Small Business, Office 365 Midsize Business

(この記事は 2014 年 9 月 17 日に Office Blogs に投稿された記事 OneNote announces the Share extension for iOS 8の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

今回は、OneNote チームのプログラム マネージャーを務める Avneesh Kohli による OneNote 関連記事をご紹介します。

このたびマイクロソフトは、iPad および iPhone 向けの OneNote 共有機能を更新したことを発表しました。これにより、お手持ちのアプリから OneNote へのコンテンツ送信がより簡単になります。これは新しいオペレーティング システムである iOS 8 を搭載する iPhone および iPad 向けの発表になります。

OneNote の利用を開始するには、まず App Store から OneNote for iPadまたは OneNote for iPhoneをダウンロードします。ダウンロードは無料です。既に OneNote をインストールしている場合は、App Store の [更新] タブから最新バージョンを入手してください。iPhone を iOS 8 に更新するとすぐにこの共有拡張機能を使用できるようになります。最後に Microsoft アカウントでお手持ちの iOS デバイスの OneNote にログインすれば、共有拡張機能を有効にできます。

(Please visit the site to view this video)

OneNote 共有拡張機能は数回のタップ操作で有効にできます。また、この操作を行うのは最初の 1 回だけです。共有拡張機能の使用を開始するには、お手持ちのデバイスで共有メニューを表示します。下のスクリーンショットは、Safari の共有メニュー画面です。

ここでは [More] をタップして、ご利用の iOS デバイスにインストールされているすべての拡張機能のリストを表示します。OneNote はこのリストに含まれています。OneNote が共有メニューに追加されるようにスイッチを切り替えます。

有効にしたら [Done] をタップします。共有のメイン メニューに戻ります。ご覧のとおり、OneNote 共有拡張機能が表示されるようになりました。

さまざまなアプリで共有を開始

OneNote 共有拡張機能では、Web サイトの切り抜き、添付ファイルのエクスポート、写真の保存など、さまざまなことを簡単に行えるようになります。お使いのアプリに含まれる共有ボタンで [OneNote] をタップするだけで、コンテンツを共有することができます。たとえば Safari で Web ページを OneNote に保存するには、右上の [Share] アイコンをタップして [OneNote] を選択します。

OneNote 共有拡張機能が Safari の右側に表示されます。

次に、注目の機能をいくつかご紹介します。

  • コンテンツの保管先を細かく選択可能。操作は [Location] をタップしてお好きなノートブックとセクションを選ぶだけです。OneNote 共有拡張機能は、OneDrive と OneDrive for Business の両方のノートブックへのコンテンツ送信をサポートしています。

  • OneNote のタイトル欄に Web ページ名を自動挿入。タイトルを変更したい場合には、タップして簡単に編集できます。

  • メモの追加。切り抜いた Web ページに、補足や覚書など何かメモを付けたいときは、[Note] 欄に入力できます。

  • Web ページのプレビュー表示。インターネットに接続している場合は、OneNote に Web ページのプレビューを表示できます。また、ノートに保存すればその Web ページ全体が OneNote に含まれます。

  • URL の自動保存。URL は保存されているので、後でその Web ページに戻りたい場合や他のデバイスを利用する場合でも心配ありません。

ここで、[Send] をタップしてみましょう。

メモの内容は次回 OneNote を開いたときにインポートされて、ご利用のすべてのデバイスで利用できるようになります。また、共有拡張機能はオフラインでも利用できるように設計されているため、iPad を持って外出しているときやデバイスのデータ使用料を制限したいときにもご利用いただけます。

次に示すのは、新しい共有拡張機能を使用して OneNote に送信できるコンテンツの例です。さまざまな種類があります。

「授業のノート、料理レシピ、旅行の計画。保存すればするほど、OneNote のすばらしさを実感する」。お客様からは、こうした数えきれないほどの声をお寄せいただいています。こうした期待にお応えすべく、マイクロソフトは皆様が記憶にとどめておきたいことのすべてを OneNote で簡単に残せるように鋭意努力してまいりました。今後とも OneNote 共有拡張機能を多くの皆様にご愛用いただければ幸いです。

いつものお願いではありますが、マイクロソフトでは皆様からのご意見・ご感想をお待ちしています。皆様からの声を反映して引き続き機能を改善することにより、OneNote を簡単なメモや思い出を保存できる最高の場所にしていきたいと思います。お寄せいただいたご意見にはすべてに目をとおしています。どうぞご協力ください!
—Avneesh Kohli (OneNote チーム)

 

Office 365 で新たに中小企業向けのプランを発表

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対象: 新Office365 Office 365 Business

(この記事は 2014 年 10 月 2 日に Office Blogs に投稿された記事 Announcing availability of new Office 365 plans for small and midsized businessesの翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

皆様もご存知のとおり、小規模な企業にとって適切なテクノロジを選択できるかどうかは、存続が危ぶまれるような状態になるか大きな成長を遂げるかの分かれ目になり得ます。Office 365 はあらゆる規模の企業に柔軟に対応可能なサービスで、エンタープライズ クラスのツールをお手頃な価格で購入し、セットアップや管理が容易に行えるというメリットがあるため、特に中小企業の皆様には自社に最適な形でご活用いただけます。

マイクロソフトは今回、従業員数約 250 名以下の中小企業のニーズに合わせた Office 365 のプランを新たに 3 種類発表しました。この新しいプランは 7 月に第 1 報を発表したもので、中小企業の皆様がより柔軟にプランを選択して、多くの価値を実現できるようになります。

今回導入される新しい中小企業向け Office 365 プランは次のとおりです。

  • Office 365 Business:すべての Office アプリケーション (Outlook、Word、Excel、PowerPoint、OneNote、および Publisher) と OneDrive for Business クラウド ストレージを提供します。各種ドキュメントには Windows PC、Mac、iPad、Windows タブレットおよびスマートフォンから簡単にアクセス、ダウンロード、編集、共有することが可能です。

  • Office 365 Business Essentials: ビジネス運用の基盤となるクラウド サービス (ビジネス向け電子メール、Office Online、オンライン ミーティング、IM、ビデオ会議、クラウド ストレージ、ファイル共有など) を提供します。

  • Office 365 Business Premium: Office 365 Business プランと Business Essentials プランのサービスをすべて提供します。

Office.comでは、これらの新しい中小企業向けプランの機能を比較し、お客様の企業に最適なものをお選びいただくことができます。

ぜひ Office.comにアクセスし、各プランの機能をご確認ください。

既に Office 365 をご利用の中小企業のお客様へ

従来の中小企業向けプランは、将来的に新規プランに置き換えられます。従来の Small Business、Small Business Premium、Midsize Business のいずれかのプランを現在ご利用いただいているお客様は、新しいプランの提供が開始されることでお客様にどのような影響があるのか、Office 365 管理センターのメッセージ センターにてご確認いただくか、または Office 365 のプロバイダーまでお問い合わせください。なお、現在の Office 365 Enterprise プランに変更はなく、今後も継続して提供されます。

マイクロソフトの公式ブログ (英語)では、クラウド ベースの生産性ツールや Office 365 が中小企業にとって柔軟性に富んでいる理由が述べられています。ぜひご一読ください。

 

10 月より Office 365 の教育機関向け/非営利団体向けファミリーのプラン名が変更になりました

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対象: 新Office365 Office 365 Education, Office 365 Nonprofits

 

10 月より Office 365 の教育機関向け/非営利団体向けファミリーのプラン名が変更になりました。これはプラン名の変更のみで、サービス内容は変更ありません。変更は以下の通りです。

旧名称10 月からの新名称
 Office 365 Education A2 Office 365 Education E1
 Office 365 Education A3 Office 365 Education E3
 Office 365 Education A4 Office 365 Education E4
 Office 365 for Nonprofits Office 365 Nonprofits 

Office 365 Business ファミリー製品は Office 365 Enterprise ファミリー製品と同一テナントで利用できます

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対象: 新Office365 Office 365 Enterprise, Office 365 Business

 

10 月に、中小規模企業向けの新たなプランである Office 365 Business ファミリーが発表されました。Office 365 Business ファミリーは、25 名までの Office 365 Small Business と 300 名までの Office 365 Midsize Business をひとつに統合したもので、300 名までライセンスを購入することができます。

 

メール、ファイル共有、オンライン会議のみに機能を絞った 「Office 365 Business Essentials」、Office Standard 相当で Office 365 ProPlus よりも安価な 「Office 365 Business」、そして Office 365 Business + Office 365 Business Essential の機能をすべて持った「Office 365 Business Premium」の 3 つのプランがご利用いただけます。それぞれ、月極めと年間契約が存在します。

 

これに加えて、今回の Office 365 Business ファミリーにはもうひとつ大きな特徴があります。それは、Office 365 Enterprise と同一テナントで購入できることです。いままでの Office 365 Small Business ファミリーや Office 365 Midsize Business は、それぞれ専用の種類のテナントとなっており、他のファミリーの製品は同じテナントで共存できず、人数が増えた場合は、より上限人数が多い上位のテナントに変換する必要がありました。Office 365 Business ファミリーはそんなことはなくなりました。以下の画面のように、Office 365 Enterprise を利用しているテナントから購入することも可能です。

 

Office 365 Business ファミリーの製品は、1 つのプランあたり最大 300 ライセンス (ボリュームディスカウントなし) までしか購入できませんが、たとえば以下のような買い方が可能です。

  • Office 365 Business 300 ライセンスと Office 365 ProPlus 700 ライセンスを購入して、合計 1,000 ライセンスをひとつのテナントで供給。
  • Office 365 Business 300 ライセンス (年契約) と Office 365 Business 300 ライセンス (月極め) を購入して、合計 600 ライセンスをひとつのテナントで供給。
  • Office 365 Business ライセンスと Visio Pro for Office 365 や Project Pro for Office 365 をひとつのテナントで供給。
  • Office 365 Business Premium と Office 365 E3 を一つのテナントで供給。

ただし、Office 365 Business ファミリーに含まれている Office クライアントは、一部のエンタープライズ向け機能に対応していませんので、Office 365 Enterprise の機能と組み合わせる際はご注意ください。

Office 365 の新しいホーム ページで必要な機能にすばやくアクセス

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対象: 新Office365 Office 365 Enterprise, Office 365 Small Business, Office 365 Midsize Business

(この記事は 2014 年 9 月 18 日に Office Blogs に投稿された記事 Launch documents and get started right away with the new Office 365 home pageの翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

初めての登校、新しい仕事、新しい町での生活…、新しく何かを始めるというのはだれもが経験することです。私たちは、新しい環境や空間、初めて出会う人々、これまでとは違うスケジュールや生活のリズムに慣れようとするとき、自分の拠点となる場所を定め、そこから徐々に周囲を探索していきます。

これは、新しいテクノロジを利用する場合も同じで、まず、さまざまな作業を始めるための拠点を持つことが重要です。そして、そこからすべてのサービス、ダウンロード ファイル、設定にアクセスし、新しい魅力的なエクスペリエンスやアプリケーションなどの利用を開始して可能性を広げていくことができます。

マイクロソフトでは、このたび Office 365 の新しいホーム ページを発表しました。このページは現在 Exchange または SharePoint をご利用いただいているお客様を対象にリリースされています。ホーム ページには、Office 365 ポータルから Office 365 の Web エクスペリエンスにサインインしてアクセスすることができます。

サインインしたら、左上の Web ナビゲーションにある Office 365 ロゴをクリックしてホーム ページにアクセスします。新規のお客様の場合、Office 365 への初回のサインイン時にこのホーム ページが自動的に表示されます。

新しいホーム ページは、利用可能なすべてのサービスに簡単にアクセスするためだけの場所ではありません。Office 365 ProPlus のライセンスをお持ちのお客様は、このページから Office アプリケーションのダウンロード ファイルを入手し、インストールすることができます。このとき、使用しているデバイスが自動的に識別され、デバイスに合わせたメッセージが表示されます。たとえば、お客様が PC を使用している場合は、下の画像のように、PC へのアプリケーションのインストールを促すメッセージが表示されます。一方、Mac を使用している場合には、Office for Mac のインストールを促すメッセージが表示されます。

Office アプリケーションをインストールすると、ホーム ページには Office 365 オンライン サービスがすべて表示され、すばやくドキュメントを開いたり作成したりすることができます。

この新しいホーム ページをスタート ページとしてご利用いただくと、いつも同じ方法ですべてのサービスにアクセスできるようになります。マイクロソフトでは今後、このホーム ページで新しい Office 365 のサービスについてお知らせし、お客様が Yammer や Delve のような最新の機能を常に把握しすぐに利用できるようにしていく予定です。このように、ホーム ページは、すべてのサービスを網羅した便利なマップであると同時に、業務に必要なツールを簡単に見つけてすばやくアクセスでき、また、新しいツールやサービスをお試しいただける場所となります。

スタート ページとして、新しいホーム ページではなく、Outlook、OneDrive、SharePoint、Yammer などを表示させたいとお考えの方もいらっしゃることと思います。お好みのスタート ページを設定できるように、マイクロソフトでは、portal.office.com から Office 365 にサインインしたときに表示される既定のランディング ページを指定する機能をご用意しました。スタート ページは、たった数回のクリック操作で設定可能です。ナビゲーション バーの右上にある歯車アイコンをクリックしてから、[Office 365の設定] をクリックします。設定ページの左側にある [スタートページ] をクリックし、ドロップダウン リストからご希望のページを選択して、[保存] をクリックしてください。

マイクロソフトは、これからも Office 365 の技術革新と機能の充実に取り組み、Delve や Yammer のような新しい魅力的な機能を提供してまいります。その中で、ホーム ページは、皆様が日常的に利用するさまざまなサービスの検索や、新しいサービスの試用を行う重要な拠点となるはずです。

Office 365 で Microsoft Online Services Bug Bounty プログラムがスタート

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対象: 新Office365 Office 365 Enterprise, Office 365 Small Business, Office 365 Midsize Business

(この記事は 2014 年 9 月 23 日に Office Blogs に投稿された記事 Microsoft Online Services Bug Bounty Program launches with Office 365 の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

今回は、Office 365 担当シニア セキュリティ リードの Travis Rhodes の記事をご紹介します。

マイクロソフトは、新しくスタートした Microsoft Online Services Bug Bounty プログラム (英語)を Office 365 にも適用することを発表しました。本日から開始されたこのプログラムでは、マイクロソフトにセキュリティ上の脆弱性をご報告いただいたセキュリティ研究者の方を対象に、評価および表彰し、懸賞金をお支払いいたします。Office 365 にこのプログラムを適用することを決めた理由にはさまざまなものがありますが、その中でも特に下記の項目を重要と考えています。

  1. セキュリティ上の脆弱性を非常に重要視していること。Fortune 500 企業から中小企業、非営利団体、教育組織に至るまで、幅広いお客様が、組織運営を支えるツールとして Office 365 を大いにご活用していただいています。また、データの取り扱いについて当社を信頼していただいていることを重く受け止めており、それを受けて、継続的に取り組んでいる Office 365 サービスのセキュリティ向上の一環としてこのプログラムを実施いたします。セキュリティ、コンプライアンス、およびプライバシーに対する取り組みの詳細については、Office 365 セキュリティ センターをご覧ください。
  2. お客様からご要望いただいていること。お客様は、高度なセキュリティ要件をお持ちであり、また、製品のセキュリティ プロファイルを自由に評価し把握することをお望みです。このため、同日にプログラムの要項 (英語)を発表し、参加を希望される方ならどなたでも Office 365 サービスのセキュリティ上の脆弱性を評価できるフレームワークをご用意しました。参加者の皆様にはこのルールに準拠してサービスのセキュリティを評価していただきます。発見された問題がプログラム要件を満たしていると認められた場合、その功績に対してマイクロソフトから懸賞金をお支払いします。
  3. お客様とサービスに対して実施すべき項目であるということ。Office 365 では、サービスの開発から運用までのライフサイクル全体を通じて、セキュリティ チームが業界のトレンドや新たに発生した脅威を基に、社内外からの侵入テストや、脆弱性のスキャンおよび評価を実施しています。Office 365 は、厳格な第三者機関によるセキュリティおよびコンプライアンスに関する認定を多数取得していて、第三者機関の審査を通じて証明されているマイクロソフトのベスト プラクティスをお客様に提供しています。マイクロソフトは、安全性が高いソフトウェアを開発し、サービスのセキュリティ違反を防止することに全力で取り組んでいます。当社では、セキュリティ保護にはゴールはなく、絶えず進化を続ける必要があると考えており、より迅速に進化させる方法を常に探っています。この懸賞金プログラムもその 1 つで、Office 365 の安全性を高めるために優秀なコミュニティ参加者の皆様のお力をお借りし、そのご協力への感謝を表すための方策です。

脆弱性の調査やレポート作成の前に、プログラムの要項とよくある質問 (英語)をご確認ください。これまでに Office 365 の問題をご報告くださったコミュニティの皆様に深くお礼申し上げると共に、今後はこのプログラムを通じて皆様への感謝を形にできるようになり、たいへん嬉しく思っております。何卒、これまで以上のご協力をよろしくお願いいたします。

—Travis Rhodes


Office 365 で第 1 段階のグループ機能をリリース

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対象: 新Office365 Office 365 Enterprise, Office 365 Small Business, Office 365 Midsize Business

(この記事は 2014 年 9 月 25 日に Office Blogs に投稿された記事 Delivering the first chapter of Groups in Office 365の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

今回は、マイクロソフトのエンタープライズ ソーシャル担当ゼネラル マネージャーを務める Jared Spataro の記事をご紹介します。

マイクロソフトは、3 月に開催された SharePoint Conference で、お客様の企業で「Work like a network – ネットワークのようにつながり働く」ことを実現するための一連のエクスペリエンスについて今後のロードマップを発表し、今月はその重要な一歩として Office Delveをリリースしました。開発チームではこの取り組みを継続しており、このたび、Office 365 で第 1 段階のグループ機能をリリースしました。

業務を進めるためには、アドホック グループやプロジェクト チームの間で情報を共有し、共同作業を行う必要があります。しかし、コミュニケーションを図るとき、Outlook では配布グループ、Lync ではバディ リスト、Yammer ではグループというように、アプリケーションごとに使用するツールが異なるという場合も珍しくありません。このため、Office 365 にグループ機能を導入し、簡単に他の同僚と連絡を取ったり必要な情報やアプリケーションを利用したりできるように、機能を拡張しました。

次のビデオをご覧いただくと、グループ機能がユーザー間のつながりをより強固にし、Office 365 を通じて効率的なコミュニケーションや共同作業が実現されることがおわかりいただけるかと思います。

(Please visit the site to view this video)

プロジェクトのサポートにより、簡単に新しいグループを作成し、同僚を招待できるようになります。また、既存のグループを検索して見つけ、参加することも可能です。既定でグループにおけるすべてのディスカッションやマイルストーン、ファイルは公開されるように設定されており、参加する前にやり取りをすばやく把握できるようになっています。もちろん、機密性の高いプロジェクトやコンテンツには、非公開グループを作成して使用できます。

グループ機能は段階的にリリースされる予定で、今回はその第 1 回目です。現段階でグループは、Office 365 の電子メールと予定表、OneDrive for Business の Web エクスペリエンスのみで表示されますが、今後、Yammer と Lync でもグループ機能をサポートし、さらに利便性を向上する予定です。

皆様がグループ機能をさまざまな形で活用して共同作業を促進することによって、「Work like a network – ネットワークのようにつながり働く」ことを実現するきっかけとなれば幸いです。

– Jared Spataro

 

よく寄せられる質問

Q: グループ機能はいつ Office 365 ユーザーに公開されますか。

A:グループ機能は Office 365 ユーザーの皆様に順次公開されます。まずは、Office 365 サービスの重要な更新を事前に利用できる先行リリースにご参加いただいているお客様を対象にご提供いたします。その後数か月以内に標準リリースとしてすべての Office 365 ユーザーの皆様への提供を開始します。こちらが Office 365 ユーザーの皆様の既定のオプションです。グループ機能は、今年末までに、対象となるすべての Office 365 ユーザーの皆様にご利用いただけるようになる予定です。

 

Q: グループ機能は、どの Office 365 プランで利用できますか。

A: グループ機能は Outlook Web App の電子メール、予定表、および OneDrive for Business で使用可能です。また、Exchange Online または Office 365 の商用サブスクリプションを新たにご利用いただくお客様および既にご利用いただいているお客様にも提供される予定です。この機能は、Office 365 Enterprise E1 ~ E4 サブスクリプション プラン (対応する教育機関向け E1 ~ E4 および政府機関向け E1 ~ E4 の各プランも含まれます)、Office 365 Business Essentials および Business Premium、Office 365 Small Business、Small Business Premium、Midsize Business、Office 365 Kiosk の各プランでご利用いただけます。

 

Q: グループ機能に関する詳細情報はどこで確認できますか。

A: 詳細なユーザー向け資料および技術資料は、Office.com のグループ機能のランディング ページ (英語)でご覧いただけます。また、9 月 29 日 (月) 午前 9 時~ 10 時 (太平洋夏時間) (9 月 30 日 (火) 午前 1 時~ 2 時 (日本時間)) に Office 365 Technical Network が開催する YamJam へのご参加も可能です。今回は、グループ機能に関する新しいニュースについてお話し、またプロダクト エンジニアリング チームが皆様からのご質問にお答えします。YamJam をあまりご存知ない方は、Twitter の "TweetJam" や Reddit の "Ask Me Anything (AMA)" の Yammer 版とお考えください。コミュニティ内で質問を投げかけたり、マイクロソフトの社内エキスパートと特定のトピックについて直接ディスカッションをしたりすることができます。

参加手順は次のとおりです。

  1. Office 365 テクニカル ネットワークへのアクセス権を要求します。すべての要求は速やかに承認されます。

  2. Groups YamJamグループに参加します。このグループは、グループ参照機能や検索バーから見つけることができます。

  3. 9 月 29 日 (月) 午前 9 時 (太平洋夏時間) (9 月 30 日 (火) 午前 1 時 (日本時間)) までにログインすると、質問したり、ディスカッションに参加したり、マイクロソフトのチーム メンバーと意見を交換したりできます。

     

.NET 用 EWS マネージ API をオープン ソースとして公開

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対象: 新Office365 Office 365 Enterprise, Office 365 Small Business, Office 365 Midsize Business

(この記事は 2014 年 9 月 25 日に Office Blogs に投稿された記事 EWS Managed API for .NET is now open sourceの翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

今回は、Exchange チームのプリンシパル アーキテクトを務める Victor Boctor の記事をご紹介します。

先月、マイクロソフトは Exchange Web サービス (EWS) Java API (英語)を MIT ライセンスの下でオープン ソースとしてリリースしましたが、それ以来コミュニティの皆様からは多数のバグ報告 (英語)プル要求 (英語)が寄せられるなど、大きく貢献していただいています。今回、マイクロソフトはこの流れをさらに進め、この API の .NET 版である EWS マネージ API をオープン ソースとしてリリースしました。これは EWS Java API とは異なり、オープン ソース ライブラリとして公開される初めての EWS マネージ API です。オープン ソースの EWS マネージ API には、次のようなメリットがあります。

  • お客様が関心のあるシナリオを実現するためにバグ修正や機能強化にご協力いただけると共に、現在よりもさらに高度に Exchange と統合させることができます。
  • 公式リリースに至らなかった開発用リリースや安定版リリースを利用したビルドにより、不具合の修正や機能強化を行うことができます。
  • 最も包括的で最新の実装の API にアクセスできます。また、Java クライアント ライブラリとして参照したり、他のプラットフォーム用の新しいライブラリを作成したりできます。

ソース コードは、現在、この API の主要開発プラットフォームである GitHub の ews-managed-api プロジェクト (英語)でダウンロードできます。このプロジェクトについて、GitHub 上でバグ報告やプル要求などを通じて、コミュニティからご協力 (英語)いただけますと幸いです。EWS マネージ API についての詳細は、EWS マネージ API クライアント アプリケーションの利用開始 (英語)および MSDN の EWS マネージ API のリファレンス (英語)の記事をご覧ください。

Exchange チームでは、引き続き EWS マネージ API の新バージョンのリリースに向けて開発を進めています。マイクロソフトでは、Web からのダウンロードではなく nuget.org (英語)から公式パッケージとして配布することを目指しています。他に先んじて NuGet のサポートが得られるように取り組んでまいりますので、ご期待ください。

マイクロソフトでは、Exchange へのご期待に感謝すると共に、API に関するご意見をお寄せいただくようにお願いいたします。皆様に API をご利用いただき、ますます改良を進めていけることを楽しみにしております。

 

—Victor Boctor (@vboctor)

PowerPoint Online で背景の書式設定機能が利用可能に

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対象: 新Office365 Office 365 Enterprise, Office 365 Small Business, Office 365 Midsize Business

(この記事は 2014 年 9 月 24 日に Office Blogs に投稿された記事 Format Background in PowerPoint Onlineの翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

夏の間、PowerPoint チームにインターンの学生が加わりました。このインターンシップの目標は、PowerPoint Online の機能を設計して実装することがどんなに面白いか、学生に実際に体験してもらうことでした。そこで学生たちには、これまでにお客様からたくさんのご要望が寄せられた機能を提供するという課題を提示しました。その機能とは、スライドの背景の書式を設定する機能で、デスクトップ版の PowerPoint では「背景の書式設定」という名称で既に提供されています。プログラム マネージャーのインターンがこの機能を PowerPoint Online 向けに設計し、それを開発者のインターンがコード化しました。高い品質基準をクリアしているか確認するために、エンジニアリング チームによる入念なテストも実施されました。インターンの学生たちはそれぞれの大学に戻っていきましたが、彼らが残していった成果物は世界中の PowerPoint Online ユーザーに公開されています。

デスクトップ版の PowerPoint と同様に、背景の書式設定機能は [Design] タブにあります。

ここから、スライドの背景を単色に変更したり、コンピューターに保存されている画像に変更したりすることができます。スライドの背景の書式設定が完了したら、[Apply to All] オプションを使用することで、そのスライドの背景をプレゼンテーションに含まれる他のすべてのスライドに適用することも可能です。詳細については、この機能の使用方法を説明したヘルプ トピック (英語)をご覧ください。

マイクロソフトでは、皆様からのご意見やご感想をお待ちしております。ぜひコメント欄に記入するか、PowerPoint Online から直接 [HELP IMPROVE OFFICE] をクリックまたはタップしてお送りください。なお、マイクロソフトの夏季インターンシップにご興味のある大学生の方は、マイクロソフト インターンシップ プログラム (英語)で詳細をご覧ください。

EOP の新しいバルク メール検出機能の活用

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対象: 新Office365 Office 365 Enterprise, Office 365 Small Business, Office 365 Midsize Business

(この記事は 2014 年 9 月 26 日に Office Blogs に投稿された記事 Take Advantage of EOPs new Bulk Mail Detectionの翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

バルク メールはスパムと間違われることが多く、組織にとって大きな問題となりつつあります。EOP の初期設定では、バルク メールをあまり積極的に検出しません。この種のメールは判断が難しいためです。受信を希望する組織もあれば、希望しない組織もあります。

ここ数か月間で、EOP のバルク メール検出機能を大幅に改善しました。この機能は既に提供されていますので、ぜひご活用ください。新しいシステムでは、お客様固有のニーズに合わせて、バルク メールをどの程度積極的に検出するかを段階的に設定することができます。

ほんの数か月前から、X-Microsoft-Antispam という新しいヘッダーが Exchange Online で受信されるすべてのメッセージに挿入されるようになりました。現時点では、この新しいヘッダーには、バルク メールとフィッシング詐欺メールをより的確に検出するための 2 種類の値が発行されています。

  • BCL – Bulk Complaint Level

  • PCL – Phishing Confidence Level

このヘッダーの優れた点は、EOP トランスポート ルールが評価される前に受信メールに挿入されることです。つまり、このヘッダーの内容に基づいて、EOP トランスポート ルールを記述できます。

新しい X-Microsoft-Antispam ヘッダーの目標の 1 つに、お客様が EOP のバルク メール検出の感度を設定できるようになることが挙げられます。現時点では、EOP のコンテンツ フィルターにはバルク メール検出スイッチが用意されており、オンまたはオフにのみ設定可能です。

しかし、バルク メールの判断は非常に難しいため、オンまたはオフにしか設定できないスイッチでは問題が生じてしまいます。たとえば、あるユーザーがバルク メールと見なしたメールが、別のユーザーにとってはバルク メールではない場合もあります。そのため、通常、EOP では (追加で設定しない限り) バルク メールをブロックしません。また、オン/オフのスイッチではなく、お客様に適したレベルを設定できる複数値を使用した分類システムへの移行を目指しているのも、同じ理由からです。

この新しいヘッダーを使用すると、EOP のバルク メール検出の感度を段階的に設定することができます。この機能は今後、現在のバルク メールのオン/オフのスイッチに代わり、高度なスパム フィルター オプションに追加される予定ですが、現時点では EOP トランスポート ルールを記述することで利用可能です。これにより、お客様の組織に最適なバルク メール検出レベルを選択できます。

今年度の MEC では、「マイクロソフトがスパムを処理する方法 (英語)」という非常に有用なプレゼンテーションが行われました。このプレゼンテーションの 22:30 ~ 28:50 の時点でバルク メール検出を取り上げており、プレゼンターがこのトピックに関する優れた知見を提供しています。全体にわたってすばらしいセッションでしたが、バルク メールに言及している 6 分間だけでもご覧になることをお勧めします。

今すぐに実行できること

現在不要なバルク メールを受信している場合は、以下の対処が有効です。

1. EOP トランスポート ルールを作成して、新しい X-Microsoft-Antispam ヘッダーを活用する: 以下に、挿入された Bulk Complaint Level が 6 以上である場合にそのメッセージをスパムとしてマークするルールの例を挙げます。

このルールでは、検出されたメッセージの Spam Confidence Level (SCL) を 6 に設定します。これにより、そのメッセージに対してコンテンツ フィルターで設定したスパム アクションが実行されます。このルールに沿って追加されるヘッダーにより、スパムとしてマークされたメッセージを簡単に特定できます。

EOP のバルク メールの感度を上げるルールの詳細については、「トランスポート ルールを使用してバルク メール メッセージを積極的にフィルター処理する」をご覧ください。このページでは、3 種類のルールについて説明しており、その 1 つ目で上記のルールの作成方法を紹介しています。まずは x-Microsoft-Antispam を確認する 1 つ目のルールのみを利用し、その後それよりも積極的なフィルター処理が必要になった場合に、他の 2 つのルールを作成することをお勧めします。

2. 新しい X-Microsoft-Antispam ヘッダーについての知識を深める: 「スパム対策メッセージ ヘッダー」と「バルク苦情レベルの値」をご覧ください。

3. 組織内のユーザーに対処方法を知らせる: ユーザーがバルク メッセージの送信者を知っていて、以降のメールの受信を希望しない場合は、メールの購読解除のリンクをクリックします。送信者に見覚えがない場合は、受信拒否リストに送信者を追加して、Outlook や OWA で送信者またはドメインをブロックします。

4. バルク メールやスパムを分析のためにマイクロソフトに送信する: これにより、マイクロソフトはメッセージ フィルターを継続的に改善することができます。詳細については、「スパムおよび非スパム メッセージを分析のために Microsoft に送信する」をご覧ください。

メモ: EOP では、ヘッダーが既に存在するかどうかにかかわらず、この新しいヘッダーをすべてのメッセージに挿入します。これは、スパムの送信者が手動でヘッダーを追加して BCL を 0 に設定することを防止するための措置です。

今後の予定

近いうちに、この新しい BCL システムはより簡単に活用できるようになります。この機能は、Office 365 ポータルでスライダーとして設定できるようになる予定です。それまでの間は、前述のトランスポート ルールを作成することで、この機能を活用できます。

参考資料

以下の TechNet ドキュメントは 2014 年 7 月に更新され、新しい X-Microsoft-Antispam ヘッダーに関する情報が追加されました。

迷惑メールとバルク メールの違い
スパム対策メッセージ ヘッダー
バルク苦情レベルの値
トランスポート ルールを使用してバルク メール メッセージを積極的にフィルター処理する

Andrew Stobart

Office 365 開発者向けポッドキャスト第 017 回: Matthias Einig 氏が語る、SharePoint の完全信頼コードの変換

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対象: 新Office365 Office 365 Enterprise, Office 365 Small Business, Office 365 Midsize Business

(この記事は 2014 年 9 月 25 日に Office Blogs に投稿された記事 Office 365 Developer Podcast: Episode 017 with Matthias Einig on transforming your SharePoint full trust codeの翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

第 17 回は、SharePoint の完全信頼コードを SharePoint アプリケーション モデルに変換する方法について、Jeremy Thake が SharePoint MVP である Matthias Einig 氏に伺います。

ポッドキャストをダウンロード (英語)

 

 

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関連記事

 

ポッドキャストについてご質問やご意見がございましたら、Office 365 Technical Network の Office 365 開発者向けポッドキャスト (英語)にぜひご参加ください。

 

このポッドキャストの RSS はすべてのストアおよびマーケットプレースに配信されますが、多少の時間差が生じるため、直接 http://feeds.feedburner.com/Office365DeveloperPodcastから RSS を追加することをお勧めします。

 

Matthias Einig 氏について

Matthias Einig は、ドイツ・バイエルン出身の SharePoint Server MVP です。現在はスウェーデンのストックホルム在住で、SharePoint Code Analysis Framework (SPCAF、英語)および SharePoint Code Check (SPCop、英語)を手掛ける企業 RENCORE AB (英語)のオーナーでもあります。ご興味のある方は Twitter アカウント (@mattein) をフォローするか、または http://www.matthiaseinig.de/ (英語)でブログ記事をお読みいただけます。

 

プレゼンターについて

Jeremy Thake は、新たにマイクロソフトのテクニカル プロダクト マネージャーに就任し、Visual Studio 開発者による Office 365 開発シナリオを担当しています。前職では大手 ISV の AvePoint Inc. でチーフ アーキテクトを務め、Office ストアに 2 つのアプリケーションを公開した実績の持ち主です。2006 年以来 SharePoint コミュニティに深く関わっており、マイクロソフトに移籍する以前は 4 年連続で SharePoint MVP アワードを受賞していました。

Jeremy Thake のブログ記事は www.jeremythake.com (英語)で、Twitter のツイートは @jthakeでご覧いただけます。

関連リンク

    • StackOverflow
    • Yammer Office 365 Technical Network

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