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Office 365 の新機能まとめ 2014 年 11 月

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対象: 新Office365 Office 365 EnterpriseOffice 365 BusinessOffice 365 Education

(この記事は 2014 年 12 月 3 日に Office Blogs に投稿された記事 What’s new: November 2014の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

 

11 月には、お客様からのご意見にお応えするための更新が多数実施されました。まず、Dropbox が iPad、iPhone、および Android 向けの Office で新たにサポートされました。Android タブレット向け Office は、プレビュー版の提供が開始されています。メールについては、クラッター機能の追加やバルク メール フィルタリングの強化により、エクスペリエンスが改善されました。サインインに関しては、Yammer と Office 365 のサインインが統合され、新しい SAML および多要素認証のオプションもこれに対応しています。また、まったく新しいビデオ ポータル エクスペリエンスである Office 365 Video が導入され、企業内で簡単に動画をアップロード、共有できるようになりました。ご興味のある新機能について、ぜひ皆様のコメントをお寄せください。先月の新機能に関する記事をまだお読みでない方は、「Office 365 の新機能のまとめ 2014 年 10 月」をご覧ください。

  

個人向け、一般家庭向け、および大学生向け Office 365 の更新情報

iPad/iPhone 向け Office で Dropbox をサポート– iPad/iPhone 向けの Word、Excel、PowerPoint の各アプリが更新され、お客様の Dropbox アカウントと連携可能になります。これにより、Dropbox に保存されているファイルに Office アプリから直接アクセスし、編集や共有を行えます。一度 Dropbox アカウントを Word や Excel、PowerPoint に登録すると、Dropbox 上のフォルダーやファイルの操作が可能になり、ネイティブな Office アプリで表示したり編集したりできます。また、Dropbox アプリから Word や PowerPoint、Excel へのアクセスも同様に簡単で、Dropbox に保存されているファイルを指定すると、必要な Office アプリが自動的に立ち上がります。

 

Office for iPad/iPhone での日本での提供開始および Android タブレット向け Office のプレビュー版リリース – iPad 向け Office アプリの WordExcelPowerPoint の日本市場での提供が開始されました。iPhone 版は新しく生まれ変わりました。iPad と同様の美しいエクスペリエンスを搭載しながらも iPhone 用に最適化されています。また、Android タブレット ユーザーの方々にも Word、Excel、PowerPoint の機能をご利用いただけるように、Android タブレット向け Office のプレビュー版を提供する予定です。

 

Excel Power Map の 11 月の更新– 今回の更新で、ツアーをどのシーンからでも直接再生できるようなりました。これまでのように、毎回最初から再生する必要はありません。これは、ツアーの編集中に、ある特定のシーンに加えた変更がどのように見えるかを確認する場合に非常に便利です。もう最初から再生して、変更したシーンまで早送りする必要はありません。この機能を使用するには、[Tour Editor] のシーンにマウス ポインターを合わせ、表示される [Play] をクリックします。

 

Office Mobile for Android Phone の更新– 今回の更新により、OneDrive ドキュメントの共有がさらに簡単になりました。また、Dropbox が新たにサポートされ、Dropbox に保存されている Office ファイルを簡単に表示、編集、共有できるようになります。

Access 2013 Web アプリの更新 (英語) - Office 365 で Access 2013 を使用しているすべてのお客様に、Excel でのダウンロード機能をご利用いただけるようになりました。操作バーの右側に新しく追加された [Download in Excel] ボタンを押すと、ブラウザーで Office 365 の Access Web アプリを使用して任意のデータシート ビューを表示できます。

  

企業向け Office 365 の更新情報*

Office 365 が 140 の市場で購入可能に– Office 365 が、新たにアフガニスタン、ボツワナ、エチオピア、ナミビア、ネパール、タジキスタン、タンザニア、ウガンダ、ザンビアの 9 つの市場でご購入いただけるようになりました。

 

iPad/iPhone 用 Office で Dropbox をサポート– iPad/iPhone 向けの Word、Excel、PowerPoint の各アプリが更新され、お客様の Dropbox アカウントと連携可能になります。これにより、Dropbox に保存されているファイルに Office アプリから直接アクセスし、編集や共有を行えます。一度 Dropbox アカウントを Word や Excel、PowerPoint に登録すると、Dropbox 上のフォルダーやファイルの操作が可能になり、ネイティブな Office アプリで表示したり編集したりできます。また、Dropbox アプリから Word や PowerPoint、Excel へのアクセスも同様に簡単で、Dropbox に保存されているファイルを指定すると、必要な Office アプリが自動的に立ち上がります。

 

Office for iPad/iPhone での日本での提供開始および Android タブレット向け Office のプレビュー版リリース – iPad 向け Office アプリの WordExcelPowerPoint の日本市場での提供が開始されました。iPhone 版は新しく生まれ変わりました。iPad と同様の美しいエクスペリエンスを搭載しながらも iPhone 用に最適化されています。また、Android タブレット ユーザーの方々にも Word、Excel、PowerPoint の機能をご利用いただけるように、Android タブレット向け Office のプレビュー版を提供する予定です。

  

Skype for Business– 企業のお客様向けに、ユーザーの皆様が慣れ親しんでいる Skype と、エンタープライズ クラスのセキュリティ、コンプライアンス、制御性を備えた Lync を統合し、最も魅力的で信頼性の高いコミュニケーション プラットフォームの構築に取り組んでいます。

 

クラッター– クラッターは、Office Graph を活用した受信トレイの機能で、ユーザーが受信トレイ内のメールのうち、重要なメールだけを識別できるようにします。クラッターが機械学習エンジンによって優先度の低いメールを [クラッター] フォルダーに移動するため、ちらかりやすい受信トレイが簡単に整理できます。

 

多要素認証と SAML のサポート - Office 2013 Windows クライアント アプリケーションの更新プログラムがリリースされ、多要素認証 (MFA) のサポートを含む、新しい認証フローを使用できるようになりました。この新しい認証フローは、Active Directory Authentication Library (ADAL、英語)によって実行されます。

 

Office 365 の認証情報で Yammer へのログインが可能に– Yammer にログインする際、ユーザーが所属する組織専用の Office 365 ログイン ページにリダイレクトされるようになりました。メール アドレスとパスワードを入力すると、Yammer ネットワークの画面の上部に Office 365 スイートのナビゲーション バーが表示されます。ここから、Yammer、Outlook、OneDrive、SharePoint などのサービスに 1 クリックですばやく移動することができます。

 

Excel Power Map の 11 月の更新– 今回の更新で、ツアーをどのシーンからでも直接再生できるようなりました。これまでのように、毎回最初から再生する必要はありません。これは、ツアーの編集中に、ある特定のシーンに加えた変更がどのように見えるかを確認する場合に非常に便利です。もう最初から再生して、変更したシーンまで早送りする必要はありません。この機能を使用するには、[Tour Editor] のシーンにマウス ポインターを合わせ、表示される [Play] をクリックします。

 

Office 365 Video– Office 365 Video では、企業全体で動画コンテンツを安全に投稿、共有、検索することができます。このサービスは、ソチ オリンピック開催期間中の 18 日間にわたり 6,000 時間を超える動画の配信に利用された Azure Media Services を基盤とし、アダプティブなスムーズ ストリーミング テクノロジを活用することで、視聴者のデバイスに合わせて動画を再生できるよう最適化します。

 

Office Mix と Office 365 Video の連携– PowerPoint のリボンの [Mix] タブに [Publish to O365 Video] ボタンが追加されます。このボタンをクリックすると、Office Mix のポップアップ ウィザードが開き、公開の手順が示されます。

 

OneDrive for Business で Information Rights Management によって保護されているドキュメントを同期可能に– OneDrive for Business で IRM によって保護されているドキュメントを安全に同期できるようになりました。IRM による保護は、Office Online 上でファイルを開くときにも、ローカル フォルダー上で開くときにも常に機能し、両方の場所でファイルを編集しても引き続き設定が適用されます。

 

Office 365 が FedRAMP の Authority to Operate を取得– マイクロソフトの Office 365 に対して、米国保健福祉省の監察総監室 (HHS OIG) より FedRAMP の Authority to Operate (ATO) が付与されました。

 

Office Mobile for Android Phone の更新– 今回の更新により、OneDrive ドキュメントの共有がさらに簡単になりました。また、Dropbox が新たにサポートされ、Dropbox に保存されている Office ファイルを簡単に表示、編集、共有できるようになります。

 

Access 2013 Web アプリの更新 (英語) - Office 365 で Access 2013 を使用しているすべてのお客様に、Excel でのダウンロード機能をご利用いただけるようになりました。操作バーの右側に新しく追加された [Download in Excel] ボタンを押すと、ブラウザーで Office 365 の Access Web アプリを使用して任意のデータシート ビューを表示できます。

 

バルク メールのフィルタリングの強化 (英語)– EOP のバルク メール検出機能を大幅に強化しました。また、バルク苦情レベル (BCL) という評価がバルク メール送信者から届いたメールに割り当てられます。この値は、苦情が寄せられる可能性を表します。BCL の値が低い場合、その送信者は全般的に問題のない内容のメールを送信していて、バルク メールではない可能性が高いことを示しています。BCL の値が高い場合はその逆です。今回の更新では、この BCL 評価が導入され、各企業がバルク メールのフィルタリング レベルを手早く構成できるようになりました。

 

Power Query の 11 月分の更新– 今月は、1) SQL Server Analysis Services へのコネクタの追加、2) Salesforce のレポートやオブジェクトへのコネクタの追加、3) 列の展開操作における列のプレフィックスの無効化およびカスタマイズ機能の追加、4) クエリ エディターの [File] メニューの改良、5) クエリ エディターの [Queries] ウィンドウから詳細エディターに移動する機能の追加が実施されました。

 

機能更新はグローバルに行われるため、お客様の Office 365 アカウントでこれらの更新機能をご利用いただけるようになるまでには時間がかかる場合があります。あらかじめご了承ください。

 

– Andy O'Donald @andyodonald

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*注意: すべての更新が全 Office 365 プランに適用されるわけではありません。詳しい情報については、個別のブログ記事をご確認ください。

 

Office 365 のシステム要件

「メインストリーム サポート期間内の Office クライアント」セクションに、「および Outlook」という語句が追加されました。

「Web ブラウザー: Internet Explorer」セクションに、以下のメモが追加されました。「2016 年 1 月 12 日以降、サポート対象のオペレーティング システムで使用できる最新バージョンの Internet Explorer にのみテクニカル サポートとセキュリティ アップデートが提供されることになります。詳細については、「Microsoft Internet Explorer サポートライフサイクルポリシーに関する FAQ」をご覧ください。」

Office 365 サービスの説明 UPDATED

  • サービスの説明から、Office 365 Small Business、Office 365 Small Business Premium、および Office 365 Midsize Business をが削除されました。
  • すべてのトピックに、新しい Office 365 Business、Office 365 Business Essentials、および Office 365 Business Premium SKU が追加されました。
  • すべてのトピックから、廃止された Office オンデマンドおよび Project オンデマンド サービスならびに関連機能が削除されました。
  • すべて���トピックから、廃止された Lync Online プラン 3 が削除されました。

Office 365 プラットフォーム サービスの説明 UPDATED

  • 新しい「Office 365 スイート機能」サブトピックに、Office Delve およびグループ機能が追加されました。
  • サポート」サブトピックに以下の脚注が追加されました。「Office 365 のテクニカル サポートには、サード パーティ製のサービスやアドインのトラブルシューティングは含まれていません。他のお客様からの回答については、「Microsoft コミュニティ」を参照してください。」
  • サポート」サブトピックの、「テクニカル サポートの初期応答時間」の表が更新されました。
  • ユーザー アカウント管理」サブトピックで、Office 365 Enterprise E4 に対する Office 365 デスクトップ セットアップの列の値が「○」に修正されました。

OneDrive for Business サービスの説明 UPDATED

  • システム要件」セクションに、以下の説明が追加されました。「OneDrive for Business 同期クライアントのシステム要件は、OneDrive クライアントとは異なります。詳細については、「OneDrive for Business 同期クライアントをインストールする方法」を参照してください。」

Exchange Online サービスの説明 UPDATED

Exchange Online Archiving サービスの説明 UPDATED

Office Online サービスの説明 UPDATED

SharePoint Online サービスの説明 UPDATED

  • コンテンツ」サブトピックの、社内設置型のオプションに対する、Azure Rights Management を使用した IRM の列の値が修正されました。
  • IT プロフェッショナル」サブトピックの、社内オプションに対するマルウェア対策保護の列の値が修正されました。
  • 検索」サブトピックの、社内オプションに対するランク付けモデルの列の値が修正されました。

Office アプリケーション サービスの説明 UPDATED

  • 利用できる機能の表の脚注 5 が、次のように変更されました。「すべてのお客様が Lync 2013 Basic を利用できます。Lync Basic デスクトップ クライアントは、Lync Online を含む Office 365 プランに対応するプレゼンス、インスタント メッセージングおよび会議機能を提供する、ローカルにインストールされるアプリケーションです。Office 365 ProPlus、Office 365 Enterprise E3、および Office 365 Enterprise E4 には、高度なテレフォニー サポート、アーカイブおよびコンプライアンス機能などの追加の機能を含む、Lync アプリケーションのすべての機能が含まれます。Lync Online のライセンスは、ユーザーごとに割り当てる必要があります。Lync Basic 機能の詳細については、「Lync Online のクライアント」を参照してください。」

Lync Online サービスの詳細 UPDATED

  • フェデレーションとパブリック IM 接続」サブトピックに、フェデレーションについて紹介するセクションが追加されました。「Office 365 でのフェデレーションは、適切に構成されたアクセス プロキシまたはエッジ サーバーを備えた他の Lync/OCS/LCS 環境との間でのみサポートされます。エッジ サーバーの構成については、「Lync Server 2013 の外部ユーザー アクセスに必要なコンポーネント」を参照してください。」


Excel Power Map: Office 365 の 12 月の更新

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対象: 新Office365 Office 365 Enterprise

 

(この記事は 2014 年 12 月 9 日に Office Blogs に投稿された記事 Excel Power Map–December update for Office 365の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

 

先月は、ツアーをどのシーンからでも直接再生する機能がリリースされ、時間を節約できるようになりました。今月は、ジオコード化のパフォーマンスを強化し、カスタム マップの自動調整機能の精度を向上させたほか、多くのお客様からご要望いただいていた機能をまた 1 つ追加してフィルタリング時にすべての項目を簡単に選択できるようになりました。

 

9 月にフィルタリング機能を公開した際には、多くのお客様からご好評いただくと同時に、新たなご要望もいくつか寄せられました。その中でも多かったのが「フィルタリングされた検索結果の全項目を簡単に選択できるようにしてほしい」というご意見です。そこで今回、[(Select All Search Results)] チェック ボックスをクリックしてこの操作を実行できるように更新しました。表示されている項目だけでなく、結果が多すぎるために省略されている項目も選択されます。これは、フィルタリングを使用してデータを徐々に絞り込む場合に非常に便利です。

 

来月は冬期休暇のため Office の更新はありませんが、第 1 四半期に予定されている大幅な更新に向けて準備を進めています。来年も、皆様にすばらしいニュースをお届けできる年になるでしょう。それでは、どうぞ楽しい休暇をお過ごしください。

Office for Mac 2011 14.4.7 更新プログラムがリリースされました

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対象: 新Office365 Office 365 EnterpriseOffice 365 BusinessOffice 365 EducationOffice 365 Midsize BusinessOffice 365 Small Business

 

この更新プログラムには、Microsoft Office for Mac 2011 用の最新の修正プログラムが含まれています。修正内容は以下のとおりです。

  • Microsoft SharePoint Server 上でホストされるファイルからの埋め込みリンクの処理が改善されています
    この更新プログラムは、ブックが SharePoint Server に保存されている場合、名前に左角かっこ ([) が含まれるブックを参照するブックのリンクが、破損しているように解釈される原因になることがある問題を修正します。

更新プログラムのダウンロード

詳細情報 (サポート技術情報)

[メッセージセンター通知] 機能の更新: SharePoint Online におけるカスタム スクリプト

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対象: 新Office365 Office 365 EnterpriseOffice 365 BusinessOffice 365 Education

 

Office 365 環境のセキュリティを向上させるための新機能を導入します。SharePoint ONline 管理センターに新しい設定を追加して、管理者がスクリプトが個人用/ユーザーが作成したサイトで許可されるかどうかを制御することができます。既定では、新しい組織は個人用サイトでのカスタム スクリプトが無効になっており、ユーザーが作成したサイトでは有効になっています。既存の組織については変更されず、カスタム スクリプトは両方の環境で有効になっています。会社の要件に従って設定を調整することができます。

 

この更新は次の数週間であなたの組織にも展開されます。以下のリンクをクリックして追加の情報をご覧ください。

Office 365 が日本データセンターから一般提供開始されました

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対象: 新Office365 Office 365 EnterpriseOffice 365 BusinessOffice 365 Education

 

(この記事は 2014 年12 月 16 日に Office Blog に掲載された記事 Office 365 now available from datacenters in Japan の翻訳です。最新情報は翻訳元の記事をご参照ください。)

                                                                                                                           

著者: ジョン ケース, マイクロソフト コーポレート バイス プレジデント                                                                                                   

過去数か月にわたり、マイクロソフトではクラウドと Office をどこからでも利用できるように取り組んできました。

10 月には Microsoft Azure がオーストラリアから提供開始予定であること (英語) をアナウンスしました。そして iPhone、iPad および Android タブレット 向けの Office の新しいエクスペリエンスを披露しました。先月、クラウド型グループウェアの Office 365 とクラウド型ビジネスアプリケーションの Microsoft Dynamics CRM Online を日本から提供する計画があることを共有しました。本日、Office 365 が日本から一般提供を開始したことをアナウンスします。

Office 365 サービスを国内のデータセンターから提供することにより、金融業界、医療業界、中央官庁、地方自治体などの日本にデータが保管されることを望む業界のお客様にも選択肢が広がります。 もちろん、Office 365 がお客様にご提供するいつでもどこでも共同作業、パーソナルインサイト、人が中心のコンプライアンスの幅を広げます。

ソニー生命保険株式会社、医療法人鉄蕉会 亀田メディカルセンターや、地方自治体からは東京都豊島区、鳥取県鳥取市、鹿児島県指宿市および薩摩川内市、福岡県太宰府市、熊本県上天草市および山鹿市、および北海道森町などでの Office 365 の採用が決定しています。 これにより、世界をリードするグループウェアを日本にデータを保管してデータ主権に関する懸念を払しょくし、より安心してご利用することができるようになりました。既存の日本の Office 365 のお客様についてもデータを東アジアから日本に将来的に移動しますので、同様のメリットを享受することができます。詳細についてはこちらをご覧ください。

Office 365 についての詳細情報とスタート方法については、Web サイトをご覧ください。 

 

発表の追加情報については、プレスリリースをご覧ください。

 

特設サイトはこちら!

注: この発表は法人向けサービスのみに適用されます。一般消費者向けサービスには適用されません。

Office 365 のデータセンターの場所を調べる方法

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対象: 新Office365 Office 365 EnterpriseOffice 365 BusinessOffice 365 Education

 

Office 365 の日本データセンターの稼働が開始されました。現在、有効化される新しいテナントはすべて日本データセンターに作成されます。この機会に従来からのお客様も含め、自分のテナントがどのリージョンにあるのかを調べる方法についてまとめておきます。

 

Exchange Online の場合

Exchange Online の PowerShell 接続手順に従い、Exchange Online と接続をした後、Get-OrganizationConfig コマンドレットを利用してサーバー名を取得します。


>Get-OrganizationConfig | fl OriginatingServer

リージョン名結果の表示例赤字部分の記号
日本OS2PR01A004DC04.JPNPR01A004.prod.outlook.comJPN=日本
東アジアSIXPR02A001DC05.APCPR02A001.prod.outlook.comAPC=東アジア
ヨーロッパAM3PR06A001DC02.EURPR06A001.prod.outlook.comEUR=ヨーロッパ 
北米BN1PR04A001DC04.NAMPR04A001.prod.outlook.comNAM=北米 

Lync Online の場合

Lync Online の PowerShell 接続手順に従い、Lync Online と接続をした後、Get-CsTenant コマンドレットを利用してサーバー名を取得します。


>Get-CsTenant | fl OriginatingServer

リージョン名結果の表示例赤字部分の記号
日本TY1JP100ADS01.lyncjp1001.localTY=東京、OS=大阪
東アジアSG10F00ADS01.lync0f001.localSG=シンガポール、HK=香港
ヨーロッパDB30E00ADS01.lync0e001.localDB=ダブリン、AM=アムステルダム
北米SN20A00ADS01.lync0a001.localSN=サンアントニオ、BL=ブルーリッジ、...

Outlook for Mac for Office 365 の更新��リリースされました

【重要】Exchange Online PowerShell 接続時に最新の ConnectionUri を利用してください

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対象: 新Office365 Office 365 EnterpriseOffice 365 BusinessOffice 365 Education

 

リモート PowerShell を使用して Exchange 管理を行っている場合、ConnectionUri パラメータが最新のものになっていることを確認してください。最新のパラメータでない場合には接続が出来ない場合があります。日本データセンターにおいて Exchange Online PowerShell を利用する場合は、このパラメータが最新になっている必要があります。

 

旧手順:

New-PSSession -ConfigurationName Microsoft.Exchange -ConnectionUri https://ps.outlook.com/powershell -Credential $UserCredential -Authentication Basic -AllowRedirection

 

新手順:

New-PSSession -ConfigurationName Microsoft.Exchange -ConnectionUri https://outlook.office365.com/powershell-liveid/ -Credential $UserCredential -Authentication Basic -AllowRedirection

 

Exchange Online における PowerShell の接続方法の詳細については、記事「リモート PowerShell による Exchange への接続」をご参照ください。


Project Online の Web パーツをサイトのページに追加すると表示が崩れる現象について

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対象: 新Office365 Office 365 Enterprise

 

(本記事は 2015年11月18日に Japan SharePoint Support Team Blogへ投稿された記事の転記です。オリジナルの記事はこちらをご参照ください)

こんにちは、SharePoint サポートの森村です。
Project Online の PWA (Project Web App) 関連 Web パーツをサイトのページに追加した場合に、条件によっては追加した Web パーツの表示が崩れる現象が発生する場合があります。
今回の投稿では、その現象への対処方法についてご案内いたします。(なお、Project Server 2013 では本現象は発生しません。)

 

Project Online をご利用いただいている場合、PWA 関連の Web パーツを SharePoint Online 上のサイトのページに追加することが可能となります。
ここで、Project Web App ではない Web パーツ (グリッドでの編集機能を保持するもの)  が配置されている既存のページがあると仮定します。
このページを編集して、Project Web App の Web パーツを追加で配置した場合に本現象が発生します。

 

現時点で判明している詳細な発生条件は下記となります。

 

・前提条件

下記のカテゴリが [アプリ] の Web パーツがページ内に既に存在している ([アプリ] の内容を表示する Web パーツ)

Wiki ページライブラリアンケートお知らせカスタム リストタスク
データ接続ライブラリドキュメント ライブラリフォーム ライブラリメディア ライブラリリンク
レポート ライブラリ案件管理画像ライブラリ注目リンク連絡先

 

・発生条件

ページの編集を実施して、下記のカテゴリが [Project Web App] の Web パーツを追加する

チームのタスクプロジェクト センターマイ タスクリソース センター
リソースの割り当て自分のタイムシート承認センター詳細

 

例えば、PWA サイト上でプロジェクトを発行時に作成されるプロジェクト サイトのページの場合、前提条件のうち [ドキュメント ライブラリ] のWebパーツが存在している状態となりますため、[詳細] 等の Project Web App の Web パーツを追加することで現象が発生します。

プロジェクト サイトのページに Project Web App の [詳細] Web パーツを追加した場合の表示


原因について

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Web パーツをページに追加した際、必要なスタイル シート等を計算し、表示を行っておりますが、
上記の条件の場合、グリッドを表示するのに必要なスタイル シートが読み込まれないため、表示が崩れる現象が発生します。

この動作について対処方法をご案内します。

 

対処方法 : グリッドのスタイル シート情報を追加する 

スクリプト エディター Web パーツを使用し、ページ内に本来追加されるべきスタイル シート情報をページ内に加えることで、表示が正常に行われます。

 

手順

====

  1. 該当のサイトを管理者権限を持つアカウントを使用し表示します。
  2. 右上の歯車のアイコンをクリックし、[ページの編集] メニューを選択します。
  3. Web パーツを追加したい部分にある [Web パーツの追加] をクリックします。
  4. Web パーツの一覧が上部に表示されるので、ここから [カテゴリ] 内の [メディアおよびコンテンツ] を選択し、右側に表示された [スクリプト エディター] を選択し、右側に表示されている [追加] ボタンをクリックして Web パーツを追加します。
  5. [スクリプト エディター] と表示されている Web パーツが追加されます。右側に表示されている [スニペットを編集] をクリックします。
  6. [埋め込み] というダイアログが表示されます。「スクリプト、または埋め込みコードを以下に貼りつけます。」のテキスト ボックス内に、下記のスタイル シート情報をコピーして貼り付けを行い、[挿入] をクリックします。

    <link rel="stylesheet" type="text/css" href="/_layouts/15/styles/Themable/jsgrid.css"/>

  7. リボン メニューの [ページ] タブ内にある [編集の終了] をクリックします。

この作業の後に、グリッドを使用する Project Web App の Web パーツ追加を行った場合は、Web パーツの表示が正常に行われます。

 

対処方法実施後の Web パーツの表示


いかがでしたか。

今回の投稿は以上です。

 

 

Google Chrome で Lync Web App がサポートされなくなります

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対象: 新Office365 Office 365 EnterpriseOffice 365 BusinessOffice 365 Education

 

Google Chrome で NPAPI (Netscape Plug-in API) のサポートが 2015 年に打ち切られることに伴い、この仕組みに依存している Lync Web App アドインが Google Chrome 上で将来的に動作しなくなり、Lync Web App を使った Lync 会議が Google Chrome 上でサポートされなくなります。

 

Lync Web App をご利用になる場合は、Internet Explorer や Firefox をお使いいただくよう、いまから計画を立てていただくことをお勧めします。

 

参考情報:

Lync Server 2013 では今月の更新プログラムより、Google Chrome がサポート外となりました。

Android 向け Lync の新機能 — 匿名による参加、パッシブ認証、連絡先の管理

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対象: 新Office365 Office 365 EnterpriseOffice 365 BusinessOffice 365 Education



(この記事は 2014 年 12 月 11 日に Office Blogs に投稿された記事 New Lync features for Android—Anonymous Join, Passive Authentication and Contact Managementの翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

今回は、Lync チームのプロダクト マネージャーを務める Barak Manor の記事をご紹介します。

Skype for Business チームから Android ユーザーの皆様にすばらしいクリスマス プレゼントをお届けします。今回の新しいリリースでは、匿名による参加、証明書認証とパッシブ認証、連絡先の管理の各機能を導入すると共に、大幅なパ フォーマンス強化とバグ修正を実施しました。マイクロソフトは、モバイル プラットフォームでもあらゆる機能を使用できるようにすることが、モバイルファーストの世界を目指すうえで必要不可欠だと考えています。これらの新機能の 導入と機能強化は、マイクロソフトのビジョンの実現に向けた重要な一歩です。

匿名による参加

Windows Phone と iOS デバイスでは既に匿名による参加が可能ですが、今回 Android でもこの機能が使用できるようになりました。これにより、Lync アカウントを持たないユーザーでも Lync 会議に参加できます。同僚やパートナー、顧客を Lync 会議に招待した場合に、相手が Android モバイル デバイスを含め、どのデバイスから参加しても、高品質な音声と動画を利用したり、PIN や電話番号を使用せずに安全に通話したりできるようになりました。

では、Lync アカウントを持たない Android ユーザーを電子メールで招待した場合、Lync 会議へどれほど簡単にすばやく参加できるか見ていきましょう。ユーザーが招待メールを受信し、会議へのリンクをクリックしたら、あとは [Guest] をクリックしてサインインと名前の入力を行い、開催者から会議への参加が許可されるのを待つだけです。

(左から) 予定表ビューの招待状画面、Lync のサインイン画面、
ゲスト名の入力画面、仮想ロビーでの待機画面

このように、今回導入された匿名参加機能を使用すると、ゲストが会議に参加しやすくなると共に、Android などのモバイル デバイスを利用している顧客、パートナー、サプライヤーのどなたとでも Lync の優れたエクスペリエンスを共有することができます。

ただし、Lync 会議を開催し Lync の全サービス (プレゼンス、IM、着信の転送、Lync 会議の管理など) を使用するには、Lync の企業アカウントまたは Office 365 プランのアカウントが必要です。

証明書認証およびパッシブ認証

一部のお客様は、スマートフォンやタブレットの使用に伴うリスクといったセキュリティ課題への対応策として、 Active Directory (AD) のユーザー名とパスワードの資格情報の使用を制限して運用しています。このような場合、これまではすべての認証で Active Directory の資格情報が使用されていたため、Lync のモバイル クライアントを活用することは困難でした。

しかし、今回導入された新機能を使用すれば、管理者がモバイル デバイスのセキュリティや認証について厳格なポリシーを適用しながらモバイル環境を構成できます。マイクロソフトでは、モバイルファーストのビジョンに 沿って、ユーザーへの影響を最小限に抑えながらこれらの問題を解決するべく取り組んでいます。詳しくは、Lync Server 2013 の構成に関する TechNet のサポート ページや、Jens Trier Rasmussen のブログ記事 (英語)に記載されているコードとテクノロジの詳細についての説明をご覧ください。

連絡先の管理

Android 向け Lync の連絡先管理機能を使用すると、デスクトップ クライアントからだけでなく、モバイル デバイスからも連絡先の追加、削除、管理を行うことができます。企業のディレクトリを検索して新しい連絡先を見つけたら、まず 1 回のタップで連絡先リストに追加でき、さらに 2 回タップするとその連絡先を適切なグループに移動させるか、リストから完全に削除することができます。

(左から) 検索して見つけた連絡先の画面、
移動先グループの選択画面、リストにある連絡先の管理画面

Android (および iOS と Windows Phone の各プラットフォーム) の連絡先管理機能は、現時点ではクラウド ベースの Office 365 アカウントのみで使用可能です。なお、次期バージョンの Lync Server では、すべてのオンプレミスのお客様にもご利用いただけるようになる予定です。

マイクロソフトの CEO である Satay Nadella は、2014 年 11 月 10 日に掲載された「Computerworld」の記事の中で「今日のモバイルファースト、クラウドファーストの世界においては、デバイスやプラットフォー ムの種類に関係なく、だれもが簡単に作成、共有、共同作業が行えるソリューションを提供する必要がある」と述べています。Skype for Business チームもこのビジョンの実現のために取り組んでおり、今回 Android 向け Lync に新機能を導入したことで、さらにその歩を進めたと言えるでしょう。ぜひこれらの機能を、皆様の共同作業環境や生産性の向上にお役立てください。

—Barak Manor

既存のお客様のデータセンター移行に関する技術文書が公開されました

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対象: 新Office365 Office 365 EnterpriseOffice 365 BusinessOffice 365 Education

 

法人向け Office 365 をホスティングする新しいマイクロソフト日本データセンター リージョンの稼働開始に伴い、2015年にアジア太平洋データセンター リージョンの既存の日本のお客様のテナントを移行する予定です。

日本を国と地域に選択した既存のお客様は新しいマイクロソフト日本にデータセンターに移行されます。該当するお客様には、後日、管理者向けにメッセージセンターに詳細な情報が通知されます。多くの既存のお客様は特別な事前アクションを必要としませんが、アクセス制御を行っているお客様や、データセンター移行を希望しないお客様にはいくつかの設定変更や Office 365 サポートへのご連絡が必要となります。詳細はTechNet 記事をご覧ください。

Office 365 の SharePoint Online パブリック Web サイトの更新

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対象: 新Office365 Office 365 EnterpriseOffice 365 BusinessOffice 365 Education

 

(この記事は 2014 年 12 月 19 日に Office Blogs に投稿された記事 Changes to the SharePoint Online Public Website for Office 365の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

 

2015 年 1 月より、SharePoint Online パブリック Web サイト機能が更新されます。現在この機能をご利用のお客様は、更新日より最低 2 年間にわたり、引き続きこの機能をご利用いただけます。更新日以降に Office 365 のサブスクリプションを購入されるお客様はこの機能をご利用いただけません。今後はサードパーティのサービスをご利用になることで、パブリック Web サイトを Office 365 サービスに簡単に統合できるようになります。サードパーティ ソリューションの詳細については、2015 年 1 月に発表する予定です。

詳細については、マイクロソフトのサポート技術情報記事「SharePoint Online パブリック Web サイトの更新予定に関する情報 (英語)」をご覧ください。

Salesforce、新たなユニバーサル ファイル共有ソリューションで OneDrive for Business および SharePoint と統合

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対象: 新Office365 Office 365 EnterpriseOffice 365 BusinessOffice 365 Education

 

(この記事は 2014 年 12 月 17 日に Office Blogs に投稿された記事 Salesforce to integrate with OneDrive for Business and SharePoint in new universal file sharing solutionの翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

 

セールスフォースドットコムはこのたび、一元化されたユニバーサル ファイル共有ソリューションである「Salesforce Files Connect」を発表しました。このソリューションを利用すると、企業のお客様はどのリポジトリに保存されているファイルでも、閲覧、検索、共有のすべてを単一のユーザー インターフェイスからシームレスに行えるようになります。また、最初のファイル共有プラットフォームとして OneDrive for Business と SharePoint が Salesforce Files Connect と統合されることも発表されました。

この統合により、セールスフォースドットコムとマイクロソフトは 2014 年 5 月に初めて発表した (英語)戦略的パートナーシップにおいて、さらに新たな一歩を踏み出しました。

OneDrive および SharePoint 担当コーポレート バイス プレジデントを務める Chris Jones は次のように述べています。「OneDrive for Business は、仕事用ドキュメントの保存、共有、共同作業を行ううえでの中心的な存在として、いっそう重要性を増しています。今回、Salesforce のようなアプリやサービスと統合されることで、より多くの価値をお客様に提供し、さらなる生産性向上を実現していただけるようになり、たいへん喜ばしく思います。」

今回ご紹介した内容の詳細については、セールスフォースドットコムの Web サイトをご覧ください。

Office Online の新機能 — Insights for Office など

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対象: 新Office365 Office 365 EnterpriseOffice 365 BusinessOffice 365 Education

(この記事は 2014 年 12 月 10 日に Office Blogs に投稿された記事 What’s new in Office Online—featuring Insights for Officeの翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

Office Online チームは、マイクロソフトのクラウド サービス全体における統合を強化するために、そして、ユーザーがお気に入りのブラウザーでさらに多くの Office 機能を利用できるよう拡張するために積極的に取り組んでいます。多数の優れた機能が既にリリースされており、現在もさまざまな機能が順次適用されていま す。今回は、Office Online をしばらく使用していないお客様を対象に、ユーザーの皆様から頂いたフィードバックに基づいて構築および実装した更新点についてお伝えします。

Insights for Office

たとえば、作業中のドキュメントにわからない点があり、検索して調べる必要があるとします。このようなとき、作成フ ローが妨げられず、またブラウザーで新たに検索用のタブを開かずに情報を検索できるとしたら、どんなに便利でしょう。Insights for Office を使用すれば、必要な情報を直接 Word Online に取り込むことができ、シームレスに統合されたエクスペリエンスによって OneDrive 内でドキュメントの作業を進めている間にも調査および参照することが可能です。

任意の単語を右クリックして [Insights] を選択すると、Office Online はユーザーの調べたいことを判断し、Bing を使用して Bing Snapshot (英語)WikipediaBing イメージ検索、 オックスフォード英語辞典、Web などのさまざまなソースから関連性の高い情報を取得します。すべての情報は、作業中のコンテンツの隣に見やすい形で表示されます。Insights では、選択した単語について、さっと短時間で調べ物をすることも、詳細情報や興味のある記事をじっくりと読み込むことも可能です。しかもこれらのすべての 操作を Word Online で作業しながら実行できます。

たとえば、ここに「ミズーリ川 (Missouri River)」と「ミズーリ州 (state Missouri)」の両方に言及したドキュメントがあります。どちらの「ミズーリ」を選択した場合にも、Insights for Office はその単語に応じて適切な情報を取得します。

  

ミズーリ州を意味する「Missouri」を選択した場合の Insights の検索結果

ミズーリ川を意味する「Missouri」を選択した場合の Insights の検索結果

Insights を使用する場合は、調べたい単語 (複数の語でも可) を選択して、メニューで [Insights] をクリックします (またはリボンの [Review] タブで [Insights] をクリックします)。また、Office Online には操作アシスト (英語)という機能があり、作業内容に関する情報を探しているときにはこのボックスに単語を入力して検索できますが、このたび、ユーザーの皆様にご活用いただいているこの操作アシスト (英語)でも Insights を利用できるようにしました。調べたい単語をボックスに入力するだけで、Office Online が適切な情報を取得してくれます。現在 Insights for Office は、Word Online で編集表示が選択することで使用可能です ([View] タブをクリックすると、編集表示が選択されているかどうかを確認できます)。

編集表示が選択されていることを確認

Insights for Office の使用方法は 3 とおり

Insights for Office Online の詳細については、Insights for Office Online の紹介記事 (英語)を参照してください。

PDF サポートの強化

テキストが画像として埋め込まれている PDF ドキュメントから、そのテキストを選択またはコピーしなければならない状況を経験したことはありませんか。このようなとき、テキストを画像としてコピーし て済ませる場合が多いですが、テキストを編集可能な状態にするためには手動で書き起こす必要があります。そこで、この問題を解決するための機能を Office Online に導入しました。

以下のスクリーンショットでは、実際に携帯端末のカメラで撮影した写真を例に取り上げていますが、スキャンしたファイルや画像化されたテキストでも同様に実行できます。画像からテキストを直接コピーできるだけでなく、[FIND] ボタンをクリックしてそのテキストを検索することも可能です。

また、[EDIT IN WORD] ボタンをクリックすると、PDF ドキュメントが編集可能な Word 形式に変換され、お好みの Web ブラウザーや Word クライアントを使用してドキュメントを編集できるようになります。PDF ドキュメントを Word 形式に変換するときには、レイアウトと書式が再構築されるため、すべての表、リスト、ヘッダー、フォント サイズなどのプロパティは維持されます。また、Word ドキュメントは新規に作成されるので、元の PDF ファイルに変更が加えられることはありません。

この機能は、法律関連の書類やビジネス文書、科学論文など、テキストが大部分を占めるドキュメントに最適です。プレゼン テーションやカタログのように画像や図が大量に盛り込まれた PDF に対して実行すると、レイアウトや書式設定に関して多少の問題が発生する場合があります。もし、この機能を実行するには複雑すぎると思われるファイルがあ りましたら、まずはお試しいただき、ぜひその結果を [HELP IMPROVE OFFICE] からお知らせください。

 

改ページ位置の表示

ページは、Word で編集を行ううえで欠かせない要素です。ドキュメントをしあげるときや印刷するときはもちろん、執筆中や組み立てる際にも重要な役割を果たします。多くの 人は、ドキュメントの長さをページ数で表したり、「4 ページの 2 段落目」というように、ドキュメントの特定の場所を指すときにアンカーとして使用したりします。また、ドキュメントをきちんと組み立てればさらに強いイン パクトを与えることができるため、しあげについてもこだわりをお持ちの方が多くいらっしゃるかと思います。ドキュメント作成のエクスペリエンスをさらに向 上させるために、Word Online でいくつかの機能強化を実施しました。今回の更新により、ページの終わりがドキュメント内で表示されるようになります。

ページを挟んで分かれている 2 行を移動するときや、ページをまたいだ表を修正するときに、Word Online の編集画面でページの境界が見えるため格段に便利になり、従来の Word と同様にページを操作できるようになりました。

また、ドキュメントのページ数と現在のページ番号がステータス バーに表示されます。ここを参照して、ドキュメントの長さを確認したり、特定ページの段落を探したりすることができます。これで、ガイドラインに沿ったド キュメント作成が簡単に行えるようになりました。ページをうまく利用すれば、より洗練されたドキュメントを簡単に作成できます。

記号の挿入

ドキュメントの作成中に、キーボードの標準レイアウトでは割り当てられていない記号の挿入が必要になったことはありませ んか。たとえば、他社についての文書を作成しているときに、著作権記号「©」や、他国の通貨記号「£」、「€」を使用する場合もあるでしょう。このような ときには、Alt キーとの組み合わせで入力する方法や、検索エンジンから他のコンテンツを表示させてそこから特殊記号をコピーする方法などがよく使用されています。しか し、Office Online でもっと簡単に記号を入力できないのでしょうか。

このような声が多数のお客様から寄せられていたため、ドキュメントやプレゼンテーション、ノートなどに簡単に記号を挿入できるように、現在 [Insert] タブに [Symbols] ギャラリーを実装するプロセスを進めています。

 こ のギャラリーでは、Word での使用頻度の高い記号を挿入できます。[Insert] タブで [Symbols] ギャラリーを開いてお望みの記号をクリックするだけで、その記号が現在のフォントでドキュメントに挿入されます。また、この機能は Word Online だけではなく、PowerPoint Online や OneNote Online でも使用可能です。

最初のバージョンのギャラリーにはすべての記号を含めることができなかったため、必要な記号が見当たらない場合もあります。このため、どの記号が必要かを皆様からお伺いしたいと考えています。必要な記号がギャラリーで見当たらない場合は、ギャラリー下部の [Request a New Symbol] ボタンをクリックしてお知らせいただけますと幸いです。

 

 

 

 

操作アシスト

操作アシストは、Office Online に以前から導入されていた機能で、作業を効率的にすばやく進めるためによく使用されています。皆様もきっと活用した経験がおありでしょう。しかし、この機 能にはまだ多くの可能性が残されているはずです。現在もお客様から頂いたご意見を基に、引き続き改善策を模索しています。最近もいくつかの機能を操作アシ ストに追加しましたので、以下にご紹介します。

Insights についての段落で既にご説明したとおり、興味のある単語を操作アシスト ボックスに入力して、さまざまな情報にアクセスできるようになりました。これに加えて、2 つの機能が追加されています。

まずは文字カウント機能です。ご存知のように、Word Online には以前からドキュメント内の単語数を表示する機能があります (数値はブラウザー ウィンドウの左下隅に表示されます)。しかし、大勢の方が操作アシストで文字カウント機能について調べていたため、この機能を操作アシストに追加すること にしました。ご使用の言語で操作アシスト ボックスに「文字カウント」や「文字数」などと入力すると (操作アシストではお客様の使い慣れた言葉で入力していただけます)、文字カウントのコマンドが結果として表示されます。このコマンドをクリックすれば、 その場で単語数を確認できます。

もう 1 つの変更点は、さらに広範に効果をもたらすもので、複数のコマンドに対して影響を及ぼします。操作アシストに、リボンで直接使用可能なコマンドだけではな く、サブメニューに格納されているコマンドも表示されるようにしました。たとえば、ドキュメントの用紙サイズを A4 に変更したい場合、これまでは [Page Size] のサブメニューをクリックする必要がありましたが、これからは「サイズ A4」などの文字列を入力するだけで、操作アシストが [A4 Page Size] コマンドをドロップダウン メニューに直接提示してくれます。この機能により、ユーザーが意図するコマンドにこれまで以上に簡単に、すばやく効率的にたどり着けるようになります。も ちろん、引き続き操作アシストで [Page Size] コマンドを使用することも可能で、A4 以外のオプションを簡単に確認できます。

 

Office Online についてのご意見をお聞かせください

Office Online チームは、本製品についての皆様からの貴重なご意見をお待ちしております。マイクロソフトでは、機能強化に役立つご意見をお送りいただくために、さまざまな方法をご用意しています。これまでと同様に、マイクロソフト コミュニティのフォーラムに質問していただくか、Word Online、Excel Online、および PowerPoint Online の [Help Improve Office (英語)] から個人的にフィードバックをお送りいただくことも可能ですが、今回は新たな方法を導入し、さらに効率的にアイデアやご提案をお寄せいただけるようになりました。

Word Online (英語)Excel Online (英語)、および PowerPoint Online (英語)のそれぞれのフィードバック フォーラムでは、Office Online コミュニティの他のメンバーが投稿したアイデアをいつでもご覧いただけます。また、下のスクリーンショットにあるように、[Enter your idea] ボックスにはお客様のアイデアを入力することができます。入力すると、関連性の高い他のアイデアが表示されます。また、アイデアへの投票機能も実装されて おり、ご自身のアイデアにも投票していただけます。投票は 10 回まで可能で、アイデアを 1 件投稿するごとに 3 票が追加されます。お客様が投票したアイデアが実現された場合、その票は返却されます。

すべての投稿にコメントすることはできませんが、頂いたご意見やご提案はすべて拝見しています。皆様のご要望に効率的に対応できるように、どのような機能をご希望されているのか、その理由も添えて詳しくお聞かせいただけますと幸いです。ご意見がございましたら、Word Online (英語)Excel Online (英語)PowerPoint Online (英語)のそれぞれの UserVoice をご利用ください (OneNote については OneNote の UserVoice (英語)からどうぞ)。

今回ご説明したすべての機能は、既に展開作業が開始されています。ぜひ www.office.comからお試しください。


Word Online で Insights for Office を利用可能に — Web の情報をドキュメントに活用

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(この記事は 2014 年 12 月 11 日に Office Blogs に投稿された記事 First look at Insights for Office in Word Online—bringing the knowledge of the web to your documentの翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)


今回は、Office チームのプログラム マネージャーを務める Rukmani Gopalan の記事をご紹介します。

マイクロソフトは先日 Word Online が Insights for Office に対応 (英語)したことを発表しました。これは、ドキュメントに必要な情報を利用するための新機能で、シームレスに統合されたエクスペリエンスによって作業中でも調べ物 をすることが可能です。この記事では、Insights for Office の詳細と、Word Online で作業中のコンテンツへの理解を深めるためにこの機能がどのように役立つのかについて説明します。

Word Online で任意の単語を右クリックして [Insights] を選択するか、または操作アシスト ボックス (英語)に単語を入力すると、Insights for Office が Bing を使用して Bing Snapshot (英語)WikipediaBing イメージ検索な どのさまざまなソースから関連性の高い情報を取得し、作業中のコンテンツの隣に見やすい形で表示します。また、ドキュメントを読んだり書いたりする際には 辞書の定義も重要であるというご意見を参考に、最高品質のソースとしてオックスフォード英語辞典も Insights for Office で使用できるようにしました。

Insights を使用すれば、情報にさっと目を通して概要をつかんだり、知りたい情報について [Wikipedia] セクションで調べて気になる関連記事を読んだり、単語の定義を調べたり、[Quick Insights] セクションで興味深い情報を入手したり、[Images] セクションで Bing イメージ検索の結果を確認したり、[Web results] セクションで Web 上の情報を調べたりなど、簡単な調べ物から詳細な調査まで、さまざまなレベルで使用可能です。そして、そのすべての操作をドキュメントから直接実行できま す。

ドキュメント内で「Lunar」を選択して右クリックすると、
アポロ月着陸船の情報が表示されます。

 

使用方法

Insights for Office は Word Online の編集表示で使用できます。まず [View] タブをクリックして、[Editing View] が選択されていることを確認します。

Insights for Office は Word Online の編集表示で使用できます。

調査対象の単語 (複数も可) にカーソルを置いて右クリック メニューから [Insights] を選択するか、または [Review] タブで [Insights] ボタンをクリックすると、Insights が起動します。

ドキュメント内に存在しない単語の情報を調べる場合は、Insights で検索したいトピックを 操作アシスト ボックス (英語)に入力すると、同様に検索が実行されます。

Insights for Office には 3 とおりの使用方法があります。

 

従来の検索機能を超える Insights for Office

ユーザーがドキュメント内の単語について検索しようとすると、Insights for Office はドキュメントの内容に基づいてユーザーがどんな情報を求めているのかを理解します。たとえば、ここに「オリンピック山脈 (Olympic Mountains)」と「オリンピック国立公園 (Olympic National Park)」の両方を含んだ文章があります。どちらの「オリンピック」を選択した場合にも、Insights for Office はその単語に応じて適切な情報を取得します。

オリンピック山脈の「Olympic」を選択した場合の Insights の検索結果

オリンピック国立公園の「Olympic」を選択した場合の Insights の検索結果

それではもう 1 つ、「フタコブラクダ (Bactrian camel)」を Insights for Office で検索した場合の例を見てみましょう。


検索結果を一見しただけで、フタコブラクダは中東地域に生息している 2 つのコブを持ったラクダであることがわかり、どのような姿をしているのかを画像でも確認できます。また、[More quick insights] をクリックすると学名などの豆知識が得られます。[More from Wikipedia] をクリックすると、一般的な家畜のフタコブラクダについてだけでなく、フタコブラクダの野生種や、フタコブラクダとよく知られたヒトコブラクダとの混雑種 など、近縁種についての記事も表示され、興味のある情報に目を通すことができます。[Images] セクションには Bing イメージ検索で取得された画像が、[Web results] セクションには Web 上に存在する記事が表示され、[Define] セクションを開くと、選択した単語が辞書でどのように定義されているのかを参照できます。

操作アシストと Insights for Office

今年初め、Office Online に操作アシスト (英語)機能が追加され、このボックスに実行したい作業内容を入力すると必要な情報が得られるようになりました。しかし、さらに詳しい情報が表示されることを多くのユーザーの皆様からご期待いただいていたため、Insights for Office を操作アシスト (英語)でも利用できるようにしました。調べたい単語を操作アシスト ボックスに入力するだけで、適切な情報が取得されます。次のスクリーンショットは、操作アシスト ボックスに「望遠鏡の発明者 (Who invented the telescope)」と入力して [Discover insights on who invented the telescope] をクリックしたときの Insights の検索結果です。

 

皆様のご意見をお待ちしています

ユーザーの意図に合った情報を確実に提供できるようにするためには、お客様のご意見がたいへん重要です。Word Online にはこちらのリンクを クリックするだけでアクセスできますので、ぜひ右クリック メニュー、リボン、または操作アシスト ボックスから Insights をお試しください。Insights のエクスペリエンスについて、機能強化のアイデアや、意図したとおりに動作しなかった事例、この機能でお気に入りいただいている点などがありましたら、スマイルアイコンをクリックして皆様の声をお聞かせいただければ幸いです。

Insights for Office 機能の詳細については、ぜひ Bing ブログ (英語)もご覧ください。

【情報更新版】プロキシ/ファイアーウォール等で IP /URL ベース フィルタリングを行っている場合は変更情報にご注意ください

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この記事は 2013 年 4 月 20 日に Office 365 コミュニティブログに投稿された記事『【重要】プロキシ/ファイアーウォール等で IP /URL ベース フィルタリングを行っている場合は変更情報にご注意くださいに、実際にお客様からいただいたお問い合わせを基にした追記、また参照先の更新を加えた「更新記事」です。

 

対象:

旧Office 365 , ,

新Office365 Office 365 Enterprise, Office 365 Small Business, Office 365 Midsize Business

マイクロソフトでは、お客様によっては社内のネットワークからインターネットへの接続には、特定の許可されたものにしか行わせたくない、と思っていることを認識しています。これを実現するために、ファイアーウォールやプロキシサーバーによるフィルタリングを行っているかと思いますが、そのような環境から Office 365 に正常に接続するためには、Office 365 のリソースと接続する際にはフィルタリングを回避できるように設定を行う必要があります。

 

フィルタリングのために利用していただくための Office 365 リソース 情報として、ドメイン名 (URL) と IP アドレスの両方を公開していますが、アクセスのフィルタリングをするにあたっては、なるべく URL ベースのフィルタリングを行うことをお勧めします。これは、IP アドレスのほうが変更頻度が高くなる可能性があるためです。

この設定が正常に行われていない場合、たとえば以下のような現象が発生したり、あるいはサービスに全く接続できなかったりといったことが発生します。

 

  ・SharePoint Online、Outlook Web App や Office 365 ポータルで一部の画像が表示されなかったり、画面が崩れたりする

  ・Lync で IM はつながるけれども音声やビデオがつながらない

  ・Outlook クライアントを利用して Exchange Online のメールボックスへ接続できない

  ・Lync クライアントからのサインインができない

  ・各種ツールや Office Pro Plus のダウンロードができない

  ・Office 365 管理センターや、Outlook Web App などの画面にて、一部分が表示されない、リンクが正常に動作しない

  ・ADFS 環境にてクレームルールを利用したアクセス制御を行っている場合に、認証そのものが正常に行えなくなる。

  

また、クラウドサービスは利用を開始した後も常に進化をしていますので、マイクロソフト データセンターの拡張や他社のインターネット アクセラレーション テクノロジーの利用など、サービスのリソースは常に変化する必要があります。そのため、 Office 365 に限らず、パブリッククラウドのサービスに対して社内ネットワークからのアクセス制限環境で利用しようという場合は、定期的に設定内容を見直す工数を考えておく必要があります。

 

最近の更新情報とサービスアップグレード

Office 365 の URL と IP アドレスの範囲については、以下のページにまとめて記載されております。情報は随時翻訳されておりますが、必要に応じて英語のページも併せて参照することをお勧めします。


【日本語】Office 365 の URL と IP アドレスの範囲

【英語】Office 365 URLs and IP address ranges

含まれる内容(2014 年 12 月 2 日更新時点)

  • Office 365 ポータルと ID

  • Exchange Online

  • Lync Online

  • SharePoint Online

  • Exchange Online Protection (EOP)

  • Office 365 リモートアナライザーツール

  • Yammer

  • Office 365 ProPlus

  • Office Online

  • Office for iPad

  • Office Mobile

 

これらの更新情報の通知を受け取るには、以下の RSS を購読してください。

http://onlinehelp.microsoft.com/ja-jp/office365-enterprises/o365ip.rss.xml

 

今後、特にサービスアップグレードが行われていくにあたり、サービスがホスティングされているサーバーが移動する可能性がありますので、URL や IP アドレスにも変更が出てくる可能性があります。サービスアップグレードが行われるまでは特に、これらの更新情報を十分にウオッチしていただき、更新があったら適切な設定変更をしていただくようにお願いいたします。

 

ガレージ シリーズ: SharePoint に導入されたデータ損失防止と、新しい iOS および Android 用 Office 365 Message Encryption Viewer の紹介

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(この記事は 2014 年 12 月 17 日に Office Blogs に投稿された記事 Garage Series: Bringing Data Loss Prevention to SharePoint and first look at new Office 365 Message Encryption Viewers for iOS and Androidの翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

 

今回は、情報保護チームのリード エンジニアを務める Asaf Kashi を再びゲストに迎え、Office 365 に適用される情報保護の更新内容をご紹介します。さらに、近日追加予定の SharePoint および OneDrive for Business のデータ損失防止機能、今後公開予定の Office 365 コンプライアンス センター、暗号化されたメールを表示するためのワンタイム パスコード、リリースされたばかりの iOS および Android Office 365 Message Encryption Viewer のデモをお見せします。

(Please visit the site to view this video)

 

前回 Asaf Kashi を招いたのは、今年 5 月の情報セキュリティと情報保護に関する更新について取り上げた回 (英語)でした。その際、Asaf から SharePoint および OneDrive for Business にデータ損失防止 (DLP) が追加される予定だという話がありましたが、今回はそのトピックについてさらに掘り下げ、DLP の概要と実際のユーザー エクスペリエンスおよび管理者エクスペリエンスをご覧いただきます。この機能を利用すると、今後公開予定のコンプライアンス センターで一元的にポリシーを定義し、Exchange、SharePoint、OneDrive for Business を制御することができます。つまり、1 か所でコンプライアンス ルールを作成するだけで、そのルールを複数のサービスに適用できるのです。Asaf が所属する情報保護チームでは、現在 SharePoint 向けの DLP を構築中なので、近日公開される機能のプレビューをご紹介します。

また、DLP とは別に、暗号化された Office 365 メールを表示する新機能が先日追加されました。10 月に発表された、Office 365 Message Encryption (OME) で保護されたメールに使用できるワンタイム パスコードです。ワンタイム パスコードを使用すると、暗号化された Office 365 メールを送信する相手が Office 365 または Microsoft アカウントを利用していない場合にも、期限付きのパスコードを提供して、ブラウザーで安全にメールを開いてもらうことができます。また、先ごろワンタイム パスコードの有効期限を 12 時間に延長しました。日々多数の OME メッセージを受信する場合も、12 時間以内であれば毎回パスコードを入力する必要はありません。

今回はさらに、新しい iOS および Android 用 Office 365 Message Encryption Viewer アプリについても取り上げます。これらのアプリを使用することで、暗号化されたメールのやり取りを iOS や Android でも安全に行うことができます。ビデオの 11 分 40 秒の時点から、任意のメール サービス (デモでは Yahoo メール) を使用してメールを受信して Android 用 Office 365 Message Encryption Viewer で暗号化されたメッセージを閲覧する方法のデモをご覧いただけます。iOS および Android 用 Office 365 Message Encryption Viewer は、以下のリンク先にてダウンロード可能です。また、詳細情報についても、こちらからご参照ください。


iPhone Office 365 Message Encryption Viewer のスクリーンショット

 

ぜひビデオをご覧いただき、実際の動作をご確認ください。2014 年中のガレージ シリーズは今回が最後になります。来年も、Office 365 のテクノロジにご興味がある皆様に向けて、マイクロソフトの各担当者からさらに多くの情報を発信していく予定です。

どうぞ良いお年をお迎えください。2015 年にまたお会いしましょう。

Jeremy Chapman

 

参考情報

SharePoint Online、OneDrive for Business、Windows ファイル共有、Office アプリケーションにデータ損失防止 (DLP) を拡張

Google Play ストアで Office 365 Message Encryption Viewer を入手

iTunes で Office 365 Message Encryption Viewer を入手

ガレージ シリーズのビデオ チャンネル (英語)

ガレージ シリーズ第 1 期のブログ記事のアーカイブ (英語)

Twitter で @OfficeGarage をフォローする (英語)

Windows Phoneおよび Windows 8用 Office 365 ガレージ シリーズ アプリ

PowerShell を使ってサービス毎にアクティブ ユーザー数を見てみよう

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今回は、昨年 10 月に新しく追加されたライセンスと利用率を表示するための PowerShell コマンドレットをご紹介します。

組織で導入した Office 365 で、いったいどれくらいのライセンスが消費されどれくらいのユーザーが実際に利用しているのか知りたいと思ったことはありませんか?管理者であれば、PowerShell を実行して概要を取得することができる Get-LicenseVsUsageSummaryReport コマンドレットが用意されています。昨年 10 月に Lync Online の クライアント デバイス レポートを取得するための Get-CsClientDeviceReport コマンドレットなど、いくつかのコマンドレットが追加されていますが、今回利用するものはそのひとつです。

引数の説明などはリファレンス記事を参照いただきたいのですが、Exchange Online に PowerShell で接続した後、「Get-LicenseVsUsageSummaryReport」と引数なしで実行すると、それぞれのサービス (Workload) について有料ライセンス (NonTrialEntitlements)、試用版ライセンス (TrialEntitlements)がどれくらいのユーザーに割り当てられているか、そして実際に利用している (=ログオンして使っている) ユーザーがどれくらいいるかを一目で把握することが可能です。

 

PS C:\> Get-LicenseVsUsageSummaryReport

 

Date               TenantGuid                  Workload NonTrialEntitlements TrialEntitlements ActiveUsers
----               ----------                  -------- -------------------- ----------------- -----------
2014/10/31 0:00:00 16cfc456-281b-49ae-92ce-... EXO      16                   25                3
2014/10/31 0:00:00 16cfc456-281b-49ae-92ce-... LYO      7                    25                0
2014/10/31 0:00:00 16cfc456-281b-49ae-92ce-... SPO      16                   25                2
2014/10/31 0:00:00 16cfc456-281b-49ae-92ce-... Yammer   16                   25                0

 

サービスは Exchange Online (EXO)、Lync Online (LYO)、SharePoint Online (SPO)、Yammer についてアクティブなユーザーがどれくらいいるかを把握できます。

上記の例では、試用版ライセンスは 25 ライセンスがすべてのサービスで、有料版ライセンスは Lync Online 以外は 16 ライセンスが、Lync Online は 7 ライセンスが使用されていることが分かります。ただし、その中で実際にこの期間に利用していたユーザーは Exchange Online が 3 ユーザー、SharePoint Online が 2 ユーザーだけでした。そのため、組織に対して利用促進の施策をどのサービスに行えばいいかが分かりますね。

また、その他にも Office 365 ではいろいろなレポートを PowerShell を介して入手することができます。今回、新しく更新された「Office 365 PowerShell ガイド」に追記されています。

正月休み明けに、ご利用中の Office 365 テナントの現状把握をされてみてはいかがでしょうか。

 

参照

Office Delve にボードを導入 — 新しい方法でドキュメントの整理と共有が可能に

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(この記事は 2015 年 1 月 7 日に Office Blogs に投稿された記事 Introducing boards in Office Delve—a new way to organize and share workの翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

 

Office 365 のビジネス ユーザーの皆様に対して Office Delveの提供が進む中、皆様がこの新しい革新的なエクスペリエンスをどのように利用して、ご自身やチームの業務に関連するコンテンツを見つけ、把握しているのかについて、ご意見をお伺いすることができ、たいへん嬉しく思っています。Delve では、Office 365 上のコンテンツや会話に機械学習を適用するインテリジェントなファブリックである Office Graph が使用されており、ユーザーは適切なドキュメントに再びアクセスしたり、共有された関連性の高いコンテンツを見つけ出したり、興味のあるテーマに関連する情報を検索したりできます。

次のステップとして、Delve に表示されるすべての有用なコンテンツを簡単に整理できるようになりました。今回ご紹介する Delve の新機能「ボード」は、コンテンツを整理するための機能です。これを利用すると、必要なときにすぐにアクセスできる状態になり、他のユーザーとの共有も簡単に行えます。

Delve では、ボードを使用して、関連ドキュメントをグループにまとめ、共有できるようになります。たとえば、ボードを作成して、チームが取り組んでいる特定のプロジェクトに関連するすべてのドキュメントを収集、整理できます。組織内のすべてのユーザーは、既存ボードの表示や編集、新しいボードの作成を行うことができます。ただし、表示したり、開いたりすることができるのは、アクセス権限を付与されたドキュメントのみです。

ボードを活用して Office 365 のさまざまなコンテンツを整理する方法については、以下のビデオをご覧ください。

(Please visit the site to view this video)

 

自分のボードに追加する、新しいボードを見つける

他のユーザーと共同作業を行うと、情報が錯綜してしまいがちです。しかし、心配はありません。ボードを使用すれば、簡単かつ効果的な方法でアイデアやトピックを整理できます。そのためには、[+ Add to board] をクリックし、新しいボード名を入力するか、既存のボードの一覧から選択します。

ドキュメント、サイト、ビデオなど、Delve に表示されるあらゆるカードをボードに追加できます。

 

ボードを使用すると、トピックやプロジェクトに関連するコンテンツを把握できるほか、重要なコンテンツに再びアクセスすることも簡単になります。Delve では、ボードを検索したり、ボードをフォローして最新情報を随時入手したり、他のボードを見つけたりできます。いずれの場合も、個々のコンテンツの保存場所を把握する、あるいは記憶しておく必要はありません。

自分のボードにはいつでもすぐにアクセス可能です。自分のボードに追加したり、新しいボードを見つけたり、ボードをフォローして最新情報を随時入手したりできます。

 

協力して自由にアイデアを収集する

すべてのボードは、それぞれがアイデアや情報をまとめた、ただ 1 つだけのグループであり、他のユーザーが検索および編集することができます。Delve の他のビューと同様に、ボードには閲覧権限を持つコンテンツのみが表示されます。

また、共同作業も簡単になります。ボードの URL を共有するか、ボードから直接 [Send a link] をクリックすると、チームと共同作業を行えます。やがてチームが作業を進め、ドキュメントを更新したときにも、ボードには常に最新の状態が反映されます。

 

今後の予定について

ボードに関する取り組みは、Delve を使用してドキュメントの共同作業を行ったり、新しいコンテンツを見つけたりした際に、情報の整理に役立つ機能を実装したいという思いから始まりました。今後は、Office 365 Video の導入に伴い先日概要が発表された次世代ポータルのビジョンに沿って、[Add to board] 機能をベースとした Office 365 における新しいコンテンツのキュレーションやナレッジ管理などのシナリオを実現できるようになる予定です。

Office 365 チームでは、皆様のご意見をお待ちしております。ぜひ Office 365 コミュニティ ネットワーク (英語)にご参加いただき、また、UserVoice ページ (英語)にフィードバックをお寄せください。

 

よく寄せられる質問

Q. Delve でサポートされ、ボードに使用できるコンテンツの種類を教えてください。

A. Delve では、Office Graph が提供するインサイトに基づいて関連性の高いコンテンツが表示されます。Delve で見つかるコンテンツはすべてボードに追加できます。先行リリースプログラムに参加されている Office 365 ユーザーの皆様への Delve の提供を進めている期間中は、Office Graph に Office 365 全体からのシグナルと、主に OneDrive for Business、SharePoint Online チーム サイト、新しい Office 365 Video ポータルの各コンテンツが取り込まれます。今後数か月の間に、電子メールの添付ファイルや Yammer のソーシャル ニュースフィードといった追加のシグナルおよびコンテンツも取り込まれるようになる予定です。

Q. 私の Office 365 環境では、Delve および新しいボード機能はいつから利用できるようになりますか。

A. Office 365 先行リリースプログラムに参加されているお客様には、Delve が提供される際に、Delve の一部としてボードが提供されます。既に先行リリースに参加されている場合は、今後数日以内に新しいボード機能が表示されます。先行リリースのお客様への提供が完了した後、2015 年初頭までには、対象となるすべての Office 365 ユーザーの皆様に Delve をご利用いただけるようになる見込みです。

Q. 今後、ボードはどのように Office 365 全体に統合される予定ですか。

A.ボードに関する取り組みは Delve を使用して共同作業を行ったり、コンテンツを見つけたりした際に、コンテンツのキュレーションや整理に役立つ機能を実装したいという思いから始まりました。今後は、さらに幅広い種類のコンテンツをサポートすることで Office 365 の他のエクスペリエンスにもボードが統合されるほか、既存の SharePoint のメタデータ管理機能も活用できるようになる予定です。

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